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キッチンを断捨離いたしました
水切りかご、三角コーナーに加えて、思い切ってゴミ箱も撤去です。
キッチンは食品を扱うため清潔に保てるか、そこがとても気になります。
けれどもキレイな状態を保つには、時間も手間も、洗剤や漂白剤を使うといったコストもかかります。
汚れやすいものをなくすだけでは、使いにくくなってしまいます。
そこで、お得に準備できる100均セリアに力を借りることにしました。
「自立型水切りゴミ袋」

暑くなると特に、生ゴミの臭いが気になります。
ゴミを入れる三角コーナーは定期的にきちんと洗っていないと、ぬめりやカビが生えてきます。
この掃除が常々、面倒で仕方ありませんでした。
なければ、カビもぬめりも出てきようがありません。
まずは三角コーナーを撤去し、調理中に出る野菜くずや残飯用にセリアの「自立型水切りゴミ袋」を使用してみました。
この商品はポリエチレン製ではありますが、予め底面を広げておくと、踏ん張って自立します。
袋の上を外側に1センチほど折り返すと、さらにしっかり安定します。
カレーやシチューなどとろみのあるものを一気に流すと流れにくくはなりますが、水分がたまりすぎれば上部を閉じてギュッと絞ることができます。
また、袋を折り返しておけば、中のゴミが見えなくなることもうれしいポイントです。
英字のシックなデザイン以外にも、オレンジの花柄のポップなもの、耐水性のある紙袋タイプもあります。
25枚入り、15枚入りなどが販売されているので、月に100円~200円程度でカビやぬめりとおさらばです。
「吸水マット」と「マルチスタンド」

水切りかごもまた、洗いにくい場所の1つです。
素材がステンレスであっても、ポリプロピレンであっても、水がたまったところは曇り、かごの底面など水切り部分は汚れやすいのが悩みの種でした。
そうはいっても、洗った食器をひとまず置く場所は必要です。
まずは、自宅にあった吸水力で定評のある珪藻土マット(ダイソー税抜き300円の商品)で試してみました。
食器の数が増えると周囲はベタベタ、サイズ的にも日常的には使いにくそうです。

そこで購入したのが、吸水マットとキッチンマルチスタンドです。
マットは40センチ×25センチ、これまで水切りかごを置いていた場所にピッタリサイズでした。
洗い物が少なければマットだけでも十分ですが、スタンドがあれば、水切りとしての役割だけでなく、お皿やお鍋のフタがマット内でごちゃつきません。
ただしステンレス製のためサビる可能性がありますが、サッと洗ってかけられるので、乾燥させるのにも手間はかかりません。
「口も広がる、レジ袋ホルダー」

常々使うゴミ箱もまた、キッチンで使うものは食品の汚れだけでなく油が飛びやすいこともあって清潔に保ちにくいものです。
そこで、ゴミ箱はキッチン近くのベランダへ移動、セリアで「レジ袋用ホルダー」を購入しました。
調理中に出たパッケージなどのゴミは、ホルダーにかけたレジ袋に入れます。
片づけ終了後、生ごみと一緒に外のゴミ箱に捨てることにしてみました。
すると、これがなかなか使い勝手がよいのです。
シンクの扉にホルダーをつけるので、調理中は移動することなくポイポイゴミが捨てられます。
また、袋の口は広がるように工夫されているため、イチイチ手で広げなくてもすみます。
さらに袋を捨ててしまえば、取っ手部分を折りたたみ好きな位置に動かせるため、見苦しくなく邪魔になりません。
「シリコンクック菜箸」

キッチンには、清潔に保ちたいものの第1が「菜箸」です。
菜箸は木製のものが多く、しっかり乾燥させないと黒ずみや食品の色移りが目につきます。
セリアには、食品衛生法の基準に適合したシリコンクック菜箸が販売されています。
食器洗浄機や乾燥器での使用もOK、耐熱温度は230度です。
また、約小さじ1杯5CCの計量スプーンとフォークがついているので、つまむ、混ぜる、刺す、味付け、味見という5つの用途に使用できます。
「水切れの良いキッチンスポンジ」

スポンジは100均でなくても、多くの種類が販売されています。
セリアの水キレの良いキッチンスポンジは、あくまで筆者の独断ではありますが、弾力のあるウレタンフォームや柔らかく吸水性の高いセルロースより、乾きが早く感じます。
しかもしっかり泡立ちます。
何よりこの色合いが、何ともセリアらしいです。
手軽さ抜群、100均グッズでまずはお試し
この断捨離は、なかなか踏み切れず迷いに迷った結果でした。
衛生面は気になるけれど、不便になることも御免被りたい。
それを叶えてくれたのが、6つの100均グッズです。
躊躇するようなら、100円ずつ試してみることもオススメです。(執筆者:吉田 りょう)