本を立てるスタンドは100円ショップやホームセンターで安く売っています。
一方、無印良品で売っているアクリル製のスタンドは1つが1,490円(税込み)とやや高い価格設定です。
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やや高いにもかかわらず、人気が高いのには理由があります。
今回は無印良品の人気商品「アクリル仕切りスタンド3仕切り」をお値段以上に使いこなすアイデアを紹介します。
目次
備蓄用水のケース上に本棚を作る
場所をとる備蓄用水ケースの上面に収納確保
災害に備えて、水をケースで備蓄している人が多いのではないでしょうか。
水は1日ひとりあたり3リットル必要と言われています。
4人家族で3日分備蓄すれば36リットルになり、最低でも3ケースの備蓄が必要です。
水のケースは意外と保管場所に悩みます。
上に積み上げてしまうと、地震がきたときに倒れてくる可能性があります。
かといって横1列に並べれば、場所をとるでしょう。
本棚購入代1万円を節約
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そこでおすすめの方法が、
「本の保管場所は本棚」と決めつけてしまうと、本が増えるたびに本棚を買いたさなければなりません。
しかし家具である本棚は、安くても数千円から1万円以上です。
筆者の家ではリビングに水のケースを横並びにして置いています。
そしてケースの上に本を並べて本棚にしています。
ただ、ケースで作った本棚は本を立てる側面がありません。
そこで活躍するグッズが無印良品の「アクリル仕切りスタンド3仕切り」です。
水のケースの端にアクリル仕切りを使うことでブックエンドのかわりになります。
ブックエンドならば100円ショップでも売っていますが、一般的なブックエンドはケースの上を滑ってしまい、少しの衝撃でケースの下に落下してしまいます。
小さな丸い突起ですが、これが
水のケースにしっかりとスタンドを固定します。
本の内容や量が変化しても、柔軟に対応
本が増えてきたら、土台の水のケースを増やします。
本棚として使えるスペースが増えるだけでなく、備蓄の水も増えて一石二鳥です。
本の量は年齢や好みによって変わります。
せっかく本棚を買っても、片づけをしたらグッと本が減り、本棚が不要になるかもしれません。
「本が増えてきたかな」と思ったら、本棚をいきなり買うのではなく1,490円のスタンドで様子をみると、余計な出費を節約できます。
「帽子の収納棚」として型崩れ防止にひと役買う
収納に悩むアイテムといえば帽子ではないでしょうか。
・床に直置きのポールハンガーは、置く場所がない
・集合住宅では、壁にかけたくてもくぎが打てないため、フックをつけることが難しい
ネット上では「100円ショップで売っているハンガーを使って収納する方法」も紹介されていますが、多くはキャップの収納方法です。
筆者の家にはキャップもハットもあり、数は夏用と冬用それぞれ3個程度しかありません。
帽子専用のラックやハンガーを用意するほど数は多くないのですが、どれも大切な帽子です。
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クリップでとめたり、扉をあけたりする必要がないため、でかけるときに片手でサッと帽子を取り出すことができます。
同じ使い方でスリッパを入れれば、スリッパラックにもなります。
スリッパラックは意外と場所をとり、ラック自体の値段も3000円程度と高額です。
アクリル仕切りスタンド3仕切りは、1490円で帽子ラックにもスリッパラックにもなります。
家族分の「個別タオルかけ」になる
一般的な洗面台には、タオルをかけるタオルハンガーが1つだけ設置されています。
そのため、1枚の手拭きタオルを家族で共有していることが多いのではないでしょうか。
本当は
と思っていても、タオル掛けが1つしかなければ使い分けは難しいでしょう。
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そんなときには、無印良品のアクリル仕切りスタンドを、タオル掛けとして洗面台に置きます。
タオルフックは家族分が用意できたとしても、設置するスペースの確保が難しいでしょう。
無印良品のアクリルスタンド仕切りをタオル掛けとして使うことで、タオル掛けを「置く」ことができるようになり、家族分のスペースを確保することができます。
シンプルなデザインだからこそ利用価値は無限大
無印良品のアクリル仕切りスタンド3仕切りは、シンプルなデザインで一見「1490円は高いのでは? 」と思う商品かもしれません。
しかしシンプルなものこそアイデア次第で値段以上の価値になる可能性が大きいのではないでしょうか。
今はコロナの影響で、「当たり前にあったものが品薄」「当たり前にできていたことができない」ということが増えています。
「お金があっても買えないもの」「簡単に買えないからこそ、節約しなければならないもの」も増えています。
しかし、アイデアや工夫にお金はかかりません。
今こそお金では買えないアイデアや工夫をして「生きる力」を発揮し、不自由な生活を乗り切りましょう。(執筆者:式部 順子)