エアコンを使うと涼しく過ごせる反面、どうしても電気代が高くなってしまいます。
できるだけエアコンに頼らず過ごすための、ちょっとしたアイデアをお伝えします。
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目次
扇風機の電気代はエアコンの10分の1
エアコンを使うとどうしても電気代が気になりますし、場合によっては冷えすぎてしまうこともあります。
しかし、扇風機なら電気代も安く、長い時間じかに風に当たり続けなければ「寒すぎる」ということにもなりません。
エアコンと扇風機の電気代は、比較するとなんと10~15倍も差があります。
エアコンを1日8時間程度使用すると、毎日使ったときの電気代は1か月で約2,000円~3,000円かかるのに対し、扇風機は250円程度。
エアコンは型が古いと消費電力も高くなりますし、使用環境によってもたくさんの電気を消費します。
そのため、もっと大きな差がでる可能性もあるのです。扇風機を上手に使って涼を得たいですよね。
アロマ効果で涼しさ倍増
扇風機で涼しく過ごすため、皆さんにぜひ使ってほしいのがミント系の精油です。
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ペパーミント、スイートミント、スペアミント、ミント系ならどれでも大丈夫ですし、北海道のお土産品として有名なハッカ油も使えます。
細長い布を何本か用意して、扇風機のガードの前の部分に紐の端を結びつけます。
怪我をしないように、扇風機は必ず止めた状態で結びましょう。
そして、紐にミントの精油やハッカ油を数滴垂らし、スイッチオン。
扇風機が回ると、ミントやハッカの涼やかな香りが風に乗って広がり、香りだけでなく実際に涼しさを体で感じられます。
これは、ミントやハッカに含まれるメントール成分によるもの。
メントールは体に触れると冷感を感じさせる物質です。
特に目や鼻腔に触れたときに強く涼しさを感じますが、腕や脚など、体中でメントールによる涼しさを感じることができます。
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香りが弱くなったと感じたら、扇風機を止めて布にオイルを追加しましょう。
ハッカ油はお風呂のお湯に垂らし、ハッカ湯として入浴するのもおすすめです。
入浴中はさわやかな香りを楽しめますし、入浴後は肌がスースーして気持ちよいですよ。
氷入り冷水で涼しい空気を送る
精油がなくても、扇風機で涼しくなることは可能です。
大きな鍋やたらいに、たっぷりの氷水を作って扇風機の前に置き、扇風機を回しましょう。
すると氷が解けて蒸発するときの冷たい空気が扇風機の風によって部屋中に送られます。
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即席クーラーの出来上がりです。
氷が全て溶けてしまったら、氷を追加しても良いですし、溶けた水を庭に撒いて打ち水をすると、庭の空気もひんやりします。
打ち水をするだけで2℃温度が下がったという報告もありますので、そのままシンクやお風呂場に流してしまわず、有効活用したいですね!
エアコンを使わなくても、ちょっとしたアイデアで驚くほど涼しく過ごせます。エアコンをオフにしたまま、さわやかに夏を過ごしましょう。(執筆者:草間 綾子)