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遠のく銀行
頑張って貯金しても金利は雀の涙ほど。
にもかかわらず今年に入ってからは、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行が両替手数料を値上げ、地方銀行では伊予銀行、岩手銀行、北日本銀行が振込手数料を値上げしました。
銀行との距離は遠のくばかりなり…という気にもなりますが、銀行は利用しないわけにもいきません。
こんな時だからこそ、使い勝手の良いイオン銀行についてご紹介します。
メリット1：入出金は365日24時間無料
イオン銀行とは、文字通りスーパーやショッピングモールでお馴染みのイオンの銀行です。
イオンにお買い物ついでに、店内に設置されているATMで入出金をすることができます。
わざわざ銀行に行く必要がありません。
店舗で直接相談したいという場合にも、一部店舗を除き、年中無休の夜9時まで営業です。
しかもイオンの営業時間内ならATMの手数料は、夜遅くても、土曜、日曜、祝日であろうといつでも無料です。
イオン銀行ATMはイオンだけに限らず、ダイエー、マックスバリュー、ミニストップなど全国に6000台以上あります。
イオンを利用しない人でも無料で利用できます
・ ゆうちょ銀行のATM（全国に約27,300台）… 平日は8時45分～18時、土曜なら9時～14時まで
・ みずほ銀行・三菱USJ銀行… 平日8時45分～18時まで
お金が必要になる明日に備えて前もって準備しておくと、暮らしに時間的な余裕が生まれます。
さらに、給与の振込口座とは別に今月使う生活費だけをイオン銀行に入金しておくと、簡単な家計管理の方法にもなりおすすめです。
メリット2：入出金振込、無料 金利もオトクなステージUP作戦
2018年4月より、イオン銀行は「イオン銀行Myステージ」を採用しています。
これは、対象となる取引の利用状況により自動的に「イオン銀行スコア」が貯まり、決定したステージごとに特典を受けられるサービスです。
ステージは4つ「ブロンズ」、「シルバー」、「ゴールド」、「プラチナ」に設定されており、「プラチナ」になると
・他行ATM入出金利用手数料 無料回数月5回
・他行宛振込手数料 無料回数月5回
・普通預金適用金利（2018年7月以降適用予定）年0.12％（税引後年0.095％）
いまや普通預金の金利は、ゆうちょ銀行では0.001%というご時世です。
それが120倍。
微々たる利息といっても、出し入れ自由の普通預金なのですから、これは使わなくては損ではありませんか。
しかしながら、これは「プラチナ」であるが故です。
その恩恵にあずかろうとするなら150点以上のスコアが必要になります。
「プラチナ」は難しくても、「ゴールド」なら狙える
イオンカードセレクトに加入すればそう難しくはありません。
例えば…
・ イオンカードセレクトの契約【月末時点】 10点
・ イオンカード利用代金の引落し【月間実績】 2万円～4万円未満 20点
・ WAONのご利用金額【月間実績】 2万円～3万円未満 30点
・ WAONオートチャージのご利用【月間実績】 10点
・ インターネットバンキングのご登録【月末時点】 30点
これで合計100点です。
イオンカードセレクトを作る↓
イオン利用者は持っておきたい：イオンカード(WAON一体型)
「イオンでそんなに使えない～」というあなたも大丈夫です
WAONでの買い物にしても、イオンカードの決済にしても買い物はイオンに限定しません。
取り扱い店舗はさまざまなところにあります。
また、イオンカードセレクトをオートチャージしておけば、通常のWAON利用では200円の利用で1WAONしかつかないところ、オートチャージでも200円につき1WAONポイントされるという二重取りのメリットもありますよ。
メリット3：貯めるくらしへ、金利も嬉しい「積立式定期預金」
普通預金だけでなく、定期預金を1000万円以上しても金利は厳しいです。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行では軒並み0.01％という寂しい数字が並びます。
ところがイオン銀行の積立定期預金は、年0.15％（税引き前2018年6月10日現在）です。
出し入れ自由のイオンの普通預金と比べれば0.05％高いだけではありますが、貯める体制に家計を持っていくために効果的です。
預入れ金額は、月5,000円から1,000円単位で設定することができます。
積立期間は半年から。年6回まで増額することも可能です。
何より、元本保証です。
貯金すると家計が成り立つか不安な方でも、貯める暮らしに慣れていくために「積立式定期預金」はじめてみませんか。
暮らしの身近にあるイオン、銀行もなかなかお得です
超低金利時代、増やすことが難しいですよね。
せめて自分のおカネを自分で減らさないように。
知恵と工夫でやりくりしていきましょう。（執筆者：吉田 りょう）
