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共働き夫婦100組に聞きました
稼ぎ頭が2人いるからといって、浪費していては貯金にまわらなくなってしまいます。
ただ、切り詰め過ぎた生活をしていても「なんのために働いているんだか…」とむなしくなってしまうものです。
そこで今回、筆者が独自に共働き夫婦100組に趣味に関するアンケートを実施しました。
どんな趣味があるのか、配偶者には趣味でどの程度の金額を使っても良いと考えているのか大公開しちゃいます。
「趣味がある」と答えた人は全体の約半数
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勤勉だといわれる日本人。
夫婦共働きで十分に収入があっても、そもそも趣味がないという人が多かったのです。
趣味があるかないかの質問では「趣味がある」という回答が52%。
趣味にお金を使う以前に、無趣味な人が半数も存在していました。
さらに、趣味があると回答した中でも、「趣味があるけれど時間がない」と答えている方が80%でした。
つまり、趣味はあっても満足にする時間がないのですね。
せっかくなら、一度きりの人生やりたいことは元気なうちに、満足できるまでやりたいものです。
趣味に使うのは「月2万円まで」が正解!
さて、本題の趣味に使うお金の話ですが、男女で同じ程度の割合で各金額が推移しました。
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・ 5,000円以下… 21%
・ 5,000円以上1万円以下… 35%
・ 1万円以上2万円以下… 28%
・ 2万円以上3万円以下… 7%
・ 3万円以上5万円以下… 7%
・ 5万円以上… 2%
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・ 5,000円以下… 30%
・ 5,000円以上1万円以下… 22%
・ 1万円以上2万円以下… 38%
・ 2万円以上3万円以下… 6%
・ 3万円以上5万円以下… 3%
・ 5万円以上… 1%
趣味で使うお金について、2万円以下が男女ともに8割以上を占めたのです。
もちろん、年収や家族状況によって金銭感覚にズレはあると思いますが、多くのご家庭で趣味は月2万円以内で楽しんでもらいたいと考えていることがわかりました。
金額よりも「理由」に男女で大きなズレが存在した
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面白かったのが、趣味として使って良い金額そのものではなく、男性の「使いたい理由」と女性の「使っても良いかな…と許せる理由」です。
男女で温度差があったので、少し紹介します。
1万くらいでやりくりしていますが、本当はもうちょっとあればいいな…なんて思います」(30代男性・公務員)
限られたお金の中で、自分の趣味に使っているという男性。
欲しいものはたくさんあるし、その欲しいものを買えばより趣味が充実しそうだけど…と考えているようです。
でも、本当は有料オプションで参加できる限定のプログラムとかもやりたいと思っています。
嫁さんに相談したら却下だったので今は諦めていますが、本当はやりたい気持ちでいっぱいです」(20代男性・自営業)
会費がかかっているものは、支出が決められてしまいますね。
さらにそこからウエアやシューズを購入したり、有料のプランを加えたりするともう1万、それ以上…と必要になってくることでしょう。
女性の意見は視点がちょっと違いました
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脱毛が趣味かと聞かれれば微妙ですが、お金がかかっているのは事実なので…。
月1万ちょっとくらいは自分のことに使ってしまっているので、旦那にも同じくらいは好きなことに使って良いよと言っています」(30代女性・会社員)
自分が使っている金額ベースでご主人の趣味のお金も考える…合理的というか、対等というか…。
都度支払いよりも豊富なデザインから選べて、価格も一律。結果的にお得なのでそれで月1万円近くかかってはいますが、欠かせません。
旦那にも好きなことにお金を使って欲しいので、お小遣いに1万円上乗せして渡しています」(20代女性・会社員)
女性に目立ったのが、「自分がこのくらい使っているから、旦那もこのくらい使っていいよ」という理由でした。
一方に金銭的な偏りが生じることを避けていることがうかがえますね。
どこまでを趣味をとらえるかでも、金額感は変わってきますが、「自分がしたいことをすること」を趣味と捉えている人が多いこともわかる結果となりました。
もしかしたら夫婦で一度話し合いの場を持てば、趣味のお金として少しお小遣いが増えるかもしれません。(執筆者:三浦 希枝)