筆者は昔ながらのヤフオクユーザーですが、今CtoC(個人間取引)で強いのがフリマアプリ「メルカリ」です。
一方、10月7日には「PayPayフリマ」という新たなフリマアプリが登場しました。
今回の記事では、フリマアプリの購入者に向けてメルカリとPayPayフリマの購入者の支払い方法について深掘りしましょう。
フリマアプリとの相性が良いカードも合わせて紹介します。

目次
そもそもフリマアプリとは?
まず、フリマアプリをよく知らない人(筆者も含む)のために、フリマアプリの概要を紹介しましょう。
筆者が利用している「ヤフオク!」は、購入希望者が入札金額を提示して、最終的に最も高額な入札金額を提示した人が落札となるオークションです。
出品者にとっては高額落札が期待できますが、何かと時間と手間がかかるのがデメリットです。
これに対して、メルカリ・PayPayフリマなどのフリマアプリは、出品者が希望価格を提示して、その価格で納得した人がすぐに購入できるフリーマーケットのようなシステムとなっています。
スマホアプリでの展開のため入力操作が簡単になっていて、出品者と購入者で金額が折り合えば、すぐに購入できるのがメリットです。
以下では、メルカリとPayPayフリマにおける購入者の支払い方法について解説しましょう。
メルカリ購入者の支払い方法

メルカリの購入者が利用可能な支払い方法は、
と、ここぞとばかりたくさんありますので、支払い方法がないなんてことはありません。
メルカリは通信事業者とは特に関係がないのに、ドコモ、au、ソフトバンク関連の支払い方法を全てそろえているのも興味深いです。
メルカリで登録可能なクレジットカード
メルカリで登録可能なクレジットカードは、
・ Mastercard
・ JCB
・ ダイナース
・ アメリカン・エキスプレス
・ DISCOVER
・ セゾンカード
です。
公式サイトを見ると、「クレジットカード会社が発行しているプリペイドカードでのお支払いが可能です。」と記載されているので、
・ au WALLETプリペイドカード
・ LINE Payカード
・ バンドルカード
・ ソフトバンクカード
などのプリペイドカードも登録可能ということになります。
PayPayフリマ購入者の支払い方法

一方、PayPayフリマの購入者が利用可能な支払い方法は以下の2つです。
・ PayPay残高(売上金)
・ クレジットカード
メルカリと比べると、支払い方法は明らかに少ないですね。
PayPayフリマで登録可能なクレジットカード

≪画像元:Yahoo!ウォレット≫
PayPayフリマで利用するクレジットカードは、「Yahoo!ウォレット」というサービスで登録しているカードと同一で、
・ VISA
・ Mastercard
・ JCB
・ ダイナース
・ アメリカン・エキスプレス
を登録可能です。
デビットカードについては、登録できるカードと登録できないカードがあります。
公式サイトには、「プリペイドカードは原則として登録できません。」と書いてあるものの、あくまで原則なので例外もあり、
・ Kyash Visaカード(リアルカード)
・ ソフトバンクカード
などのブランドプリペイドカード(VISA・JCBなどの国際ブランドが搭載されたプリペイドカード)は登録可能との報告もあります。
メルカリ・PayPayの支払い方法を比較
支払い方法はメルカリの方が多いが、PayPayフリマでも十分
単純に支払い方法の多さを比較するのであれば、メルカリの方が有利です。
PayPayフリマの支払い方法はクレカ・PayPay残高の2つで一見少ないように思えますが、
・ ヤフーカード
・ 「ヤフオク!」、「PayPayフリマ」の売上金
・ ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
・ 現金(セブン銀行ATM)
など多彩な方法でPayPay残高にチャージできますので、実質的に利用可能な支払い方法は多くなります。
PayPayフリマにはポイント還元あり
PayPayフリマの支払いで「PayPay残高」を選択すると、購入金額の1%分のPayPayボーナスが還元されます。
PayPay残高へのチャージにヤフーカードを選択すれば、チャージ金額の1%分のTポイントが還元され、ポイント二重取りも可能です。
一方、メルカリでの支払いで「メルペイ残高」を選択しても、ポイント還元は基本的にありません。
万が一のサポートはメルカリに軍配
届いた商品が破損していて、出品者に返品・返金を求めてもダメだった場合におけるサポート体制は、メルカリの方が充実しています。
PayPayフリマが、年1回のみ1万円を上限に補償するのに対して、メルカリは回数制限なく全額補償してくれるからです。
クレジットカード払いをした場合はすぐに補償してくれるわけではなく、カード会社によっては最長で2か月程度かかるケースもあります。
支払いに使ってお得なクレジットカードを一挙紹介
メルカリ・PayPayフリマで購入すれば通常よりお得ですが、ここからは支払い方法でさらにお得になってもらうべく、支払いに使ってお得なクレジットカードを紹介しましょう。
メルカリには「DCカードジザイル+Kyash」で2.5%還元

還元率重視であれば、DCカードジザイルを紐づけしたKyash(リアルカード)を登録しておけば、2.5%の還元率が実現できます。
メルカリ自体からはポイント還元を受けられませんが、カードで2.5%還元は魅力的です。
JCBカードをApple Payに登録してメルカリで利用すると20%還元

JCBカードを登録したApple Payを使いメルカリで支払うと、利用金額の20%(上限1万円)が還元されるキャンペーンを、12月15日まで実施しています。
ちなみに、Apple Payを登録してメルカリで支払い可能なクレジットカードは、Mastercard・JCB・アメックスです。
PayPayフリマにはPayPayでもお得な「ヤフーカード」がおすすめ

PayPayとの相性を考慮すると、PayPayでの還元率1.5%でキャンペーン対象ともなる「ヤフーカード」を登録すべきでしょう。
PayPayフリマは補償が若干薄いのがネックですが、ヤフーカードで購入すれば購入日より90日間補償(100万円上限、免責3,000円)してくれるショッピング保険が付帯しています。
購入価格が1万円以上のものが対象ですので、PayPayフリマで高額商品を購入する人にはもってこいです。
また、月額税別490円を支払いプラチナ補償に加入すれば、PayPayフリマ上で出品者とトラブルになった際の弁護士費用、発送中の破損の購入金額の90%までカバーしてくれます。
三井住友カードならメルカリ・PayPayフリマのどちらでも期間限定で20%還元

12月27日までの期間限定ですが、三井住友カードに新規入会してVpassアプリにログインすると、利用金額の20%(上限1万2,000円)がキャッシュバックされるキャンペーンを実施中です。
メルカリ・PayPayフリマの両方とも登録可能ですので、おすすめです。
お得なフリマプリは支払い方法でさらにお得になる
オークションは価格がどんどん上がっていくので落札できない可能性も高いですが、フリマアプリは基本的に定額(値下げ交渉は可能)なので、安心してお得に購入できます。
普通に使ってもお得なフリマアプリですが、購入代金の支払いをクレジットカード払いにするとさらにお得です。
メルカリ・PayPayフリマとも主だったクレジットカードには対応していますが、クレジットカード以外のデビットカード・プリペイドカードについては、メルカリの方が幅広い印象です。
フリマアプリでお得に買った上に、クレカ払いにすれば20%還元も夢ではありませんので、クレカ払いでさらにお得になりましょう。(執筆者:角野 達仁)
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