葬儀の知らせは急にやってきますが、だからこそ、「喪服に困った!」という経験はないでしょうか。
「しわや汚れがひどい」
「体形が変わってしまって着られない」
しかし、お通夜は明日に控えています。
買いに行くにも時間がないという人もいるでしょうし、たまにしか着ない喪服をわざわざ買うのももったいないと考える人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、喪服のレンタルです。
喪服のレンタルには主に3つの方法があります。
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目次
喪服レンタル方法1. 葬儀社
多くの葬儀社は貸衣装店と提携していますので、困った時には葬儀社に相談してみましょう。
希望のサイズや必要なものを伝えると、あとは葬儀社が手配してくれます。
配達も希望する場所(自宅や式場など)へ届けてくれますし、返却も葬儀社に預けておけばいいので大変便利です。
ただし、葬儀社が仲介する分、どうしても費用は高めになってしまいます。
喪服レンタル方法2. 貸衣装店
貸衣装店に直接相談してもよいでしょう。
現物を前にして、最も自分の体形にあったものを選ぶことができます。
借りた喪服はいったん自宅に持ち帰ってもよいですし、店舗で着替えてそのまま通夜や葬儀に参列できます。
ただし、近くに貸衣装店があるか、限られた時間の中で貸衣装店まで足を運ぶ時間があるかなどは注意すべきポイントです。
喪服レンタル方法3. インターネット
インターネットによる貸衣装サービスもあります。
自宅にいながらにして手配ができ、費用も比較的安めなのが魅力です。
ただし、気をつけなければならないのは、参列までに間に合うかどうかです。
訃報の知らせを受けて翌日がお通夜、というのはよくあることです。
インターネットの喪服レンタルは、注文を受けてから最短でも翌日、自宅から業者の距離によっては中2日かかることもあります。
喪服のレンタルの費用相場
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喪服のレンタルは、
・ 和装:1万5,000円から3万円
が相場です。
オプションサービスとして、
・ 女性:靴、ネックレス、バッグ、など
もレンタルできます。
そのほかにも数珠や袱紗のレンタルや、和装の場合は着付けの手配も可能です。
通夜は無理に喪服でなくてもよい
通夜への参列の時には、必ずしも喪服でなくてはならないわけではありません。
急な知らせで用意が間に合わない人もいるでしょうし、仕事終わりに式場に駆けつける人もいるからです。
ただし、黒や紺やグレーなど、なるべく地味目な色を選びましょう。(執筆者:五十嵐 信博)