「節約しよう」と力強く決意をしても、世の中には、筆者のように長続きをしない3日坊主さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、3日坊主の筆者が現在も続けている超簡単な節約方法をご紹介します。
家庭によっては、かなりの節約になると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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目次
(1) 2リットルペットボトルで「冷水」を作ろう
麦茶やウーロン茶を、麦茶ポットやピッチャーで作っていると、お茶のパックの水を切って捨てたり容器を洗ったりと結構面倒です。
湯のみサイズならすぐに奥まで手が届き、すっきりキュッキュっと洗い上げることができますが、ポットやピッチャーの場合は奥のほうまで手を突っ込んだり専用スポンジで洗ったりしなければならないというのもヤル気を奪われる原因です。
そのため、2リットルペットボトルのお水やお茶を買ってきて冷やしている人も少なくないようで、これを毎日となると、とてももったいないです。
もし、「お茶」ではなく「水」を毎日飲むことに抵抗のない人は、2日に1回でもいいので、水を2リットルペットボトルに入れて冷水づくりをしてみませんか。
水であれば茶渋なども付かないため、洗う時は水を入れてフタを閉め、激しく数回振ればいいだけです。
それに、容器がへこんだり汚れが気になったりしたらポイっと捨てられます。
※雑菌が繁殖するといった心配もあるため、長期間使い続けないでください。
2回に1回ペットボトルで冷水を作るだけで、お水とお茶を買っている毎月の費用が半分になります。
(2) 1回の料理で使うのは「肉・魚どちらか」にしよう
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見た目の華やかさやボリューム、食べ応えがあるため、肉と魚を1回の食事に同時に調理する人は意外と多いようです。
たとえば、豚の生姜焼きに小鉢でアジの南蛮漬けを付けるというイメージです。
ただ、1回の食事に肉と魚を調理しようとすると食材費が高くなってしまうので、メイン以外の副菜や汁物には、旬の野菜や安価な食材を使用することをおすすめします。
種類や部位にもよりますが、1パック100円以下の肉や魚は少ないですが、豆腐や厚揚げ、油揚げ、納豆などは1袋・1パックが100円以下で買えることが少なくありません。
また、肉や魚を野菜やヘルシー食材に変更することで、カロリーが抑えられる可能性も高くなります。
ボリュームダウンが心配だという人は、「メイン1品 + 副菜2品 + 具だくさんの汁物」というイメージで食事を作ってみてはいかがでしょうか。
調理例
・ 豚の生姜焼き(レタスやキャベツの千切りを添えてかさましをしよう)
・ 揚げ出し豆腐(大根が安いときは、大根おろしをプラスすると食べ応えがアップ)
・ キュウリとワカメの酢の物(ゴマをプラスすると食べ応えがアップ)
・ 白菜と玉ねぎの味噌汁(タマゴを入れると食べ応えがアップ)
副菜2品が面倒なときは、メインを2品にし、うち1品のメインには肉や魚を入れないように調理するのがおすすめです。
調理例
・ 鶏肉の甘辛炒め(ボイルキャベツや生野菜を添えると食べ応えがアップ)
・ ザク切りジャガイモとピーマンの塩コショウ炒め(キノコをプラスしてボリュームアップ)
・ キャベツとタマゴの味噌汁(冷蔵庫のあまり野菜プラスでボリュームアップ)
(3) 週に2回は「安い食材をメイン」にしよう
厚揚げや高野豆腐など、価格が安く食べ応えがあり、見た目のボリュームもある食材をメインにすることでも節約ができます。
ただし、肉や魚のたんぱく質は大事な栄養なので、安い食材をメインにするのは週2回と決めておきましょう。
また、少しお財布に余裕のあるときは、割引になった細切れ肉やミンチの少量パックなどを使う副菜(白菜の煮浸しに少量のミンチ肉を加えるなど)をプラスするのがおすすめです。
厚揚げや高野豆腐は、以前の記事にレシピが掲載されているので参考にしてください。
節約が続かないという人へ
本格的な節約は、なかなかハードルが高く難しいものも少なくありません。
けれど、今回紹介した方法は、どれもちょっとした工夫で続けられる簡単なものばかりです。
どうにかして今よりも節約したいという人は、ぜひ今回紹介した3つの方法も取り入れてみてください。(執筆者:山内 良子)