暑い夏、冷蔵庫が大活躍する季節です。
入れる物が多くなると、探すのも一苦労ですよね。
100均グッズは、冷蔵庫収納にも大変便利です。
が、筆者には正解! だったものがある反面、これはイマイチ…という経験も。
冷蔵庫の「使いにくい」を解消するポイントをご紹介します。
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目次
冷蔵室 : 迷子をなくす収納ケース
冷蔵庫収納の一番のポイントは、保管場所が一目でわかるようにまとめることです。
多くの100均で販売されている収納ケースが、便利です。
使いやすい用途ごと、例えば「ストック用」、「朝食用」、「よく使うもの」などというように入れさえすれば、ざっくり入っていてもOK、簡単に片付きます。
ケースを引き出すだけで中身は一目瞭然ですから、賞味期限切れや重なって購入するムダ対策にもなります。
また、手早く取り出せるため、節電にもつながります。
100均には、サイズも色もさまざまなものが販売されています。
しかし購入時に注意するポイントが一つあります。
それは、側面がメッシュになっているものを選ぶこと。
冷蔵庫は、冷気を循環させて冷やしています。
そのため、食材の間にすき間を作って冷気の流れをよくすることが大切です。
ダイソーには、前面以外の3面はメッシュになっているものがありました。
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中の雑多なものが目立たなくなり、おススメですよ。
そして、冷気の吹き出し口を防がないように置き場所にも注意しましょう。
冷気が循環しないと冷えにくくなるだけでなく、冷やすためにより電気を使うことになります。
関連記事:【100均 VS 無印良品】ソックリ商品を徹底比較!(ステンレス ワイヤークリップ編) 両方を長年使い続けてきた筆者がジャッジ
ドアポケット : 利用本数に合ったチューブホルダー
冷蔵庫の広いスペースにあって、ワサビやからしなどのチューブは小さく見失うことも度々です。
下のようなドアポケットに引っ掛ける収納グッズは、以前より多くの100均ショップにありました。
しかしこのグッズ、買ったものの筆者にとってはあまり使い勝手がよいとはいえませんでした。
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まず、それほどチューブの数がない、1個保存するだけではかえって目ざわりになることも。
また、場所によっては棚とぶつかってしまい、ドアがきちんとしまらなくなる場合があります。
そこでおすすめしたいのは、洗濯バサミのように挟んで引っ掛けるタイプのもの。
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セリアでは3個入って108円(税込み)です。
今手持ちのチューブにあわせて、1個単位で増減可能です。
また個別に引っ掛けられるため、ドアの閉まり具合を確認しながら使いやすい場所に保存することができます。
さらに挟んでひっかけるという特徴をいかして、衛生面が気になる乾燥必須のゴム手袋やたわしの保管にも、水回りでも活躍します。(ちなみにチューブホルダーはリップなど化粧小物を入れるのに、ばっちりなサイズでした)
ドアポケット : 自立するマヨネーズスタンド
多くのご家庭ではマヨネーズやケチャップは、ドアポケットが定位置ではないでしょうか。
しかし、倒れやすく収納しにくい商品です。
100均ではプラスチック製の商品が販売されていますが、筆者にとっては満足といえません。
というのもマヨネーズやケチャップは柔らかいチューブでできているため、少量になると空きスペースがもったいない、気がするのです。
そこで、100均で販売しているクリアファイルで手作りしてみました。
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1/3程度の大きさにカットして丸めてホチキス止めするだけ。
柔らいのにいくつか連結することで自立、倒れません。
また、クリアなタイプを選べば色柄が邪魔にならないうえ、形が変化するため、空きスペースに瓶が細いオイスターソースや豆板醤などを入れることができます。
野菜室 : 上から見える立てる収納
野菜にはさまざまな形がありますが、とりわけ収納しにくいのが細長いもの。
人参、きゅうり、インゲン、大根、アスパラ、ネギなど細長い野菜は意外に多く、青菜類は葉先を上にして立てて保存するのが長持ちの秘訣ともいわれています。
ましてや野菜室は一番下方にあることが多く腰をかがめた姿勢、上から眺めて見える収納にすることが大切です。
収納用には細長いケースに仕切りを入れるものなどが販売されていますが、実は筆者はジュースやビールなどを保存する缶ストッカーを利用中。
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それぼど多くの缶を在庫しない我が家では、缶ストッカーが場所をとっていました。
野菜室で使ってみると、奥行のサイズがピッタリ。野菜は直立し、迷子になりません。
使いかけの野菜を入れる小さめのケースとともに、立てる収納グッズは野菜室の必須アイテムです。
毎日使う冷蔵庫、清潔に使いやすくするためにいろいろ試してみてください。
〇〇用と銘打った商品を利用するのも一つですが、目的に応じて工夫してみると使いにくさがどこにあるかが理解でき、便利に使い勝手がよくなると思います。(執筆者:吉田 りょう)