「一年の計は元旦にあり」ということわざがありますが、物事を始めるには最初にきちんと計画を立てることが大切です。
特に、家計や貯蓄などお金に関することは、現状を踏まえて実行できる計画が立てられているかが大きなポイントです。
今回は、貯金が苦手な人が貯金目標額100万円を達成するための計画を成功させるヒントを3つ紹介します。
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目次
ヒント1:貯金が得意な人と貯金が苦手な人の違い
毎月着実に貯金を積み上げ、すでに数百万の貯金に成功している人がいる一方で、これまで幾度となく「貯金をしよう」とチャレンジしてみたにもかかわらず、結果的には「貯金ができなかった」という体験を繰り返している方も少なくないでしょう。
そもそも、貯金が得意な人と苦手な人の違いは何なのでしょうか。
実は、
ことが挙げられます。
いつも精神的に余裕があるので、貯金を習慣化することも苦にならないという人が多いようです。
結果的に、貯金のストレスを感じることなく、「いつの間にかお金が貯まっていく」サイクルが自然とできているのです。
反対に、貯金が苦手な人は、「貯金をしなくちゃ」という切迫感が心理的ストレスになり、せっかく貯めたお金を使ってしまう反動を起きてしまいます。
「貯めては使ってしまうループ」を繰り返してしまうため、なかなか貯金ができない悪循環にはまっているケースが多いのです。
まずは、
ヒント2:目標額100万円のハードルは高い 収入と家計のバランスをまず確認
貯金を始める時に、切迫感にかられてひたすら貯金をするよりも、目的や目標額をはっきりと決めておくほうが貯金は続けられます。
一般的な貯金目標は100万円といわれることが多いので、
します。
しかし、100万円のボーダーは高いと感じる人も少なくないようです。
そのような時には、まず今の手取り収入と家計のバランスを確認してみましょう。
もし、
これまで生活費として消えていたお金が毎月の貯金へ回せるようになり、100万円のハードルが高く感じることはなくなるはずです。
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ヒント3:100万円達成までのスケジュールを立ててみる ゴールがはっきりしていると挫折しない
手取り収入に対する家計バランスを見直したら、1か月の貯金額を決めましょう。
貯金はマラソンと同じで、ゴールと目標タイムがはっきりしていなければ挫折してしまうことが多いのです。
例えば、毎月2万円の貯金額であれば、100万円貯めるまでに50か月、つまり4年2か月かかります。
毎月の貯金額を上げれば短期間で100万円は達成できますが、毎月の生活にしわ寄せが出ると貯金がつらくなり、ストレスです。
無理のないスケジュールで確実に貯金を続けていくと、決して挫折することはありません。
まずは貯金習慣を楽しんで 今年こそは絶対に貯金を成功させよう
貯金を長く続けて目標額を達成するためにも、まず貯金習慣を楽しむようにしましょう。
そのモチベーションになるのが、
です。
筆者の場合は、毎月銀行で記帳して貯金額を確認するのが何よりも楽しみです。
少しずつですが、「確実に増えている」と実感できる度に、貯金が楽しくなって続けることができています。
また、生活に無理がない貯金額を守ることを鉄則としているので、貯金することが苦になっていないことも貯金を続けられるポイントになっています。
「今年こそは貯金を成功させよう!」と決めたのなら、貯金への切迫感を捨て、
どんなに貯金が苦手な人でも、きっと貯金を成功させることができるはずです。(執筆者:花見 結衣)