休日、家族全員が家にいて昼食をどうするか考えなければいけない、こんな状況を苦痛に感じる人もいるのではないでしょうか。
苦痛だと感じる原因は3つ考えられます。
2. めんどうくさい
3. 外食にしたいがお金のことを考えると毎日は無理だ
Yahoo!知恵袋をみてみると、家族そろっての昼食を外食にする場合の予算は1,000円~2,000円という声が多いみたいです。
外食、というと空腹を満たす、手間を省く、以外にもレジャー性を求めがちで、それが予算を底上げする一因のようです。

目次
ホットプレートって何がいいの?
そこでオススメしたいのがホットプレートです。
休日の昼食にホットプレートを勧める理由は3つあります。
1. 簡単
ホットプレートなら、大きなフライパン1つで家族全員の食事が1回で作れてしまうのと同意義です。
材料をあらかじめ食卓に用意さえすれば、調理中に動く必要もありません。
2. 材料費が安い
ホットプレートで作るものはワンプレートランチが多く、1品完結、あれこれ作る必要がありません。
一汁三菜の定食スタイルの食事に比べて、材料費が少なくてすみます。
3. イベント感が演出できる
食卓に湯気が上がり、ジュージュー音を立てるホットプレートがあるだけで非日常感が出ます。
家族全員で材料を並べたり、混ぜたり、ひっくり返したり、と調理過程から参加すれば、それはもうイベントです。
筆者は週末にホットプレートを使うことが多いのですが、料理する人も一緒に食べられる、というところも気にいっています。
料理をしているそばから家族が食べ始め、自分が食卓に着くころには料理がなくなっていたり、冷めていたりするということがありません。
ホットプレートで料理をすれば、みんなと一緒に温かい料理を楽しめるのです。
ホットプレートの電気代
電気代については契約している料金プランや、使っているホットプレートによるので一概にはいえません。
そこでここでは56.7cm×37.9cm×13.6cm、消費電力1,300wのファミリーサイズのホットプレートで、1kwhあたり25円の契約と仮定して計算します。
そうするとホットプレートの電気代は1時間当たり32.5円になります。
都市ガスを1時間強火で使うと約36円、中火だと約21円です。
1時間料理するときのガス代と比べてホットプレートの電気代は特別に高いということはありません。
ホットプレートの電気代を節約する方法
しかし、ホットプレートでもちょっと気を付けるだけで電気代を抑えられます。
ポイントは2つ
・ 加熱時間を短くすること
・ 加熱温度を低くすること
ホットプレートは上がりきった温度を維持するのは得意ですが、温度を上げるのに時間がかかります。
そこでフタを利用します。
ホットプレートを温めるとき、食材を加熱するときに適宜フタをすることで、熱が逃げてしまうのを防ぎ、加熱時間を短くできます。
さらに料理ができたら保温にしましょう。
電気代を抑えると同時に、
・ 料理に火が入りすぎてしまう
・ 乾いてしまう
ということも防げます
ホットプレート簡単レシピ
ホットプレートの料理といえば、焼きそば、お好み焼き、ホットケーキが王道でしょうか。
今回は簡単にできて、王道とはちょっと違ったレシピを紹介します。
フレンチトースト

1. 食パン1枚を9個に切る
2. 卵と牛乳を混ぜ合わせたものに漬ける
3. 両面、色づくまで焼く

1人前約90円でできました。
あらかじめ砂糖で味つけはしないで、食卓で好みのはちみつやジャムで食べれば、大人にも甘すぎるということはなく、おススメです。
鮭チャーハン

1. 塩鮭をホットプレートでフタをしながら蒸し焼きにする
2. 塩鮭は骨を取り除きながら、身をほぐす
3. 塩鮭をはじに寄せ、中央に溶き卵を流し入れる
4. 卵が固まる前にごはんを入れ、全体をよく混ぜる
5. 長ネギのみじん切りをくわえ、塩で味を調える

1人前約145円でできました。
魚がメインの料理は家族に不評を買いやすいのですが、卵と長ネギを組み合わせたチャーハンにすれば、おかわり間違いなしです。
トマトスパゲッティ

1. スライスした玉ねぎ、ソーセージ、半分に折ったスパゲッティをホットプレートに並べる
2. スパゲッティの重さの3.5倍になるように、トマトの水煮缶+水を計量し入れる(スパゲッティ2人分160gの場合、トマトの水煮缶+水は560cc)
3. 全体にまんべんなく塩をふり、ふたをして加熱する
4. 沸騰したら、ときどき混ぜながら水気がなくなるまで加熱する




1人前約143円でできました。
ソーセージをサバの水煮缶に変えてもおいしいです。
連休中は外出が難しいというときこそ、ホットプレートを活用して、節約しながら家族との時間を楽しんでください。(執筆者:小原 水月)