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長距離引越しを節約する方法
引越しするときってマンションやアパートの退去費用やクリーニング代、入居時の敷金・礼金…とたくさんのお金が必要になります。
だからこそ、引越しにかかる料金は抑えたいもの。
引越し手段の1つとして、長距離引越しにかかる費用を節約できる「JR貨物のコンテナ引越し」について、紹介します。
JR貨物を使ったコンテナ引越しとは?
一般的な引越しでは、引越し業者のトラックを使いますが「JR貨物のコンテナ引越し」の場合JR貨物を利用して荷物を輸送します。
「JRの駅までどうやって荷物を運ぶの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
引越し元の自宅までトラックが集荷にきて、最寄りのJR貨物駅から荷物を載せて輸送します。
また、着駅から新居まではトラックで輸送しますので、自分で荷物を運ぶことはありません。

メリット
JR貨物を使った引越しの最大のメリットは「料金の安さ」です。
さまざまな荷物と一緒に運ぶため、トラックよりも格安の料金で引越しをすることができます。
・ 長距離になるほど引越し料金が安くなる
・ 荷物が無料で5日間保管できる
・ 連休中の混雑時でも到着時間が変わらない
デメリット
・ 引越しに数日かかる
・ 荷物の破損の可能性
JR貨物を使った引越しの一番のデメリットは、かかる時間です。
トラックから列車への乗せ換えがあるため、例えば東京~福岡間ですと4~5日かかります。
そのため、引越し日数に余裕がある人むきのサービスといえるでしょう。
料金の相場
JR貨物のコンテナ引越しは、一般的なトラックでの引越しと比較してどれくらい料金が安くなるのでしょうか?
ここでは福岡⇔東京間(約1,100㎞)/2人暮らし/2DKで比較してみました。
JR貨物を使った引越し
福岡~東京間のJR貨物輸送料金がおおよそ6万円※、これに引越し業者の作業代がプラスされますので、おおよそ10万円ほどが相場となります。
※一般的な5トンサイズのコンテナで計算しています。
通常のトラックを使った引越し
繁忙期を除くと18~25万円※が料金の相場となっています。
※引越し料金の比較サイトで福岡~東京間の見積もりを参照にしています。
JR貨物を使った場合、通常の半額ほどの料金で引越しができます。

申し込み方法
JR貨物を使ったコンテナ引越しは、提携している引越し業者から申し込む方法がおススメです。
大手でいえば、「日通」や「アリさんマーク」、「クロネコヤマト」、「サカイ」でコンテナ引越しプランを取り扱っています。
引越しの距離や内容によっては、通常のトラック引越しの方が安い場合もありますので、まずは引越し業者に料金の見積もりをお願いしてください。(執筆者:平川 妙子)