メルカリは、自宅でできるお手軽フリーマーケットとして利用する人の多いです。
売ったり買ったりはとても楽しく、小銭稼ぎとしても有効です。
ところが実際に購入された商品を送る際、「こんなに送料がかかると赤字になってしまう!」というケースもあります。
少しでも儲けを出すためには、送料を節約する工夫が欠かせません。
メルカリで購入された商品を、安く発送するコツをお伝えします。

目次
ゆうパケットを活用する
知らないと見逃しやすい「ゆうパケット」は、厚さ3cm以内、A4サイズ以内なら175円で送れる、という郵便局のサービスです。
似たようなサービスにヤマト運輸の「ネコポス」がありますが、「ネコポス」は、A4サイズ厚さ2.5cm以内で195円なので、わずかに高額です。
「ゆうパケット」は郵便局もしくはローソンから発送できるので、A4サイズ以内で3cm以内の厚さのものなら「ゆうパケット」を利用するとよいでしょう。
重さによっては定形外郵便が安い

送料をできるだけ安く抑えるなら、保証はないけれど定形外郵便を使うのもおすすめです。
定形外郵便は、34cm × 25cm × 3cm(A4サイズよりも一回り大きいサイズ)以内なら重さによって料金が変わります。
このサイズはA4サイズよりも一回り大きいサイズです。
ゆうパケットとほぼ変わらないと考えてよいでしょう。
2019年8月時点の定形外郵便の料金は、以下のとおりです。
・ 100g以内 → 140円
・ 150g以内 → 205円
これ以降、1kgまで重さによって変動あり
つまり、100gまでの重さなら定形外郵便で送付したほうがお得だけれど、100gを超えるならゆうパケットのほうがお得だということになります。
100gってどのくらい?
ここで多くの人が「100gの重さが分からない」と困惑するのでは。
筆者も同じで毎回、「どちらで送ったほうが安いのだろう?」と頭を悩ませていました。
100gというのはとても軽くて、デスクトップ用のマウスがだいたい100g。
一般的な文庫本になると150gになります。
そのため、本が売れたらよっぽど薄くて軽い本以外はゆうパケットで送るのが正解です。
出品時は「定形外郵便での発送」を選択すること
確実に「安く」送るなら、郵便局を利用するのがおすすめです。
まずは「定形外郵便で送る」という設定で出品し、購入が決まったものは封筒に入れて相手先の住所を書いて郵便局に持ち込みます。
そこで重さを測ってもらい送料を聞いてから、170円以上であれば「やっぱり定形外郵便をやめてゆうパケットで送ります」と伝え、郵便局に備え付けてある端末で送り状を印刷すればOKです。
発送方法の変更はアプリの発送画面で簡単にできます。
一方、最初に発送方法を「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」にして出品してしまうと、お互いの住所や名前が隠された状態で取引が進んでしまいます。
定形外郵便で送る前に相手に名前や住所の確認をしなければいけないので、忘れずに「定形外郵便での発送」を選択して出品してください。(執筆者:草間 綾子)