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ANGELBE(アンジェルブ)とは、JR大阪駅と三宮駅構内にある、女性専用の有料パウダールーム。
2006年12月にJR西日本の社内ベンチャー制度によって立ち上がったそうです。
体験してきました。
目次
ANGELBE(アンジェルブ)でできること
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まず、基礎情報です。
(ちなみに三ノ宮店は、平日11:00 ~ 21:00、土・日・祝日9:00 ~ 21:00)
●利用料金:300円/1時間(延長も300円/1時間)
下記のように料金が高い時間帯があるので注意
※大阪店:16:30~21:00は300円/30分(延長も300円/30分)
三ノ宮店:17:00~21:00は400円/1時間 (延長も400円/1時間)
●使えるもの:パウダールーム・フィッティングルーム・女性専用トイレ・洗面台・喫煙室
●使用料の範囲でレンタルできるもの:
化粧品・ヘアアイロンなどヘアケア家電、リフレ家電、エステ系の美容家電・爪切りや鏡あなどの小物、携帯&スマホの充電器
●その他、有料でのオプション
・ヘアアレンジ・ヘアセットや着付け(要予約)
・着物や浴衣などのレンタル(要予約)
・コーヒー
・ストッキング
大阪店が6:30から開いているのはありがたいですね。
朝活にヨガやジョギングなどをして、着替えて化粧して出勤…という感じでも使えそうです。
また、普通は予約ができないのですが、JR高速バス乗車券とセットにすると予約OKになるのだそうです。(大阪店のみ)
夜行バスで早朝に到着した際、一旦落ち着く場所としての利用はとてもいいと思いました。
実際に使ってみました。
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受付でまず
と訊かれます。
フィッティングルームは使用せず、美容家電の「低周波治療器 ネックリフレ」(市場価格:3,000円程度)と「まつげくるん」(同:4,000円程度)とコスメを借りてみました。
ちなみにフィッティングブースは最長30分までと使用時間に制限があります。
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美容家電の使用感
「ネックリフレ」は、筆者には今ひとつでした。
まず、長年使われているのか、かなりの経年劣化感がありました。
製品自体は、電流の強弱は変えられるのですが「ちょうど気持ちいい」ところを見つけられず。
痛い思いだけして返却しました。
逆に「まつげくるん」は、不器用な筆者でも上手にカールすることができました。
ビューラーだとまつげが折れてしまうことがあるのですが、自然なカールができたので欲しくなりました。
家電をじっくり試してみることができるのはいいですね。
コスメに関して
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WEBサイトには「資生堂の化粧品がお試しいただけます」とありましたが、筆者が行ったときはMUJIの化粧品でした。
コスパの良いMUJIの化粧品より、ラグジュアリー感のある資生堂商品が良かったなぁ…と若干残念な気持ちに。
一応いろいろ借りて試してみました。
パウダーブースに関して
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座席はブース状に仕切られたものが20席ほどと、その他三面鏡席や大きな鏡の前の席がありました。
座席は空いているところに好きに座れます。
ブース毎に鍵付きの収納スペースがあり、離席するときにも盗難の心配がありません。
店内は女子が好きそうなインテリアでカワイイ感じでしたが、よく見るとは経年による使用感が拭えない感じでした。
平日の15時頃でしたが、半分くらいの席が埋まっていました。
1時間まるまる滞在している人は少なめで、化粧が終われば時間が来ていなくても出ていく人が多い印象でした。
こんな人たちがいました。
客層は、筆者が行ったときは20代~30代前半くらいの方が多いように思いました。時間帯によって違うかもしれません。
パウダールームなのでさすがに身だしなみに対して意識の高い方が多く、「きれいなお姉さん」という雰囲気の方ばかりで、いかにも「おばさん」という方は一人もいませんでした。
友達ときゃあきゃあした感じで利用している人もいませんでした。落ち着いて穏やかに自分の時間を過ごせる空間で、良かったです。
あるお姉さんは、デートの前でしょうか、ずっと髪の毛を巻いていました。
ヘアスプレーなどのスタイリング剤も借りられるのでバッチリです。
旅行中なのか、スーツケースをガバッと開けて中身を取り出している方も。
周囲を気にせず、モノをとり出したり整理したりできるのはいいと思いました。
筆者の利用中もかなりの方が入室して来られていましたが、受付で「ご利用ははじめてですか?」と訊かれる際に、「いいえ」の方が多く、リピーターが結構いるのかなという様子でした。
まとめ
夕方にデートがあるからといって、ヘアアイロンを1日持って歩くのは大変なので、そんな方におすすめな場所だと思いました。
などの需要もあると思います。
「商品」ではなく「サービス」を買う時、その人のお金に対する価値観が透けて見える気がします。
早朝や特別な日でなければ、「化粧すること」に300円もかけずに、駅やデパートのトイレでも十分ではないかな…と思った筆者。
自分のことを渋ちん(ケチ)だなと思います。(執筆者:那波 りよ)