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老人ホーム20年入居で費用は約7500万円にも 種類別の費用相場と資金計画の立て方

シニア 退職金
老人ホーム20年入居で費用は約7500万円にも 種類別の費用相場と資金計画の立て方

「種類別」老人ホームの費用相場

老人ホームにはさまざまな種類があり、それぞれ「入居一時金」や「月額利用料」の費用が大きく異なります。

特に、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの公的機関は、入居一時金が免除されるケースも多く、民間施設に比べて月額利用料も少なめです。

民間の老人ホームは費用が高くなりがちですが、サービスが充実しています。

ここでは、老人ホームの種類ごとに費用相場をお伝えしていきます。

老人ホームの費用相場を紹介

価格を重視するか、それとも充実したサービスに期待するか、ご自身の老後プランに合わせて選んでみてください。

どこを重視して決めるのか

老人ホームの資金計画を立てる3つの方法

老後に老人ホームへの利用を考えている場合、できるだけ早めに資金計画を立てておくことが大切です。

老人ホームは、入居一時金が高額になりやすく、介護付き有料老人ホームでは数百万円にのぼることも珍しくありません。

また、入居する期間も15~25年と長期にわたるため、月額利用料金のトータルは数千万円になることも多いでしょう。

このように、老人ホームを利用するのは膨大な費用がかかるため、しっかりと資金計画を立てて、早めにお金を用意しておくことをおすすめします。

さらに、老人ホームは、入居一時金や月額利用料金のほか、交際費や外食代などの諸経費も用意しておかなければなりません

予定よりも入居期間が長引くこともあるため、予備の費用も必要でしょう。

そのため、老人ホームに必要な費用の総額は次のようになります(金額は一例です)。

老人ホーム入居に必要な費用総額

老人ホーム入居に必要な費用総額

≪入居期間20年で計算≫

上記の金額は一例ですが、さらに費用が高額になるケースも考えられます

そこで、以下でお伝えする3つの方法で資金計画を作成し、高額な出費に備えるようにしておきましょう。

資産計画はお早めに

1. 資産計画を立てる

資産計画とは、手持ちの資産価値を正確に計算し、自分がまかなえる費用の範囲を検討する方法です。

資産には、預貯金や退職金のほか、マンション、土地、有価証券、自動車などの種類があります。

不動産や車、家具など売却可能なものは、現金化することも視野に入れておきましょう

また、子どもへの贈与なども資産計画で考えておくことをおすすめします。

2. 収入計画を予測する

収入計画では、現在の収入をもとに将来の収益状況を予測していきます

給与のほかにも、年金、株の配当金、不動産の家賃収入などが安定した収入に挙げられます。

老人ホームを利用した場合は、月額利用料金や諸経費など常にお金が必要となるため、安定した収入計画を立てておくことが大切です。

3. 老後のライフプランを作成しよう

資産計画と収入計画の作成が終われば、今度は老後のライフプランを考えていきます。

つまり、老人ホームへの入居期間の想定と、その期間をもとにした必要資金を考えることです。

何歳から老人ホームに入るかは、個人の健康状態によって異なります

そのため、ご自身の健康状態も加味したうえで、ライフプランを作成してください。

早めの資金計画が大切です

老人ホームは入居期間も長くなりやすいことから、非常に高額な費用がかかります。

今回シミュレーションした20年間の入居期間では、約7,500万円という費用が出てきました。

老人ホームの費用は、入居期間の長さや個々人の経済事情によっても大きく異なります。

今回お伝えしたように、できるだけ早めに資金計画を立て、必要な資金を用意するようにしてください。(執筆者:柳本 幸大)

《柳本 幸大》
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柳本 幸大

「ゆきひろ」というペンネームで、約2年半フリーライターとして活動しています。主に金融分野を中心に執筆活動を続けています。執筆時に大切にしていることは、自分自身で行った投資や資産運用の知識を最大限わかりやすく読者に伝えることです。記事をご覧いただいた方が金融について深く理解することで、より人生を豊かに、実りあるものにしていければ私も幸いに思います。 寄稿者にメッセージを送る

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