家計簿というと本屋で購入するか家計簿アプリを使うのが一般的ですが、100均の家計簿も侮れません!
数年前にちらっと見たときは、安いだけあって中身があまり充実していませんでしたが、最近は本屋で売られている家計簿に負けないくらいクオリティが高くなっているんです。
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今回はダイソーで販売されている3冊の家計簿をご紹介します。
目次
1.節約術家計簿
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1月1日から1年間、毎日記入できるオーソドックスな家計簿です。
食費、日用品、被服など費目にそって書いていくだけなので、簡単につけることができます。
週間合計や予算の残りを記入する欄もあり、使った金額と節約できた金額が一目瞭然で、赤字や黒字の把握が楽です。
月初めに、今月の収入と決まって出ていくお金(家賃や光熱費)を書き込み、今月使えるお金を算出する欄があるなど、書き込む内容が多くて充実しています。
また、光熱費や食費の節約アイディアや節約アドバイザー・和田由貴さんのお役立ちコラムも掲載されており、読みごたえがあります。
ベーシックな家計簿が好きという方におすすめの家計簿です。(年間決算表、年間貯蓄額、ローン・保険の記録、ボーナス・臨時収入の記録、医療費、クレジットカード、底値の記録ページがあります。)
2.レシートが貼れる家計簿
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レシートを貼るスペースがある家計簿
で、週ごとに使ったお金を書き込んでいく仕様になっています。
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毎週、費目ごとに支出の合計を出す欄があり、月や年間の支出が簡単に計算できます。
年間支払い計画、我が家のライフプラン、支出のチェックグラフ、クレジットカードの記録など、使える書き込みページが充実しています。
こちらはファイナンシャルプランナー・豊田眞弓さんのマネーコラムや、家事のコツなどが掲載されており、読み物としても楽しめます。
巻末にはレシートがしまえるレシート袋がついていて、レシートで支出を管理するのが向いている方にぴったりです。
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3.家計ノート
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3冊の中で一番シンプルな家計簿で、費目ごとに毎月の支出を書き込むタイプです。
費目を自由に設定できるので、自分のライフスタイルや家族構成に合わせて好きなように使うことができます。
毎月の収入と決まって出ていくお金を書き込んで、今月使えるお金を計算するスペースがあるため、使い過ぎを防ぐことができる工夫がされています。
年間決算表、ボーナスや臨時収入、医療費、おつきあいの記録など、かゆいところに手が届くページが満載です。
このタイプの家計簿は、毎日つけるのがしんどい、できるだけ楽に続けたいという方に向いています。
他にも、ファイナンシャルプランナー・ゆりもとひろみさんの「賢いお金の使い方」や家事のコツなど暮らしに役立つ情報がたくさん掲載されていました。
3冊に共通するスゴイところ
すべての家計簿とも96ページあり、100円にしてはボリュームがあります。
裏表紙には日本製と書かれており、紙質もしっかりしていました。
表紙は写真の通りフルカラーでおしゃれですし、中身は黒とオレンジ、またはマゼンタの2色カラー印刷で見やすいです。
3冊ともタイプが異なる家計簿なので、自分の好みに合ったものを選べます。
使った金額だけ書いて終わりという内容ではなく、月ごとに使えるお金や年間の支出と貯蓄額を把握できる仕組みなっているので、書き込むだけでお金の使い方を見直すことができます。
筆者は毎年本屋で家計簿を購入していますが、100円でここまで使える家計簿が手に入るなんて、驚きです。
本屋で数百円で売られていてもおかしくないクオリティと言えます。
自分にぴったりの家計簿を見つけよう
今回はダイソーの家計簿についてご紹介しました。
100円とは思えないほど内容が充実しており、自分の好きなタイプを選ぶことができるのが魅力的です。
家計簿は毎年本屋で購入しているという方も、来年は100均の家計簿を使ってみませんか?(執筆者:垣内 結以)