今月の上旬には開始される政府が導入予定の「ふっこう割」ですが、開始までには、もう少し時間がかかるかもしれません。
そのため、休みの関係で近々旅行へ行く人や急な出張が入ってしまった場合、まだ「ふっこう割」がはじまっていない可能性があります。
そこで今回は、「ふっこう割」が開始される前でもお得に宿泊できて、被災地にも貢献できる「復興支援クーポン」についてご紹介いたします。

目次
「復興支援クーポン」は各宿泊サイト独自
今年2019年に起きた大雨や台風により大きな被害のあった地域の復興を応援するために、大手宿泊サイトが独自に配布しているクーポンのことです。
大手宿泊サイトでは、各サイトがオリジナルの名前でクーポンを配布していますが、本記事ではわかりやすいよう「復興支援クーポン」と記載しています。
条件や割引率で選ぶならダントツで「じゃらん」
大手宿泊サイト「じゃらん」は、宿泊料金がリーズナブルで、割引クーポンの配布なども多くお得なことから、筆者がいちばんよく使っています。
復興支援クーポンも、条件や割引率などをほかの大手宿泊サイトと比較してみると、ダントツで魅力的な割引額です。
たとえば、「東日本応援キャンペーン」の割引額は2,000円ですが、条件がいちばん厳しいものでも「大人2名で、宿泊代が1万円以上」であれば、2,000円クーポンを使えます。
また、今回紹介する「東日本応援キャンペーン」と「ご当地大特集」で配布されているクーポンは、飛行機や新幹線を絡めない「宿泊施設のみの予約で使えるクーポン」ばかりです。
ほかの大手宿泊サイトの場合は、飛行機や新幹線が絡まない予約でも、「2名以上で、宿泊代が3万円以上」という条件で2,000円のクーポンがやっと使えるなどハードルが高いです。
そこで、さまざまな大手宿泊サイトの復興支援クーポンをリサーチした結果、ダントツでお得な「じゃらん」にスポットを当ててご紹介したいと思います。
じゃらん「東日本応援キャンペーン」
じゃらんが配布している「東日本応援キャンペーン」のクーポン額面は「2,000円」です。
また、クーポンによっては、下記のような条件もあるので注意が必要です。
・ 今月12月の31日までがクーポンの取得日
・ 宿泊対象期間は、来年2020年1月31日(チェックアウト)までなど

ちなみに、下記の県のクーポンが配布されています。
・ 宮城県
・ 福島県
・ 群馬県
・ 栃木県
・ 茨城県
・ 埼玉県
・ 千葉県
・ 神奈川県(箱根)
・ 山梨県
・ 新潟県
・ 長野県
・ 富山県
・ 石川県
・ 静岡県(伊豆・熱海)
じゃらん「ご当地大特集」

こちらは復興支援クーポンではありませんが、「ご当地大特集」のページでも、台風の被害に遭った千葉県・茨城県・静岡県などで使用できるクーポンが配布されています。
ご当地大特集のクーポン額は「3,000円」と魅力的な割引額ですが、クーポンによっては、下記のような条件もあるので注意が必要です。
・ 今月12月の15日までがクーポンの取得日
・ 宿泊対象期間は、来年2020年1月31日(チェックアウト)までなど
「ふっこう割」の前に使える割引があります
お得に宿泊しつつ、クーポンの額面を被災地域での飲食や土産物の購入に充てたいと考えている人も多いようです。
けれど、「ふっこう割」がまだはじまっていないため、「近日中の旅行や出張に使えるクーポンがない」と、お悩みの人もいることでしょう。
そういったお悩みをお持ちの方はぜひ、本記事で紹介したような、大手宿泊サイトの「復興支援クーポン」を探してみてください。(執筆者:山内 良子)