瑞々しそうに見えるりんごでも、触った瞬間「ハリがない!」、「ボヨボヨじゃん!」と、愕然としてしまうことはありませんか。
ついつい処分を考えてしますが、ハリのないボヨボヨりんごも、レンジや火にかけることでおいしく復活させられます。
今回紹介する「りんごの復活レシピ」をぜひ参考にしてください。

目次
1. りんごの皮で作るアップルティー
ボヨボヨになったりんごの皮でも問題なく、かわいいピンク色のアップルティーを作れます。
薄めの味でほのかなりんごの香りを楽しむ仕上がりです。
紅茶を入れると、より本格的なアップルティーになります。
本来なら捨ててしまう皮を使って、ほんのり甘いりんごの香りを楽しんでください。

・ りんごの皮:1個分
・ りんごの芯(枝やヘタ以外):1個分
・ 水:りんごの皮が少しつかる程度
・ 蜂蜜:お好みで
・ 紅茶:お好みで
鍋にりんごの皮と水を入れ、最初は中火で、煮立ったら弱火で5~10分ほど煮ると完成。
※水分が蒸発しないように、様子を見ながら煮出してください。
2. バター香るゴロゴロりんご
バター香るゴロゴロりんごは、ヨーグルトやアイスクリームとの相性が抜群です。
トーストしたパンに塗ってもおいしく頂けます。
また、応用編として「アップルパイ」を作ることもできます。
まずは、「バター香るゴロゴロりんご」の作り方をご紹介します。

・ りんご:1個
・ バター:10g
・ 砂糖:大さじ2
・ 蜂蜜:大さじ1
(1) りんごを角切りにする。
(2) 鍋にりんご、バター、砂糖、蜂蜜を入れて中火で炒める。
(3) キツネ色になったら火を止めて完成。
3. 簡単アップルパイ
2. の「バター香るゴロゴロりんご」を使った応用レシピです。

・ バター香るゴロゴロりんご:トースト2枚に塗れる分量
・ 冷凍パイシート:2枚
(1) パイシート2枚を常温で5~10分置いておく。
(2) (1) のうち1枚のパイシートに4~5本の切れ込みを横に入れる。
(3) 切っていないパイシートの上に「バター香るゴロゴロりんご」をのせる。
(4) (2) のパイシートを(3) の上からかぶせて中身が出ないように、ふちを押さえてとめる。
(5) 180度に予熱しておいたオーブンに(4) を入れ、210度で10分焼いたら完成。
※ 焼きが浅いようなら180度で様子を見ながら再度焼く。
アップルパイのように「照り」と「焦げ」が欲しい場合には卵黄が必要ですが、この工程を省いてもアップルパイのおいしい味を楽しめます。
4. ヨーグルトのアップルシナモン添え
ボヨボヨになったりんごを、とにかく手間をかけずシンプルに食べたいという方におすすめです。

・ りんご:中1個
・ プレーンヨーグルト:適量
・ シナモン:適量
※ 好みで蜂蜜を入れる。
(1) りんごを8等分程度の大きさに切る(好みでより小さく切ってもよい)。
(2) 耐熱容器に(1) のりんごを入れ、ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで6分加熱(色が変わってしんなりするまで、様子をみながらレンジにかけてください)。
(3) ヨーグルトに(2) を入れ、シナモンを適量かけたら完成。
(2) のレンジにかけたりんごは、冷蔵庫で3日ほど保存できるので、小分けにしてグラニュー糖や蜂蜜をかけるなどアレンジを楽しんでみてください。
また、レンジから取り出してすぐにヨーグルトに入れると、ほんのり温かくておいしく頂けます。
特に肌寒い日や雨の日は幸せ気分になれるのでおすすめです。
家にあるりんごを触ってハリがなくてボヨボヨしていると、なんだか残念な気分になりますし、食べる気もそがれてしまいます。
そのような時には、こちらの「ハリのないボヨボヨりんごをおいしく復活させる簡単レシピ」を参考に、りんごの復活祭を楽しんでみてくださいね。(執筆者:山内 良子)