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独居高齢者の食生活
高齢者でない若い世代でも一人暮らしの食生活は乱れやすいです。
特に若い男性に多いでしょう。仕事をしていたら、帰宅後疲労で自炊はできません。
そしてコンビ二弁当など栄養の偏った食事になることが多いです。
独居高齢者の場合もこれと同じようなことが起きます。
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歳をとって気力・体力が低下すると自炊をしてまで食事をしようとはなかなか思いません。
自炊をしたとしても、とても簡単なものがほとんどだと思います。
私の祖母は数年前に93歳で亡くなりましたが、10年以上独居生活でした。
やはり、火を使う調理はほとんどせず、近くに住む母親ができたおかずを差し入れしていました。
高齢者は十分な栄養が摂取できない問題がある
自炊をしないことにより、バランスの悪い食生活となります。
それに加えて、高齢になるに従って食が細くなり栄養自体も十分に摂取できず、痩せている高齢者が多いのが事実です。
私の勤務する施設では毎月体重測定を行い、急激に減少すると医師と相談して食事以外のカロリーの高いものを提供したりしています。
アマゾンなどでも購入できる高カロリー食品です。
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医師の処方が必要となるエンシュワリキットというものもあります。
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しかし、独居高齢者の場合にはそこまでできなくて、食べなければその分どんどん痩せていき栄養失調となる場合があります。
これが独居高齢者の最大の問題だと思います。
独居高齢者の食事問題の解決策
一般的に浸透しているのが、配食サービスです。
自治体独自のサービスや企業のサービスなどで行われています。
介護保険サービス外ですが、高齢者の身体状況に適合した食事ができます。
「宅配クック123」は全国展開しています。
朝食の取扱いはしていませんが、昼と夕に決まった時間に届けてくれます。
そ「タイヘイファミリー」なども配食サービスがあります。
最近話題の「生から惣菜」とは?
配食サービスは既に調理がされており、「新鮮」という部分では弱い面がありました。
しかし、これを改善したものが最近誕生したのです。
その名も「生から惣菜」です。
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生のまま耐熱容器に入っており、そのままレンジでチンすれば新鮮で簡単な食事を食べることができるのです。
レンジで温めることによって、茹でたり蒸したりするよりも栄養価の高いおかずに仕上がるメリットがあります。
もちろん、具材は全てそろった状態で容器に入っているので、調理は簡単です。
これなら独居高齢者にも簡単に調理ができます。
この商品を開発したのは「株式会社エフピコ」です。
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エフピコは、全国を網羅するインフラネットワークを最大限に活用し、サプライチェーン・マネジメントシステム(SCM)を核として、開発力・購買力・生産力・物流力・リサイクル・情報ネットワークをより高次元で有機的に結合し、これまで培ってきたリソースとグループ間の連携をよりスピードアップすることで、サービスレベルのさらなる向上を目指しています。
(引用元:株式会社エフピコ)
商品カタログはこちらからご覧になれます。
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このようなアイデアの詰まった商品をうまく活用すると健康の維持にもつながります。(執筆者:陽田 裕也)