この記事の最新更新日:2020年9月11日
ゴールドカードは、補償などの特典が手厚く、魅力的なサービスが充実しています。
と思っていませんか。
そんな方におすすめの年会費無料のゴールドカードがあるんです。
イオンのゴールドカードです。
今回はその魅力的な特典と入手方法についてメリット・デメリットも合わせて徹底解説したいと思います。

目次
イオンゴールドカードとは?

まず、イオンゴールドカードには、どのような特徴があるのでしょうか?
1. 年会費が無料、年間利用額などの条件なし
1つめのポイントは、先ほども述べた年会費が無料であるということです。
一般的にゴールドカードを持とうと思えば、年会費が数千円、高いものでは1万円以上かかります。
また、年間一定額以上の利用が必要、などの条件がある場合もあります。
しかし、イオンのゴールドカードは、入会金も年会費も一切無料ですし、年間利用額などの条件もありません。
また、初年度だけでなく、2年目以降も年会費は無料です。
2. 招待制のカードである
2つめのポイントは、自分からは申込みできない招待制であるということです。
一般的に、ゴールドカードを手に入れたい場合は、申し込みをして審査に通るなら利用できるようになります。
しかし、イオンでは一定の条件を満たした人にのみ招待がくる「インビテーション制」なのです。

つまり、誰でも希望すれば申し込めるというわけではなく、「イオンのお得意様」にならないといけないのですね。
それだからこそ、無料になるのだともいえます。
取得条件については後ほどご紹介します。
そのようなわけで、イオンのゴールドカードは、「ゴールドカードを持ちたいけど年会費が高い」と思っている方はもちろん、イオンやマックスバリュでよく買い物する方におすすめです。
また、国内外の旅行の保険が充実しているので、旅行によく行く方にもぜひおすすめしたいカードです。
ゴールドカードの対象の券種
ゴールドカードを手に入れるためには、まずイオンのクレジットカードを作る必要があります。
イオンマークのカードはたくさん種類がありますが、イオンゴールドカードにランクアップ可能なカードは次の3つです。
「イオンカードセレクト」について

イオン銀行のキャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが1枚になったカードです。
イオン銀行の口座をお持ちでない方は、クレジットカードの申し込みと同時に口座開設も行うことができます。
イオンカードセレクトは、いろいろとメリットがあります。
その一つは、セレクトでのみ、電子マネーWAONの利用ポイントに加えオートチャージでもポイントが付くということです。
例えば、5,000円をWAONにオートチャージして利用すると、最終的につくポイントは、
・イオンカードの場合 →25ポイント
と、2倍の差が出るのです。
イオン銀行は、
ですので、この機会にイオン銀行を開設するのもおすすめです。
イオン銀行の開設が必要でない方は、「イオンカード」や「イオンカード(WAON一体型)」のカードでもよいでしょう。
国際ブランドは、VISAかMastercardまたはJCBから選べます。
後で説明しますが、特にこだわりのない方は、MastercardまたJCBにしておくなら、ゴールドカードに切り替えたときに余分の手続きがいりません。
また、ディズニー好きな方のためにディズニーデザインのゴールドカードもあります。
ディズニーデザインのゴールドカードが欲しい方は、最初の申し込み時に、ディズニーイオンカード(JCBのみ)を申し込む必要があります。
後からディズニーデザインに変更はできません。
ゴールドカードの発行対象になっているのは、ミッキーマウスとトイ・ストーリーデザインのものです。
残念ながら、ミニオンのデザインはイオンカードのみで、ゴールドカードは発行されていませんので注意してください。
まずは、イオンカードセレクトを作りましょう。
イオン利用者は持っておきたい:イオンカード(WAON一体型)
イオンカードの特典
魅力満載の特典についてご紹介したいと思います。
イオンカードそのものにもおトクな特典がたくさんついています。
1. 毎月20日・30日は「お客さま感謝デー」。お買い物が5%OFF!
全国のイオンやビブレ、マックスバリュ、メガマート、イオンスーパーセンターなどでのお買物代金が5%OFFになります。
2. 毎月15日は、55歳以上の方にうれしい「G.G感謝デー」
こちらは55歳以上の会員の方に限定されますが、全国のイオン、マックスバリュ、メガマート、イオンスーパーセンター、ザ・ビッグなどの店舗でのお買い物が、5%OFFになります。
3. イオンでの利用でいつでもポイント2倍!
全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなど、イオングループの対象店舗でのお買い物は、いつでもポイントが基本の2倍つきます。
つまり、200円で1ポイントのところが2ポイントつき、実質還元率1%になります。
4. イオンシネマの映画料金が割引価格になる!

・イオンカードのクレジット払いでチケットを購入すると、300円OFF
通常大人1,800円のところをいつでも1,500円で購入できます。
1枚のカードで2枚まで可能です。
・毎月20日・30日のお客さま感謝デーにチケット購入時にイオンカードを提示すれば、映画料金が1,100円
イオンカード1枚につきチケット1枚だけですが、毎月20日・30日に、感謝デー当日の鑑賞分が、1,100円で購入できます。
5. 家族カードやETCカードの年会費や発行手数料も無料!
家族カードは配偶者や親また子供(高校生除く18歳以上)の方なら、3枚まで無料で発行してもらえます。
家族カードも、本人カードと同様の特典がついているのはうれしいですね。
その他にも、飲食店やレジャー施設などの優待、ショッピング保険などもついています。
以上のようなもともとのイオンカードの特典に加えて、ゴールドカードの特典にはこのようなものがあります。
イオンカードの特典に加えて、ゴールドカードの特典にはこのようなものがあります。
・海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
・国内旅行傷害保険(最高3,000万円)
・イオンラウンジが利用できる
・空港ラウンジが利用できる
・家族カードも同様の特典がつく
お買い物したものに無料で補償がつく「ショッピングセーフティ保険」

そんな時、補償してもらえたらうれしいですよね。
ショッピングセーフティ保険とは、イオンゴールドカードで購入したものが偶然の事故による破損、盗難や火災などにあったとき、損害を補償してくれる保険です。
イオンカードで支払ったもので5,000円以上であれば国内外を問わず、対象になります。
あくまでクレジット払いのものが対象で、WAONで支払った商品は対象となりませんので、注意してください。
普段から、5,000円以上の買い物はクレジット払いにしておくなら、安心かもしれませんね。
クレジット払いは、WAONポイントはつきませんが、ときめきポイントが貯まります。
(貴金属類や自動車またコンタクトレンズなど対象外のものもあるので、詳しくはカードともに郵送される「保険の案内」を確認してください。)
イオンがすごいのは、ほかのカードでは対象外になりやすいパソコンやスマホでも対応してくれるところです。
そのうえ、
と長いんです。
通常のイオンカードにも年間50万円までの補償が附帯していますが、ゴールドカードですと年間300万円までに上限金額がアップします。
(場合によっては、購入した時の利用控えがないと補償してもらえないこともあるようです。)
補償を受ける条件をまとめます。
・お客様控えがあると安心
・5000円以上、年間300万円まで
・購入から180日間以内
保険引受会社のあいおい損保が、事故の状況により支払う事例かどうか判断します。
海外旅行も保険がついて安心

海外旅行中の病気やけがの治療費を補償してくれる保険がついています。
さらに、
なんて場合の損害賠償までしてくれます。
これらは自動附帯なので、条件を満たしておけば、改めて申し込む必要はありません。
条件
・日本出国前に、海外旅行のための交通手段の料金をイオンゴールドカードのクレジット払いで支払っている。
(航空機や電車、バスまたはタクシーなどの公共交通機関であること。自宅から空港までのバス代でも可。自家用車やレンタカーはダメ。)
・「パックツアー旅行」の料金をイオンゴールドカードのクレジット払いで、出国前に決済している。
注意点
カード名義人にのみ、保険が適用になるので、家族は家族カードでの支払いが必要です。
つまり、夫名義のカードで家族分の支払いをしてしまうと、保険適用は夫のみになってしまいます。
万が一を考えると、例えば、夫と妻、それぞれの名義のカードで支払っておくとよいでしょう。
保険の種類
・後遺障害 200-5,000万円
・傷害や病気の治療費 300万円まで
(入院費や交通費、通訳が必要な場合は通訳費用、入院のための余分の帰国費、医師の診断書の費用)
・携行品損害 年間30万円まで(免責金額3000円)
(盗難や偶然の破損、パスポートをなくした場合の現地での再発給費用など)
・個人賠償責任 3,000万円まで
(偶然の事故により他人にケガをさせたり、他人の持ち物やレンタル品を壊したりした場合など)
・救援者費用など 200万円まで
(故意や重大な過失などは補償されません)。
また、保険の請求の際に、医師の診断書や治療明細書など、現地でしか手に入らない書類が必要になります。
それで、保険を申請するような状況になった場合は、現地にいる間に「AD海外あんしんダイヤル」で確認しておくとよいでしょう。
AD海外あんしんダイヤル
海外で病気や事故に遭った場合の病院の紹介のほか、保険金の手続きの際の相談ができます。
24時間対応してくれるうえ、通話料も無料、日本語でOKなので安心です。
国内旅行も、補償で安心

国内旅行では、旅行中のケガに対して保険金を払ってくれます。(最高3,000万円)
条件
イオンゴールドカードで、ツアーなどの旅行代金や宿泊施設、公共交通機関の支払いをしている。
保険の種類
・ケガによる入院(8日目以降より支払180日まで) 日額5,000円
・ケガによる通院(8日以上通院した場合。最長90日まで)日額3,000円
・手術保険金(8日以上入院し、けがの治療のための手術の場合)種類に応じて、入院保険日額×10,20,40倍
保険が適用されるかどうかには細かい条件があるので、ゴールドカードを送ってくるときに同封されている「保険のご案内」を事前に確認しておくとよいでしょう。
イオンでコーヒーがタダで飲めるかも

全国のイオンショッピングセンターに「イオンラウンジ」というものが存在します。
イオンのプライベートブランド「トップバリュ」のコーヒーなどの飲み物やお菓子が、セルフサービスで楽しめます。
新聞や雑誌も読めます。すべて無料です!
室内は落ち着いた雰囲気で、お買い物に疲れた時や待ち時間に便利です。
(最近は人気が出て混みあうところもあるようです。)
イオンショッピングセンターの靴売り場や寝具売り場の奥にあり、よーく探さないとわからない場合があるので、フロアマップで確認してくださいね。
イオンラウンジがある店舗はこちらで確認ができます。
ショッピングモールのように大きな店舗だとあるようです。
利用方法
・入口でゴールドカードを渡すと受付の方がスキャンして確認する。
・トップバリュのお菓子を一人2個ほどお皿に入れて手渡される。
・セルフサービスで、コーヒーや紅茶、野菜ジュースなどを選んで席に着く。
・カップやお皿などは、最後に返却口まで持って行く。
利用上の注意点
・入口でゴールドカードを提示すれば、3名までお友達などを同伴可。
・1日1回30分以内
・利用時間:AM10:30(店舗によっては11:00)~PM7:00(最終受付PM6:30)
・入退室は、同伴者が揃ってから行う
・18歳未満のみでの利用、また高校生以下のみでの利用は不可
・飲食の持ち込みは禁止(ミルクやベビーフードも禁止)
羽田空港はじめ日本各地での空港ラウンジの利用

羽田空港国内線をはじめ、6空港12か所の空港ラウンジを無料で利用できます。
イオンゴールドカードと、当日の搭乗券(または航空券)を提示します。
無料利用はカードを所有する本人だけで、同伴者は有料になります。
・成田空港 第2旅客ターミナル
・新千歳空港 国内線旅客ターミナルビル
・伊丹空港(大阪国際空港) 国内線旅客ターミナルビル
・福岡空港 国内線、国際線旅客ターミナル
・那覇空港 国内線旅客ターミナル
ラウンジサービスの内容
有料:コピー・FAX、インターネット端末の利用
利用時間はそれぞれのラウンジで異なります。
家族カードも同じ特典が利用できる
イオンゴールドカードの家族カードも、本人カードと同様の特典が用意されています。
また、ETCカードの年会費や発行手数料も無料です。(家族もETCカード可)
自動車でのお出かけが多い方は持っていると便利です。
もし、ETCゲートで開閉バーに衝突し、車両を損傷してしまった場合にも、年1回、一律5万円分のお見舞金を払ってくれます。
ありがたい特典ですが、あまり利用する状況にはなりたくないですね。
VISAとMastercardなら、ゴールドカード特典も利用できる
VISA・Mastercardブランドのイオンゴールドカードなら、それぞれのブランドのゴールドカード特典も利用できます。
例えば、VISAマークのついたカードなら、海外Wi-Fiレンタルが25%オフ、クローク(手荷物の一時預かり)が25%オフになります。
イオンカードは、マイナポイントでもバツグンにおトク!

9月1日より行われているマイナポイント事業。どのキャッシュレス決済を紐づけしようかと迷われている方も多いようです。
おトク度でいえば、イオンカードはトップクラスです。本来の還元ポイント5,000円分に加えて、イオン独自の還元が2,000円分、最大7,000ポイントの電子マネーWAONを付与してくれるからです。
確認しておきたい点
イオンカード(ワオン一体型)であれば、クレジットカードでもワオンでもどちらでも申し込みが可能です。
・ クレジットカードで申し込み:対象期間中に利用したカードショッピングの金額によって付与される
・ ワオン:WAONでのチャージ額に応じて付与される
普段の生活で、どの決済を多く使っているかを考慮して、どちらを登録するか検討してみてください。
ワオンでの利用が多い方はあらかじめ2万円チャージしておけば、確実でしょう。
ネットショッピングなどでクレジットカードでの利用が多い方は、カードでの申し込みがいいかもしれません。
注意点:「決済サービスID」「セキュリティコード」の発行が事前に必要
マイナポイント事業の申し込みの際に必要なものとして、マイナンバーカードや暗証番号に加え、キャッシュレス決済ごとに「決済サービスID」「セキュリティコード」という認証番号が必要になります。
イオンカードの場合、事前にサイトで番号を発行しておき、申し込みの際に使用します。
イオンゴールドカードの取得条件
これほどの特典がついているカードが無料というのであれば、ぜひとも手に入れたいですね!
どうすれば、入手できるのかをご紹介したいと思います。
対象となるには、現在イオンセレクトもしくはイオンカードを持っていることが必須なので、対象券種のイオンカードを申し込み、取得します。
イオン利用者は持っておきたい:イオンカード(WAON一体型)
招待がくる基準は、公式サイトに明示されています。
(毎月10日を基準日として、それよりさかのぼった12ヶ月の合計利用金額を集計して判断されます。)
だそうです。
「年間100万円もクレジットカードを利用しないわ!」という方もおられるでしょう。
でも、月々で考えてみると、8万4,000円の利用でクリアできますから、水道光熱費や携帯代、ショッピングの支払いをまとめてイオンカードにしてみると、もしかしたら達成できるかもしれません。
最近では、マクドナルドやユニクロ、コンビニなどでもWAONで支払いができるようになっています。
可能な店舗すべてでWAON払いにするなら、利用額を増やすことができます。
WAONの設定を、クレジットカードから自動でチャージしてくれる「オートチャージ」にしておくと、入金する手間が省けて便利です。
特に、進学や引っ越しなどで大きな買い物をするような時や、家電などを買い替える年はチャンスです。
ところで、以前は、別の条件でもゴールドカードの招待が来ていたといわれていますが、イオンに問い合わせてみますと、現在は下記の3条件は廃止されているとのことでした。
(2) 投資信託残高が100万円以上
(3) 個人年金保険を契約
ほかに推定されている条件としては、
・年間のカード利用件数が120件以上、かつ利用金額80万円以上である。
・イオングループのみの利用が直近1年間で60万円以上である。
などがあるようですが、これも絶対というわけではありません。
しかし、もうひとつゴールドカードを手に入れる方法が、公式にお知らせされています。
イオン銀行の住宅ローンを1,000万円以上利用する
「住宅ローン」契約者のみが入会できる「イオンセレクトクラブ」というものがあります。

イオン銀行住宅ローン(借入金額1,000万円以上かつ借入期間10年以上)を借入している方が入会できます。
イオンセレクトクラブの特典を確かめてみましょう。
2. 定期預金金利優遇特典
3. イオングループ各社の特典
4. イオンカードセレクトの特典
5. ゴールドカードが発行される
確かに、イオン銀行で住宅ローンを申し込めば、ゴールドカードを入手できます。

しかし、有効期間は5年しかありません。
といわけですので、イオンゴールドカードを入手するためには、
ことが確実なんですね。(キャッシングではだめです。あくまでカードの利用額です。)
ゴールドカードに変更する際の注意点
イオンカードをゴールドカードに変更した場合、VISA会員のみカード番号が変更されます。
VISA会員の方が、電気代など各種料金の支払いにイオンカードを登録されている場合、番号を変更する手続きが必要です。
(JCB・Mastercard会員はカード番号に変更はありません。)
また、手持ちの電子マネーWAONの残高とWAONポイントは、移行の手続きが必要です。
イオングループ店舗でよく見る、青い「WAONステーション」において自分で振り替える必要があります。
その際に、切替え前のカードも必要なので、新しいカードが来てもすぐに古いカードを捨てないようにしておきましょう。
イオンゴールドカードに関するQ&A
Q. ゴールドカードは一度発行されればずっと使えますか?
A. はい。一度ゴールドカードになれば、後は年間の利用額に関係なく、永久にゴールドカードで更新が可能です。
Q. どのような申し込み方法がお得ですか?
A. Web限定で行われている公式の新規入会キャンペーンをチェックすることです。

例えば、イオンカードセレクトに新規入会するだけで「ときめきポイント」を1,500ポイントもらえるキャンペーンがあります(1,000円相当)。
*2020年9/1~10/31まで
参照:イオンカード
ここでもらえる「ときめきポイント」はWAONポイントに交換できますので、後日お買い物に使えますよ。
イオンゴールドカード、これだけたくさんの特典がついて、入会費や維持費が無料なんて魅力的ですね。
大きめの買い物をする機会などがあれば、1年間だけ頑張って、手に入れてみてはいかがでしょうか? (執筆者:桐谷 春音)
まずは、イオンカードを作りましょう。
イオン利用者は持っておきたい:イオンカード(WAON一体型)