新型コロナウイルスの影響で多くの小・中・高校が休校している現在、毎日のお昼ご飯に頭を悩ませているご家庭も多いことでしょう。
地域によって違いはありますが、相次ぐイベントの自粛や外食需要の急落で、さまざまな食材が余り、値段が安くなっています。
そこで今回は、コロナウイルスの影響で価格が下がっている食材を4つ紹介します。
目次
1. 牛乳・乳製品
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学校が一斉休校になったことで、牛乳や乳製品の需要が急激に減少しています。
筆者が住んでいる地域のスーパーでも、牛乳が普段の値段から20円ほど下げて売られていました。
この機会に1本分(1,000ml)を丸ごと使って、娘と一緒に「巨大なプリン」を作ってみました。
牛乳は、そのまま飲むのはもちろん、料理にもお菓子作りにも使えます。
ネット上に掲載されている、数多くの「牛乳大量消費レシピ」もとても参考になります。
2. 野菜
給食用の野菜が余ってしまったことに加え、今年は暖冬の影響もあり、野菜が安く市場に出回っています。
筆者が近所のスーパーをのぞいた際には、特にキャベツや白菜、ブロッコリーやほうれん草などが安くなっていました。
葉物野菜を多めに買って、娘の昼食用に「ちゃんぽん」や「皿うどん」を作って消費しています。
また、いちご狩りをするお客さんの減少などにより、いちごも市場に多めに出回っているようです。
季節の野菜は栄養価も高いので、積極的に摂取することで健康維持にも役立ちそうです。
3. 国産牛肉
外食産業の需要が減っていることもあり、国産牛肉も値段が下がっています。
卒業式や送別会など、本来であればこの時期行われるイベントがキャンセルになってしまい、残念な気持ちになっている方も多いかと思います。
普段は手を出しにくい良質な国産牛肉を買って、自宅で少し贅沢な食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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4. 高級魚
普段はホテルやレストランなどで提供されている高級魚も、需要の減少にともない値段が下がっています。
もし、スーパーなどで安く売られているのを見かけたら、この機会に奮発して料理してみるのもよいかもしれません。
地域の情報にアンテナを張る
学校給食がストップしたことにより、給食用の食材を扱っている地元のお店は大きな打撃を受けています。
臨時で野菜の即売会が行われたり、給食用の納豆が配るといった対応を取っている企業もあるため、地域の情報に注目しておくことをおすすめします。
告知の時間が短いのですが、企業・地方公共団体のホームページやTwitterなどで情報が得られることが多いので、こまめにチェックしてみましょう。
余った食材の利用で食品ロスの解消に貢献
生鮮食料品は長持ちしないため、売れ残ってしまうとその大部分は廃棄するしかありません。
安くなっている食材を利用することで、食費の節約だけではなく、食品ロスの解消にも貢献できます。
ぜひ、積極的に「市場で余ってしまった」食材を活用してみてください。(執筆者:AFP、2級FP技能士 青海 光)