新生活が始まると、クレジットカードも新しくしたくなりますよね。
とくに新社会人や大学生の場合は、新生活をキッカケにクレカデビューする人も多いのではないでしょうか。
そんな人たちにおすすめのキャンペーンが、dカードで実施されます。
そこで今回は、キャンペーンの内容とともに、「dカード」と「dカードGOLD」のどちらを選ぶべきかも解説しましょう。
目次
【4/1~5/30】25歳以下のdカード発行で2つの特典

≪画像元:dカード≫
4月1日~5月30日の期間中、高校生を除く18歳~25歳の人が、エントリーの上でdカード・dカードGOLDに入会すると、最大1万6,000円分のdポイントが還元されるなどのキャンペーンが実施されます。
以下で、特典の内容を詳しく見ていきましょう。
特典1:最大1万6,000円分のdポイントを還元

≪画像元:dカード≫
・ dカードGOLDに入会した場合、1万1,000ポイント
がもらえます。
加えて、対象期間中のdカード・dカードGOLD利用金額に対して、25%分のdポイントが還元されるのです。
25%分のdポイントの上限は、
・ dカードGOLDが5,000ポイント
ですので、合計すると、
・dカードGOLDは最大1万6,000ポイント
が還元される計算になります。
25%分のdポイント還元は18~25歳以外の方でも受けられますが、通常は入会月の翌々月までが対象期間のところ、18~25歳の方は入会月の3か月後までと、期間が1か月間長くなっています。
dカードGOLD(還元率1%)でも、還元率25%で5,000ポイントが還元上限で、2万円使えば上限に達する計算になりますので、サブカードとして想定している人でも最大1万6,000ポイントは難しくありません。
特典2:2,500円分のdトラベルのクーポン

≪画像元:dカード≫
期間中にdカード・dカードGOLDに入会した18~25歳の方には、dトラベルで提供している宿・ホテル(税込1万円以上)に利用できる2,500円分のクーポンがプレゼントされます。
入会1か月後をめどにクーポンが進呈され、2020年9月30日までのチェックインが対象です。
【参考】dカード GOLD(公式サイト)
キャンペーンの注意点
「特典1・特典2」共通の注意点
・ 25歳以上の方もdカード・dカードGOLDに新規入会は可能ですが、25歳以下限定の特典は受けられない
・ 申込の翌月末までに入会し、入会の翌々月までにキャンペーンへのエントリーをしないと、2つの特典は適用されない
・ dアカウント登録しているdポイントクラブ会員でない方も特典を受けられない
「特典1」のみの注意点

「新規入会+利用」でもらえるポイントは、入会月の6か月後をめどに還元される「期間・用途限定ポイント」です。
還元日より3か月間が有効期限と短く、他のポイント・マイルへの交換ができませんので、dポイント加盟店・d払い加盟店で利用するといいでしょう。
また、25%還元の対象となるのは、クレジット利用・dカードの電子マネーiD利用ですが、
・ dカード、dカードGOLDの各種手数料
・ 年会費
・ 遅延損害金
・ 電子マネーチャージ
・ ユニセフなどの募金
・ 国民年金保険料
などは対象外です。
特典2のみの注意点
クーポンが利用可能なのは、dトラベルからの予約時のみで、チェックイン時にクーポン画面を提示しても割引されません。
また、1予約につき1名分のクーポンのみ利用可能で、
・ 1予約で2部屋以上を同時に予約利用の場合
であっても、使えるクーポンは1枚のみです。
dカード・dカードGOLDのどちらに入会すべきか、徹底分析
今回のキャンペーンは、18~25歳がdカード・dカードGOLDに入会すると適用されます。
問題は、「dカード・dカードGOLDのどちらに入会すべきか」ではないでしょうか。
そこでここからは、dカード・dカードGOLDのどちらに入会すべきかを、ケース別で紹介しましょう。
未成年の人は「dカード」
18歳・19歳の未成年は、dカードしか選択肢がありません。
dカードGOLDは、20歳以上でないと申込できないからです。
また、未成年がクレジットカードを申し込む際には、親権者の同意が必要となるので忘れないでください。
初めてクレカを持つ学生におすすめ「dカード」
初めてクレジットカードに申し込む人は、dカードがおすすめです。
とくに、学生の方は収入が少なく不安定のため、キャンペーン中で審査ハードルが下がることを加味しても、dカードGOLDでは審査落ちするかもしれません。
一方、収入が確実視される新社会人であれば、dカードGOLDに申し込んでも通過する可能性があります。
コストをかけたくない人は「dカード」
維持コストをかけたくない人は、dカードがおすすめです。
dカードの年会費は無料なのに対して、dカードGOLDの年会費は税別1万円します。
初年度無料・年会費割引などの仕組みはありません。
家族カードも、dカードは何枚でも年会費無料です。
けれど、dカードGOLDの年会費は、1枚目だけが無料になるだけで、その後は1枚につき税別1,000円かかります。
ドコモユーザーなら「dカードGOLD」

≪画像元:ひかりTV for docomo≫
ドコモユーザーには、dカードGOLDをおすすめします。
というのも、ドコモ利用料金をdカードGOLDで支払うと、支払金額の10%分のdポイントが還元されるからです。
年間10万円(月8,400円程度)のドコモ利用料金をdカード年会費で支払うだけで、年会費分のポイントがペイできます。
dカードには、ドコモ利用料金に対する還元ポイントアップの仕組みがないため、ドコモユーザーでないと10%還元は受けられません。
そのため、ドコモユーザーではないという人は、dカードでもいいでしょう。
カードをガンガン使う予定なら「dカードGOLD」
入会したらカードを使いまくろうと考えている人は、dカードGOLDがいいでしょう。
というのも、dカードGOLD限定で、「年間利用額特典」があるからです。
前年の年間利用額が100万円以上の方には1万,800円相当、200万円以上の方には2万1,600円相当の選べる特典がプレゼントされるからです。
選べる特典の内容は、
・ dファッションクーポン
・ dトラベルクーポン
・ dショッピングクーポン
・ dデリバリークーポン
のいずれかです。
昨今の巣ごもり需要を考えると、dショッピング・dデリバリークーポンなどは使えそうです。
dカードの使い道が少なそうだと感じる人におすすめなのは、買い物が5%お得になるローソンや還元率の高いマツキヨでの利用です。
1回の還元率は低いですが、お得感がありますし、チリツモ節約にもつながります。
万一の補償がほしいなら「dカードGOLD」
いざというときの補償で安心したい方は、dカードGOLDがおすすめです。
主な補償だけ見ても、dカードとdカードでは以下のように大きく異なります。

カード払いした品物が破損・盗難の被害に遭った際に補償してくれる「ショッピング保険」は、どちらのカードにも付帯しています。
ただし、補償限度額が異なるのはもちろん、適用条件の差も大きいです。
国内での買い物は、dカードの場合リボ払いか3回以上の分割払いにしないと、補償されません。
一方のdカードGOLDは、国内で1回払いでもしっかりと補償されます。
ケータイ補償も、dカードは1万円までしか補償されないので自己負担が大きいですが、10万円まで補償されるdカードGOLDなら、ほとんどのスマホをカバーできます。
相性を見極め「お得なカード」で
今回紹介した以外にも、dカード・dカードGOLDには
・ マツキヨで高還元
・ クレカ・電子マネー・ポイントカードの1枚3役
などお得がいっぱいです。
普通に入会してもいいのですが、どうせならキャンペーン時期に入会するのがいいでしょう。
ただし、自分に合わないカードに入会しても意味がないので、コスト重視の方はdカード、利便性重視の方はdカードGOLDなど、よく見極めたうえで申し込みましょう。(執筆者:角野 達仁)