皆さんは、毎年いくらぐらい貯金できていますか?
自転車操業なんです…なんて声も聞こえてくるかもしれません。
入ってくるお金と出ていくお金をしっかり管理して、少しでも多く毎月貯金することができたら、心にゆとりができると思いませんか?
そこで今回は、自分のパート代(毎年100万円程度)を貯蓄できているという女性たちに、実際にどんな暮らしをして節約に努めているのか聞いてきました。
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目次
1. 必要な物を買うだけで節約になる
整理整頓は、貯金への近道です。
同じ物を2つ、3つ…と重ねて買ってしまうことが、なによりもムダ遣いだというAさん。
どこになにをしまっておくか決めて、子どもと一緒にわたし自身も整理整頓に努めはじめてからは月々の些細な出費が減ったと思います」(30代女性・パート)
なんてことのない当たり前の意見なのですが、心当たりのある方も多いのでは?
我が家でも、スティックのりが何本も見つかったり、ガムテープが数個出てきたり、油性ペンが何本も…ということが日常茶飯事です。
それだけでももう1,000円程度のムダ遣いをしてしまっていました。反省です…。
2. 外食、買い食いを控えるだけで毎月1万円は余裕ができる
使いみちがわからないけどなくなっているお金って、結構外食とか買い食いで消えていると思うんですよ。
外食を控えるかわりに、冷凍のチャーハンやフリーズドライのスープなど、帰宅して簡単にできるものを常備しておくようにしてからはパート代に手を付けずに過ごしせています」(40代女性・パート)
息抜きにもなる外食や買い食いですが、常習化してしまうとキリがないほどにお金を使ってしまいます。
外食や買い食いをするときは、旅行と同じで「このくらいまで使ってよし」としない限り、お金があるだけ甘えが出てしまうことでしょう。
給料日後に1度にするとか、給料日前に生活費が残っていたらにするなど皆それぞれの工夫をして外食と向き合って貯金していることがわかりました。
3. ATMに行かないだけでお金が貯まる
あれば使ってしまうという心理から、お金を財布の中に入れて歩かないというママさんもいました。
でも、ATMを使わないだけで手数料がにとられなくて済むし、お金をおろさないでお財布に入っている金額で乗り切ろうとするだけで自然と節約体質になります」(30代女性・パート)
手数料も、塵も積もれば山となる…で毎月216円が毎月かかって年間2,592円にです。
そんな暮らしを30年していたら7万7,760円が手数料だけでもっていかれることになります。
こういった些細なお金にもしっかり気を遣うことで、お財布にいれるお金にもより「大事に使わなければ」という意識が芽生えるのかもしれません。
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4. 欲しいものはいったん帰って考えてから後日買う
でも、いったん帰ってから考えて、後日買うことにしています。
家に帰ってみると意外に似たようなデザインの服があったり、履いていないパンプスがあったり、使っていなかったバッグがあって、買う必要なかったな…と気付けることが多いんです。
また、後日買いに行くとサイズが無くなっていることもあって、「しまった!買いたかったけど買えなかった!」という気持ちになります。
でも、これって「節約のために我慢して買えなかった…」とは違う感覚で、ストレス軽減になりますよ」(20代女性・パート)
売り切れていたときのマインドの持ち方がとても面白いですよね。
節約にストレスを感じずに済む方法を自然と体得しているかのようなコメントでした。
5. 使う口座と貯める口座を分けている
皆さんは、口座をいくつ持っていますか?
貯める用の口座と、給与が入ってくる口座やいろいろ引かれる口座はしっかり分けているでしょうか?
わたしの給与口座ともうひとつ、別に貯蓄用の口座を持っていて、わたしのお給料はほとんど貯蓄用に移しています。
そうすることで、わたしのお給料口座はすっからかん。貯蓄口座は通帳のみでカードを作っておらず、通帳を家に保管しているので出先でいりようになったときも使えないようになっています」(20代女性・パート)
自分でしっかりと使う口座を貯める口座を分けておくことで、目に見えて「このくらい貯まった!」と実感できてよりモチベーションが高まりそうです。
今日からでも始められることばかりだったお金の些細な考え方、個人的には、節約のストレスを感じることなく楽しみながら貯める暮らしができたらいいなと考えています。
「まずは掃除から!」そして、買い物時の工夫も忘れず過ごしてみたいと思います。
皆さんもぜひ、お試しください。(執筆者:三浦 希枝)