目次
節約が続かない原因

節約に挫折するのは、続かない原因があるからです。
頑張っている人こそ続かないことがあります。
がんばりすぎる節約のストレスで衝動買いをするなどの失敗を重ねた筆者が、節約が続かない原因や長続きさせる秘訣をお話したいと思います。
原因1:節約する目的が曖昧
「使いすぎている気がするから」
このように目的が曖昧でゴールがはっきりしないと節約は続きません。
達成目標がないのでだんだん面倒になり、節約をやめてしまうのです。
原因2:いつも節約状態
制限が強い節約をすると、反動で急激にお金を使いたくなることが多くなります。
では、家計もピンチになり、急に出費してしまった罪悪感もあり悪循環を招きます。
年収200万円以下の家庭は常に節約状態
「年収が200万円以下の家庭」は、家計がギリギリの状態にあるため、常に節約状態であることが多いようです。
私の家庭が年収200万円以下の時は、特に赤字になるのがとても怖かったので、「とにかく節約」と思い、食料品や日用品を購入する時には常に安い物を買うようにし、最低限必要なもの以外は買いませんでした。
しかし、節約を気にするあまりに、急な出費などがあった際には赤字の焦りからイライラしていました。
仕事や育児のストレスも強かったため、節約するストレスが重なるとさらにつらくなり、衝動的にお金を使ってしまい罪悪感にさいなまれることもありました。
この経験から、節約がストレスになりすぎないよう続けるためには、「ちょっとした息抜き程度に、自分のためにお金を使う」ことも必要だと実感しました。
節約を長続きさせるコツ
節約を続けるには、
が必要です。
また、節約が過度なストレスにならないように、時には自分にお金を遣うことも考えるようにします。
コツ1:目標を持つ

節約は、「なんとなく家計のためにしている」だけでは続かないので「なぜ節約をしているのか?」をはっきりさせます。
貯めたお金の用途を明確にすると続けやすくなるのです。
「学費」
「突然の出費に備えて」
などの目的をはっきりと決めます。
お金を貯める
になります。
目標額が貯まるたびに達成感が出るので、節約の成果を感じやすくなるのです。
目標や予算を決めて具体的にすると、節約意識が高まります。
コツ2:予算を立てる
月の予算を設定して使っていくと、貯蓄もしやすくなります。
家計簿をつけているならば、月の予算を立てて、予算内でお金を使うようにしてみてください。
コツ3:自分のためにお金を使う
節約ばかりを意識していると、ストレスがたまりやすくなります。
節約をしていても、自分のために使うお金を少しでも用意しておくと、節約のストレスがやわらぎます。
コツ4:趣味を持つ
節約のストレスを発散する方法として、趣味を持つことをおすすめします。
高額な趣味は家計にひびくため、あまりお金がかからない趣味を探してみてください。
節約の目的を「趣味」にする
「散歩」や「図書館で本を借りる」など、無料でできる趣味はいろいろとあるものです。
習い事も家計にひびかないのであれば、始めるのもよいかと思います。
少しお金がかかる趣味をやりたい時には、「趣味のため」に節約をします。
入会料など習い事によっては始めるのにお金がかかるので、その習い事を始めるのを節約の目的・目標に設定するのもよいと思います。
コツ5:たまにはご褒美にお金を使う
がんばった自分に、たまにご褒美を買うのは悪いことではありません。
ご褒美のためにがんばれるということもあります。
「目標額の貯金をすることができた」という理由で、財布を購入する
などです。
ただし、ご褒美を頻繁に行っていると「ご褒美が日常」になってしまい、いつの間にか浪費になるので気をつけましょう。
節約にも相性がある

節約にも「自分に合った、ちょうどよい方法」があります。
1つの方法で失敗しても諦めずに、次の方法を試してください。
試行錯誤を繰り返していくと、相性のよい節約方法が見つかり、節約が続くようになります。(執筆者:藤代 聖子)