生活費の中で減らしたいもの……
といえば、ついつい買いすぎてしまう食材費。
スーパーへ行って安い食材を見つけると「お得!」と思ってまとめ買いしちゃうこと、よくありませんか?
旬の食材などは美味しいし、安く多く手に入れることができるので、一度に大量に買ってしまいがちです。
でも、たくさん買ったものの、毎日忙しくて使いきれずに腐らせて廃棄してしまうことも。
そんなときはジップロックを使って「冷凍保存」を。
欲しい時に欲しい分だけ使えるよう、使いやすく冷凍しておきましょう。
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目次
どんなものが冷凍できるの?
冷凍すると食感や味が変わってしまうものもありますが、意外と何でも冷凍OK。
そのまま冷凍できるものはもちろん、茹でたり下味をつけたりして保存しておきます。
ネギや人参などは、小さく切ってそのまま冷凍しても使いやすいですが、水分の多いものは、そのまま冷凍してしまうと水分が抜けて、中身がスカスカになってしまい、食感や味が変わってしまいます。
食材によって数種類の下ごしらえをし、冷凍しておくのは、かなりの上級テクニックです!
ジップロック フリーザーバッグ(冷凍用)
ここで使用するのは、袋タイプの「ジップロック」。
ジップロックには「冷蔵用」と「冷凍用(フリーザーバッグ)」があり、冷凍に使う場合は「冷凍用」を使います。
「冷蔵用」で冷凍してしまうと、袋が破損したり美味しさが逃げてしまったりするため、冷凍の際は必ず「冷凍用(フリーザーバッグ)」を使用してくださいね。
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特に傷みやすい「しめじ・えのき」などのキノコ類は、ほぐしてそのままジップロックに入れ、冷凍しておけばすぐに使えて便利。
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私は元々、家事や食事作りがとっても苦手です。
最近こそあまり食材ロスをしなくなりましたが、以前は食材に申し訳ないほどたくさんの食材をダメにし、廃棄していました。
「超」面倒くさがりの私は、買ってきた「しめじ」と「えのき」の根元を切り、簡単にほぐしてから写真のようにガサッとジップロックに詰めて冷凍しています。
こんな雑な入れ方でも、すぐ使うことができるので、やっぱり便利で使いやすいなと感じています。
ジップロックはとても重宝するので、我が家には無くてはならないアイテムです。
大根はおろして「大根おろし」で冷凍、ネギは切ってそのままジップロックに入れて冷凍、ほうれん草はゆでてしっかり水気を切ってから冷凍します。
ほうれん草の場合は、茹でずにそのまま冷凍するとパリパリになり、葉の部分は粉々になります。
離乳食期の赤ちゃんがいるご家庭なら、粉々にしたほうが使いやすい場合も。
冷凍だけではなく、何かに「漬けて」冷蔵保存も
にんにくは「にんにく醤油」として保存
にんにくは、ひとつずつに小分けしてそのまま冷凍しても良いですが、綺麗に煮沸消毒したビンに入れ、浸かるくらいまで醤油をいれれば美味しい「にんにく醤油」として保存できます。
醤油はもちろんそのまま使えますし、醤油味のにんにくも美味しく使えます。
おすすめしたいのは、「素材の味にこだわる」こと。
にんにくは国産の良いものを使うと味も香りもとても爽やかですし、醤油も少しこだわったものを選ぶのがおすすめです。
この2つが組み合わさった「にんにく醤油」は味も香りも最高!
何に使っても、料理がワンランクアップします。
レモンは「塩レモン」、「はちみつレモン」がオススメ
レモンも、ビンに塩と一緒に保存して「塩レモン」に。
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唐揚げを作る際の下味として使うと、爽やかな味わいでとっても美味しいですよ。
はちみつに漬けて「はちみつレモン」にすれば、お湯や炭酸水で割ってドリンクにもOK。
ただし、1歳未満の赤ちゃんは、ボツリヌス菌による感染症にかかる可能性があるので、はちみつはNGです。
保存は耐熱のガラス瓶が便利
保存容器は何でもOKですが、煮沸消毒できる耐熱のガラス瓶がおすすめ。
我が家は「アヲハタジャム」の小さな空き瓶がジャストサイズ。
パンにジャムをつけて食べるなら、わざわざ保存瓶を買わなくていいし、瓶のサイズも小さいので、鍋に入れやすく煮沸消毒も簡単。
冷蔵庫に入れても邪魔にならないので、便利です。
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「すぐに使う用」と「保存用」に分け、バリエーション豊かに
最近はネットでも、とてもたくさんの冷凍・瓶詰めなどの保存方法を見つけられます。
「えっ!?こんなものまで冷凍保存できるの!?」と驚いてしまうかも。
そもそも「大量に買ったものを小分け保存するという手間が、面倒に感じてしまう…」ということもあるとは思います。
でも、本当に使い心地がよくて、便利に使える場合は、「面倒くささ」よりも「快適感」の方が勝り、習慣付いてきます。
「この料理に少し緑が欲しい…」という場合も、食材を冷凍していれば、サッと使えて栄養もプラスできます。
彩り豊かな食卓を目指すなら、「冷凍保存」は必要不可欠!
たくさん買い物をしたときは、積極的に一部を「保存用」に回し、便利にムダなく効率的に食材を使いきりましょう。(執筆者:河野 友里)