「いつも三日坊主で終わってしまう…」
家計管理のために家計簿をつけたいけれど全然続かないという方は多いのではないでしょうか。
今回は、過去に10回以上家計簿つけに挫折している私がたどり着いた「簡単で結果の出る家計簿」のつけ方を紹介します。
この家計簿によって無駄な出費が減り、家計簿を始める前よりも毎週1,000円以上を節約できるようになりました。
100均に売っているものだけですぐに始められ、貯蓄のペースもぐっと上がっています。
目次
スケジュール帳とシールを使った家計簿

誰でも続けられるこの簡単家計簿は、次の3つがあればすぐに始められます。
家にあるものを利用してもよいですし、新たに買う場合には100均でも手に入ります。
・ シール
・ ペン
スケジュール帳はマンスリー(月間)ページだけを使用します。
シールは使うのが楽しくなるような好みのデザインを選びましょう。
簡単家計簿のつけ方

スケジュール帳を使った簡単家計簿のつけ方はとてもシンプルです。
【支出があった日】
該当の日付の欄に支出金額を記入する
【支出がなかった日】
好きなシールを貼る
支出の有無によって、どちらかを行うだけなので5分もかかりません。
何日かまとめてつけるよりも、記憶が確かな出費当日にさっと記入するのがおすすめです。
私は
(2) 外食費
など簡単に費目分けをしていますが、面倒なら分けなくても問題ありません。
まずは日々の支出を記入することから始めてみましょう。
「お金を使わなかった日」にシールを貼る
この家計簿の最重要ポイントは「お金を使わなかった日にシールを貼る」ということです。
通常の家計簿では支出のない日は空欄のままです。
しかし、この家計簿ではあえてシールを貼って目立たせることで「お金を使わずに生活できた!」という達成感を味わえます。
達成感を感じられることで、さらにシールを貼りたくなるので、買い物の頻度を減らせるようになります。
すると、ついコンビニに寄ってしまうなどの不要な出費が減り、節約へとつながります。
楽しみながら家計管理や節約をできるのでストレスも少ないと言えます。
シールと合わせて「NMD1」のように、
の日数を書くのもおすすめです。
どれだけ支出ゼロで過ごせたかが一目でわかります。
月末に見返した際に、たくさんシールが貼られていると「今月も頑張った!」と思わず嬉しくなりますよ。

1週間ごとに集計
家計簿はつけっぱなしはNGです。
1週間ごとに集計して振り返りましょう。
足していくだけなので、5分もあればすぐに終わります。
費目分けをしている場合は、費目ごとに集計すると効果的です。
「服買い過ぎ!」
など、自分の出費の傾向が分かるので気をつけるポイントをつかみやすいのです。
慣れてきたら予算を組む
毎週どのくらいお金を使っているのかが分かってきたら、予算を立てて出費を減らしていきましょう。
厳しい予算を立ててしまうとなかなかクリアできずに、モチベーションが下がってしまいます。
・ 来週はシールを3枚貼る
などといった実現可能な予算を設定するのが楽しく続けるコツです。
簡単家計簿で無理なく出費を減らす
楽しく続けられる簡単家計簿ですが、節約効果は高いのです。
私の場合には、家計簿をつけ始めてから毎週の出費が1,000円以上減りました。
年間5万円以上の出費が減る計算です。
いかに不要な出費が多かったのかがよく分かります。
簡単家計簿をつけることでこれまで以上に家計に興味を持てるようになり、楽しんで節約できるようになります。
家計簿に苦手意識のある方こそ、試してみてください。(執筆者:浦辺 愛美)