「なんとなく」、「思い込み」でしていたことを見直す節約。
我が家がやめてみたことを紹介したいと思います。
1つ目はウォーターサーバーです。

目次
ウォーターサーバーをやめてみました
おしゃれで見栄えもするし、ミネラルも入っているし、何かと便利なウォーターサーバーですが、割高だなと感じていました。
しかし、水道水をそのまま飲用にするとカルキ臭が気になります。
そこで、節約する方法はないかと考えてみました。

ウォーターサーバーとペットボトルの比較
まず、1か月にいくらくらいかかっているのか、合計金額を出してみました。
ウォーターボトル 12リットル(1,200円/本+消費税)× 4本=5,184円
+ 安心サポート料1,000円(宅配料込)
スーパーで購入した場合
スーパーでペットボトルの水を買ってくることを試してみましたが、数本まとめて購入していたため、運ぶのが重く、また大量のペットボトルの始末が大変です。
ネット注文の場合
ネットなら届けてくれて「ラクかも」と思いましたが、調べてみた限りでは期待していたほど安くはありませんでした。
(参考:amazon 2リットル × 9本 1,155円 1本あたり128円 送料無料)

ポット型浄水器を試してみた
そこで、ポット型浄水器を試してみました。
我が家の使用しているポット型浄水器:初期費用 浄水ポット2リットル 1,874円
カートリッジ:4個で3,880円 (1個970円)
カートリッジは、「衛生上の理由から、8週間以内に交換してください」とのことです。
8週間(約2か月)で210リットル使用可能なので、1か月105リットル使用しても485円。
それに、水道代 0.25円/リットルを48リットル使用したとして計算。
1年間にしてみると
本体代 1,874+(497 × 12か月)=7,838円 1か月あたり約653円
浄水ポットは、筆者のように落として割らない限りはもっと長持ちします。
2年使えば1か月当り575円までコストが下がります。

裏技的な方法で、平行輸入品のカートリッジを使用してさらに安くする方法があります。
両方使いましたが、大きな違いはないように感じました。

しかし、日本仕様の物はその名の通り、日本に合わせて製造されているそうです。
カルキ臭の強い地域であれば、日本仕様のもののほうがよいのかもしれません。
もっと安い蛇口直結型の浄水器
価格コムで、浄水器人気1位の蛇口に付ける浄水器タイプとも比較してみたらわずかですが、さらにお安いです。
浄水器 蛇口直結型 5,310円
※交換目安約1年または4,000リットル。
1か月最大333リットルまで使用可能。(電池の料金は入っていません)
参考:パナソニック 浄水器 蛇口直結型 ホワイト TK-CJ12-W

価格.コムの人気ランキング1位

蛇口直結型というと、数か月で交換の必要があるので面倒だと思っていましたが、こちらは1年と長いのが魅力だなと思いました。
我が家は、冷蔵庫で冷やしたり、食卓にそのまま出したかったりしたのでポット型にしておおむね満足しています。
ただ、ポット型浄水器では、一度に作られる浄水の量に限りがありました。
また、ろ過が終わるまでやや時間がかかりますので蛇口型もアリかなと思いました。
「もっと安くしたい!」という方は、スーパーの提供する、無料で持ち帰れるお水を利用できます。
我が家は持ち帰りの大変さと容器の管理などであきらめました。
結論として、ウォーターサーバーのお水は魅力的ではありますが、コストなどを考えたときに我が家は浄水器にしてよかったと思います。
普通車から軽自動車にしてみた
車の買い替えどきがきたので、これを機に軽自動車にしてみました。
選んだのは、軽でも大きめのスーパーハイトワゴンタイプです。
空間が広く、軽自動車でも狭く感じません。
実際に乗せた友人も軽自動車とは思わなかったようです。
ターボタイプにしたので高速でも問題なく走ります。
本体自体は、普通車の購入価格とあまり変わりません。経費を比較してみました。
特に大きな差があったのは、毎年の自動車税です。
実に10年で23万7,000円の差。
普通車: 3万4,500円
軽自動車:1万800円(新税率で計算)
ガソリン1リットル当たり140円として10年で約20万円の差です。
ガソリン:1リットル当たりの走行距離(我が家の場合)1か月の走行 約500㎞の場合
軽自動車:15㎞/リットル 1か月当たり 約4,600円
ほかにも、オイル交換などの整備費、タイヤなどの消耗品費、また高速道路の料金も変わってきます。
自賠責保険はあまり変わりがありません。任意保険は、車両保険をつけたので あまりお得感はなし。同じ条件にすれば、数千円安くなったと思われます。
このように考えると10年で約50万以上の差が出てくるしょう。
1か月あたりにすると4,200円ほどの差です。
また、ひょっと手放すときの買取価格を考えても今は軽自動車のほうがいいようです。
遠出がそれほど多くなく、街乗り程度の我が家には軽自動車で十分でした。
もちろん、 普通車のメリットもあるので、さまざまな要素を考慮する必要があります。
それぞれの家庭で事情は違いますが1度、「これじゃなくては」という思い込みを捨ててみる事が節約のヒントになるかもしれません。(執筆者:桐谷 春音)