という方は多いのではないでしょうか。
SNSでもいろいろな家計管理の方法が紹介されていますが、家計簿に細かく記していく方法は、細かい記録が好きでないと続かないと思います。
そして、家計簿に関しては記録が主体ではありません。
記録しただけで満足して、振り返りをしないと意味がありません。
また出費の内容を、食費・日用品・雑貨など、細かく分類しようと思えばできます。
しかし細かく分類していると、ドラッグストアで食品を購入したような場合には、帰宅後にレシートを見て「食費に〇円、日用品に〇円」と分けながら家計簿に記録しなければなりません。
このようなやり方では長く継続していく事は簡単ではありません。
そこで今回は、
・ 費目の分類不要
・ 必要なのは100均の「セクションファイル」だけ
という家計管理方法をご紹介します。
目次
まずは予算を決める

毎月の家計管理において何より大事なのは予算を決めることです。
この時に、「このぐらいでおさめたい!」と大きな希望を持ちすぎて予算を決めてしまうことが家計管理の1番の失敗の原因です。
というぐらいの金額がベストです。
これは家族の人数や家族の年齢、お弁当が必要かどうかによっても変わってきます。
雑誌掲載の家計管理はあまり参考にならない
主婦向け雑誌の家計管理のページは、あまり参考にはならないと私は思っています。
「節約できている」と紹介されていますが、幼児のみの家庭や社宅で家賃があまりかかっていない場合が往々にしてあるからです。
また、無理な家計管理ではないかと思うような場合もあります。
夫の小遣い5,000円、妻の小遣い0円では「家計管理ができている」とは言えません。
予算を決めるときは、毎月継続して達成できる額にすることが1番大切です。
1週間ごとのやりくり費として予算組みをする
もっとも簡単な家計管理として私がおすすめするやり方は、1週間ごとに「やりくり費」を決める方法です。
このやりくり費には食費と日用品費が含まれています。
わが家のやりくり費は、1人あたり5,000円に設定し4人家族で2万円で、1週間2万円にしています。
1週間で2万円は、がんばれば少し余るぐらいの金額で、わが家の食べ盛り中学生男児2名の食欲を満たすお米代も含めており、必用な金額です。
セクションファイルに分ける

100円ショップにあるセクションファイルで予算分けをします。
私はやりくり費は、
としています。
あとは、習い事費のように毎月支払いのあるものや予備費など、各家庭にあった項目を作ると良いと思います。
「金曜日」にセクションファイルの補充をする

そして私が何より大事な家計管理のポイントとしている点が、
ということです。
家計を週で管理している場合、
と考える方も多いでしょう。
このやり方が1番の失敗する原因です。
金曜日に補充する事で、家族が在宅している週末にお金を使えます。
もし月曜日に補充してしまうと、週末にお財布がさみしくなり、「週末何にもできない」という不満が生まれがちです。
この感情が節約生活を1番辛くさせてしまいます。
金曜日に補充すれば、週末を家族で楽しめるのです。
平日のやりくりは主婦の得意分野なので、夕飯のメニューを工夫するなどして予算内でやりくりできてしまうものです。
ぜひ1度、「セクションファイルで週分けして金曜日に補充する」という家計管理にチャレンジしてみてください。(執筆者:吉津 智子)