500円玉貯金は手が出しやすく、チャレンジしやすい貯金方法です。
しかしその一方、挫折者が後をたたないのも事実です。
がんばれば30万稼ぐことだって可能な500円玉貯金は、貯金が続かない原因や貯金成功者が実践した正しい方法を知ることで、貯金成功へぐっと近づけます。

目次
500円玉貯金が続かない理由
500円玉が「チャリン」と貯金箱に落ちる音に、最初の4~5日はワクワクすることでしょう。
しかし1週間もたてば次第に気持ちは褪せて、そのまま継続終了となることもあります。
500円玉貯金が続かないのは、主に2つの原因が考えられます。
原因1:500円玉貯金が習慣化できていない
500円玉貯金のもっとも大きな落とし穴が「習慣化できていない」という点です。
500円玉を無理に作ろうとお札をどんどん使い、財布の中がスカスカ…。
というのは多くの失敗者が経験しています。
500円玉を作る箇所・枚数をルール化し、毎日の500円玉貯金を習慣化させましょう。
・ 夜、帰ってきて手を洗いうがいをしたら1枚貯金
・ 朝、起きて歯を磨きながら1枚貯金
再び日中は500円玉を2枚だけ作り…をくりかえります。
このように、お財布を圧迫しないペースで無理なく持続させるのが大切です。
原因2:モチベーションの低下
500円玉貯金をやめてしまう人の原因の多くが、モチベーション低下だと考えられます。
モチベーションの維持には、習慣化と紐付けた目標設定が必須です。
がんばって貯金をして、何に使うのか
最低でもこの2つは500円玉貯金の開始前に決めておくのがマストです。
目標を決めることでモチベーションも高まり、500円玉貯金が生活に潤いを与えるはずです。
500円玉貯金で30万円を確実にためる方法
500円を毎日1枚ためれば、1年で18万2,500円たまる計算です。
2枚なら倍の36万5,000円で、海外旅行にも行ける金額です。
500円玉貯金の基本、「習慣化」と「目標設定」とは別に、成功者が実践していた方法を駆使することで、より目標の金額にたどり着きやすくなります。
1. 貯金箱は小さなサイズがおすすめ
500円玉貯金をする際、多くの人がドラム缶型の大きなものをチョイスしやすいです。
しかしこのタイプは、視覚的に満足できません。
大きな容器に薄い500円玉。
「結構入れたと思っていたのに、まだまだ先は長い…」
と感じてしまいます。
貯金箱は小さなタイプを使うことで、視覚的に満足しやすくモチベーション維持につながります。
金額が増えるほど貯金箱の数も増え、ますますモチベーションアップ効果も得られるでしょう。
2. 500円玉「だけ」を入れる

ついつい500円玉貯金箱に気持ちが焦り、1,000円札や5,000円札を入れたくなることもあるでしょう。
しかし、大きな金額は生活を圧迫する原因にもなるので、おすすめできません。
また、大きな金額を一度にいれすぎると「この間5,000円入れたし今日はいいか」と怠け心が出てきてしまいます。
さらにいえば100円玉や50円玉といった500円玉以外の硬貨もNGです。
金額に統一性がないと、だらけ心が出てきてしまい「500円玉を作るの面倒だから今日は100円でいいか」となり、ゴールが遠のいてしまいます。
最悪なことに、その症状に一度ハマるとなかなか抜け出せません。
500円玉貯金と決めたのですから、「入れるのは500円玉だけ」と徹底するようにしましょう。
3. 500円玉をためるために節約は必須
1日1,000円を節約する必要があるのですから、生活水準は少し落とす必要が出てきます。
たとえば、今までランチに700円、コンビニでドリンク150円、お菓子200円、夕ご飯に800円と使っていた場合、合計で1,850円を1日に使っていることになります。
ここから1,000円落とすにはどうしたら良いのか、最も簡単な方法は自炊です。
ランチはお弁当に変えてドリンクは水筒に、お菓子はコスパの良いものを、夕ご飯のおかずも1品減らしてそのぶん自炊をすれば、1,000円分の節約ができます。
節約レシピなども今は多くあるので、ネット検索で調べるのも手です。
業務スーパーなど、低価格のスーパーも活用しましょう。
500円玉貯金はいかに生活に取り入れるかが要です
500円玉貯金を成功させている人の多くが、日常にいかに上手に取り入れているかにかかっています。
負担なく、スムーズに行うのにはストレスは禁物です。
正しい方法を駆使しながら、賢く500円玉貯金を成功させましょう。(執筆者:遠藤 舞衣)