筆者はせっかちで、いつもバタバタして、タンスに足の小指を打ちつけるくらいならいいのですが、買い物でも損をしていることがありました。
また、「お得だ」と思ってやっていることも、実は無駄になっている場合があることにも気が付きました。
今回、そんな自分を振り返り、いくつか気づいたことを自戒の念を込めてご紹介します。

目次
1. レシートはその場で確認する
金額を手作業で打ち込んでいた昔と違い、今はバーコードを読み取るシステムですから間違いなんかあまりないだろうと思っていました。
ところが、案外、金額が間違っていたり、値引きが反映されていなかったりする場合があることを知りました。
筆者の義母は買い物のあと、毎回必ず、レシートをよく確認し、間違いがないかチェックしています。
慎重なのは良いことですが、せっかちな私は「そこまでしなくてもいいんじゃない?」と思っていました。
ところが、ある時、セールになっていた饅頭が、定価のままで入力されていることに気づいたそうです。
店員さんに指摘をすると、店側のミスだったと判明しました。
それにしても、レジのチェッカーの方はバーコードをスキャンしているのに、なぜ間違うのでしょうか?
調べてみると、そもそもバーコードに販売価格を登録する時点で、間違う場合があるのだそうです。
特にセールの前後は、金額が変更されていない可能性があるようです。
ほかには、同じ商品をいくつか買ったときに、レジの方が数量を打ち間違う場合があるそうです。
そのことを考えると、レシートは必ずチェックしたほうがよさそうです。

2. 底値メモは、スマホのメモに登録!
今までは、家計簿に底値をメモしていましたが、いざ買い物に行くと忘れてしまいます。
「セールって書いてあるし、安いのかも!」と慌てて買ってしまい、あとで「違ってた!」と悔しい思いをすることも。
そこで、携帯のメモ機能に書き、都度更新するようにすると、忘れずに確認して購入できるようになりました。
3. 食料品のまとめ買いはやめる
「3個で100円」、「2袋で500円」なんて表示されていると、つい冷静さを失い、まとめて買ってしまいます。
しかし、
お菓子をたくさん買う → ついつい食べてしまう
ことに気づきました。
お菓子はなければ食べないし、レタスが3つで100円という破格の買い物も、買ってみれば、傷む寸前のもので廃棄部分が多く、結局使い道に困ってしまう結果になりました。
お得を感じても、ムダに食べたり、捨ててしまうなら必要な個数だけを買うようにしました。

4. 古着を買うならフリマアプリよりもリアル店舗がいい場合も
フリマアプリが大好きな筆者。
売るつもりで見ているのですが、つい欲しくなってしまいます。
衣料品も、
とポチっと買ってしまうことも。
ところが、届いてみると、「あれ? なんか違う!」ということがありました。
サイズはあっていても、実際に着てみると、色味や微妙なデザインが思っていたのと違っていました。
そこで、近所のリサイクルショップ「2nd STREET(セカンドストリート)」などに出かけてみると案外、掘り出し物があります。
試着もできるので、冷静に判断すれば失敗は少ないです。
中古品を買うときは、アイテムによって、ネットかリアル店舗か、使い分けるといいかもしれません。

5. 保険の見直しは冷静になれる自宅で、できれば妻が決めよう
必要な保障にはお金を払うことも必要ですが、夫は「いざという時のために」と補償を高くしたいみたいです。
夫婦で保険の代理店に相談にいったとき、冷静な判断ができず、「その補償もいるかも!」と勧められるまま、オプションも含めて契約しました。
しかし、家で見直すとやはり不要だったことに気づき、後々解約しネットで安い保険に入り直しました。
最終的な決断はその場せず、しっかりと考えることを心がけています。
頑張っているつもりが、節約できていないなんて悲しいので、今後は「落ち着いて、冷静に」を心がけていこうと、反省したのでした。(執筆者:桐谷 春音)