年末はいろいろと忙しく、ついつい大掃除を後回しにしてしまう人も多く見られます。
今から少しずつ掃除をしたり便利な100均アイテムをそろえたりすることで、大掃除のハードルを下げておきましょう。
今回は、失敗エピソードから学ぶ「大掃除のコツと大掃除で大活躍する100均アイテム」について紹介します。
目次
大掃除にありがちな失敗

大掃除にまつわる失敗には、以下のようなエピソードが多く見られます。
・ 計画不足や準備不足でイライラしてしまった
・ 洗剤と材質の相性が悪くて塗装がはがれた
・ 大掃除のために洗剤を買ったが、まだ使いかけの洗剤が残っていた
失敗1: 掃除を終わらせることができなかった
がんばりすぎて翌日ダウンしてしまったり、1か所に力を入れすぎてすべてやり切る前にやる気がダウンしてしまったりといった失敗を招かないためにも、計画的に無理せず取り組むことが大切です。
失敗2: 洗剤で家具や床などを傷めてしまった
掃除に使う洗剤は、家具や床などを傷めないように用途に合わせて選び、使用上の注意を守って使用する必要があります。

大事なのは計画性と掃除を楽しむ心の余裕
大掃除を成功させるためには、計画を立てて楽しみながら取り組むことがポイントです。
1. 紙に掃除の場所と内容を書く
まずは、大掃除をしたい場所と内容を紙に書きだしてみましょう。
2. 大掃除にかけられる日数や時間をイメージする
次に、年末までに大掃除に充てられる日数や時間をおおまかにイメージしてみます。
もし、たくさん掃除をしたい場所があったとしても、時間が不足しているように感じる場合は、優先順位を決めて取り組む場所を減らす必要があります。
3. 掃除アイテムを準備する
計画が立てられたら、大掃除のハードルはだいぶ下がったと感じるはずです。
あとは計画通りに楽しく取り組むために、効率アップとやる気アップにつながる掃除アイテムを準備しましょう。
100均で用途に適した洗剤やアイテムをそろえる

大掃除のために、ホームセンターなどで値の張る掃除アイテムをあれこれ購入してしまう人もいることでしょう。
しかし、100均のアイテムを5つそろえるだけで、水回りやコンロ・換気扇、玄関やサッシレールまですっきり汚れを落とすことができます。
コストを抑えつつ大掃除を完結したい人におすすめの100均アイテムを紹介します。
クエン酸・セスキスプレー
クエン酸は酸性なのでトイレ掃除や水垢を落とすのにぴったりです。
また、セスキ炭酸ソーダはアルカリ性で水垢やせっけんカスなどが気になるお風呂掃除にも大活躍します。
この2本があればトイレ・お風呂・洗面所の汚れはほとんど落とすことができます。
ただし、クエン酸は酸性であるため、塩素系の洗剤と一緒に使うと有毒ガスが発生するため注意が必要です。
油よごれクリーナー
油汚れをすっきり落としてくれるクリーナーは、グリルやレンジフード掃除におすすめです。
メーカーにもよりますが、20~30枚入りの商品が多く、大掃除でたくさん使えるということはもちろん、毎日のお掃除にもどんどん使えるコスパの良さが魅力といえます。
おそうじ棒
動かすことができない家具の隙間やエアコンの吹き出し口の掃除には、おそうじ棒が役立ちます。
キッチンペーパーやティッシュを割りばしに巻いて自作することもできますが、マイクロファイバーのおそうじ棒は、
・ 洗えば何度も使える
というメリットがあるため、1つあるととても便利です。
ペットボトル用スリムブラシ
ペットボトル用スリムブラシは、サッシのレールにたまった砂ぼこりや汚れを掃除するのに最適です。
筆者はこの商品に出会うまで、歯ブラシと霧吹きで掃除をしていましたが、途中で雑巾に持ちかえて拭かなければならずちょっとしたストレスでした。
その点、これを使えばサッシのレールだけでなくお風呂の床や玄関の目地もすっきり汚れが落とせて、ペットボトルの水で掃除ができるのでシャワーを出しっぱなしにしたり水を使いすぎたりすることもなく節水にも効果的です。
大掃除で心も部屋もすっきりさせよう!
大掃除で心も部屋もすっきりさせることで、無駄な買い物を防ぎ節約効果を高めることができます。
大掃除シーズンになるとプチプラ掃除用品が品薄になることもあるため、洗剤や掃除道具のストックを確認した上で、必要なアイテムを準備をしておきましょう。(執筆者:成田 ミキ)