OLの支出の中でも多くを占めるのが交際費です。
私も会社の飲み会や、友達との付き合いで毎月4~5万くらい使うのが当たり前でした。
金額が大きくなりがちな交際費は、少し工夫をすれば節約することは可能です。
本記事では、実際に私が実践して効果があった、OLの交際費の節約方法をご紹介します。

目次
1. 会社の飲み会は1次会で切り上げる
交際費の中で大きな金額を占めるのが、会社の飲み会です。
飲み会で支払う金額を減らすには、なるべく1次会で切り上げて帰りましょう。
以前私が勤めていた会社でも、頻繁に飲み会がありました。
例えば以下のような飲み会が、多いときは1週間にひとつ以上開催されていました。
・ 課の懇親会
・ チームの懇親会
・ 若手メンバーの飲み会
・ 部内の女子会
・ 退職者の送別会
仮に1回3,500円だとして、全部2次会まで参加すると、合計で4万2,000円になってしまいます。
これが毎月続くと思うと、気持ちの面でも家計の面でも苦しかったです。
ただ、全部不参加にするのは印象がよくないので、1次会が終わったらそそくさと帰る習慣をつけました。
店から出た後にすぐに駅に向かえば、誰かに引き留められることも少なくなります。
交際費の中で会社の飲み会に割いている金額が大きかったら、1次会の後に帰るだけで大幅な節約になります。
2. 習い事など自己投資を始める
交際費を節約するなら、習い事を始めるのも効果的です。
飲み会に使っていた時間を自己投資に使えて、交際費も貯金できます。
また、上司に頻繁に飲み会に誘われて困っているときにも、相手に不快感を与えず誘いを断りやすくなるのでおすすめです。
私は前の職場で、しょっちゅう上司に飲み会に誘われていた時期があります。
最初のうちは断らずに一緒に飲んでいたのですが、自慢話を聞かされるばかりで、毎回3,000円以上かかるのはもったいないと思うようになりました。
そこで英会話のレッスンに通い始めて、業務終了後に積極的に受講予約を入れました。
「英会話のレッスンがあるので」と伝えると上司のイメージアップにもつながり、自己投資をすることで自分のスキル向上にもなります。
英会話に通い始めてからは、上司との飲み会も減って交際費を自己投資にまわせました。
飲み会が多いと感じている人は、その時間を自己投資に充てると、断りやすく自分のために有意義にお金が使えます。
3. 飲み会以外のストレス解消方法を考える

飲み会がストレス解消の方法になっていると、飲み会をやめて交際費を節約できても、精神的には満足できません
。
飲み会に行くのをやめる前に、他の手段でストレス解消ができないか考えましょう。
私も飲み会でお酒を飲んでワイワイ話したり、友達とおしゃべりをしたりするのは好きです。
人に話を聞いてもらうことや、人と話をしてたくさん笑うことはストレスの解消になっていると感じます。
それ以外には、ランニングをしたあとや、感動する映画を見たあとも頭がスッキリして、夜よく眠れることに気が付きました。
こうしたお金がかからないストレス解消法を見つけて、徐々に飲み会の時間を減らすことで交際費の節約につなげることが可能です。
4. 女子会は休日のランチに移行する
OLの楽しみに欠かせないのが女子会です。
他の人にはできないような相談をしたり、同年代の女友達と食事をしたりすることはとても楽しいひと時になります。
こうした女子会の比率が高い場合は、夜から休日のランチへ移行してみてはいかがでしょうか。
私も夜の女子会をよくやっていたのですが、せっかくならリッチな飲み会にしたいという気持ちが強く、女子会特有のオプションが付いていました。
例えばスパークリングワインの飲み放題や、生ハムに特化したコースなど。
こういったメニューを付けると、従来の飲み会より金額が高くなります。
金額が大きいと、1回あたり4,000円から5,000円くらいになることも珍しくありません。
そこで、女子会を週末のランチに開催するようにしました。
ランチなら多くても1回2,000円程度におさまり、話足りなければカフェに移動してゆっくりできます。
女子会にかける交際費が高く感じたら、休日の昼に変更すれば安く済むうえにゆったり楽しめます。
我慢しないで交際費を節約しよう
OLが交際費を節約するための4つの方法について解説しました。
交際費の節約は、自分の心がストレスを感じないように、無理のない範囲で工夫することが重要です。
楽しみをキープしながらお金をためられるよう、ご自身に合った方法を考えてみてください。(執筆者:近藤 遥)