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老朽化で電力供給効率が悪くなる
どんなものでも長く使う方が経済的であることは間違いありません。
家電においても長く使う方が経済的ですが、電化製品は電気というコストを払い続ける道具であるために、老朽化によって電力供給の効率が悪くなってしまうことがあります。
また、新製品では性能の向上が見込めることにも配慮が必要です。
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減価償却年数を考える
新たに電化製品を買う場合に一番に考えてほしいのが、
ということです。
もちろん途中で壊れてしまうこともありえますし、使用見込みが変わってしまうこともあるでしょう。
けれど買う時には、何年使うかを概算し、1年あたりに使う金額で現在使用しているものとも比較していきます。
冷蔵庫や洗濯機
家族が増えたり引っ越したりといったことで段階的に大きくすることもあるでしょう。
パソコン
何年ごとに買い替えたい、もしくは購入のタイミングによっては数年後に子どもに譲ることを考えているなど、買い替えの必要があるのであればその年数で割って計算してみましょう。
一般的な家電の耐用年数
どのような家電も7~8年であることが多いのが現状です。長く使用する場合でも10~15年で買い替えの必要は出てきます。
電気使用量を比較する
先に述べたように、電化製品は機能も向上し、消費電力も削減された新製品が発売されてきます。
長く使うよりも、大幅に機能が向上した場合は買い替えるほうが日々の消費電力というコストが削減されるため結果的に光熱費とトータルコストの節約になります。
消費電力はずっとかかってくる電気代というコストを購入の際にチェックすべきです。最近では年間消費電力量だけでなく、年間にかかる費用も店頭に表示されていますね。
待機電力がかかる冷蔵庫のような家電の場合
年間消費電力量はとても参考になります。
ただし、平均の使用料であるため、
・ 冷蔵庫は弱設定にする
・ 洗濯機はエココースに設定する
・ 掃除機はかける広さ、かける時間
・ アイロンや炊飯器は使う頻度や保温の時間
といったように、家電の使用設定によっても変わってきます。
また、たくさんの家電を家に置く場合や、自宅のアンペアを節約設定している場合は特に最大時の消費電力のチェックも大切です。
消耗品をチェックする
意外と盲点になりがちなのが、付属の消耗品のコストです。
・ 洗濯機の糸くずフィルター
・ 空気清浄機のフィルター
・ プリンターのインク
など、後になって他の製品の方が、消耗品のコストが安く結果的にトータルコストが変わってくることもあります。
電池式のものは電池の使用量やメンテナンスにかかる費用もチェックするとよいでしょう。ここでも、使用年数の目安が役立ちます。
1年にかかるコストの計算式
家電の価格 ÷(使用年数 + 年間消費電力 + 年間の消耗品価格)
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新しく家電を購入する場合
現在使用の家電の価格 ÷(使用年数 + 現在の年間消費電力 + 年間の消耗品価格)
新規で購入する家電の価格 ÷(使用予定年数 + 年間消費電力 + 年間の消耗品価格)
を比較してみるとより正確な比較が可能です。
※ 現在の年間消費電力はカタログやメーカーHPでおよそ調べられます。
壊れる前に購入の計画を立てよう
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家電は大きな買い物ではあるので、故障や転居が主な買い替えのきっかけとなります。また新機種や新デザインの発売によって買い替えることもあるでしょう。
しかし何のきっかけがなくとも一度手持ちの家電と最新の家電を比較し、省エネ・節約になる場合は家電製品の買い替えを考えることで、電気代などを含めたトータルコストを削減できる場合もあります。
家電製品はおおよそ10年で性能が良くなっている場合が多い
いつかは買い替えをしなくてはならなくなるものですので、壊れて慌てて購入するより、事前にリサーチし省エネの性能と比較しつつ買い替えを計画しておく方がお得に購入できるという面もあります。
販売店の決算の時期や新機種への切り替え時期に大幅に安くなることがあるので、10年を過ぎていつ調子が悪くなってもおかしくない家電をお持ちの場合は、チェックを怠らないことがコスト削減のポイントになります。
省エネ家電では製品自体の価格が高いこともありますが、1つの家電でも買い替えで年間1万円近い電気代が削減できる場合もあります。(執筆者:小柳 結生)