というのはよくある話です。
間違った方法や不要な我慢を続けていては、ストレスがたまるだけでお金は貯まっていきません。
今回の記事では、筆者の実体験から無駄だと思った節約法を紹介します。
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目次
無駄な節約法1.「〇個買えば割引」でまとめ買い
靴下や食品等、あらゆるお店でよく見られるのが
・ 5個買えば10%引き
といった、まとめ買いを促すうたい文句です。
昔からこのような表示を見るとその通りにまとめ買いをしていたのですが、ある時、そのせいで無駄な出費をしていることに気がつきました。
実際に靴下は1~2足あれば十分だったのに3足買ってしまったり、1人暮らしなのに野菜を大袋で買って腐らせてしまったこともあります。
節約になると思ってしたことが、かえって悪い結果を招いていたのです。
もちろん、使い切れる分やもともと買うつもりだった数量であれば問題はないのですが、たいていはそのうたい文句に釣られてしまっているだけのことが多いのです。
洋服のセールなども同様で「お得だったから買ったはいいものの、実は買わなくても困らなかった」と後になって思ったことが頻繁にあります。
解決策
それからは「お得」、「×個で〇円」、「今なら~円」といったうたい文句を見ても、
・ 買う予定があったのか
・ 本当にお得なのか
と、よく考えてから決めるようになりました。
当たり前のように思われるかもしれませんが、こうしたちょっとした無駄な支出が積もっていくことで、貯金のペースは確実に落ちるのです。
無駄な節約法2. 時間対効果に見合わない
次に実践していて良くないと思ったことは、複数のスーパーのはしごなどの時間と労力のかかる節約法です。
大幅な値下げの際には必要なことなのですが、よく考えるとそれによって得られる節約と、かける時間が釣り合わないこともあります。
今はアンケートなどスキマ時間でちょっとしたお小遣い稼ぎをできるサイトもありますし、家事時間の節約は勉強や仕事の効率化につながるため、後の収入アップにも効いてきます。
そうでなくてもストレスを減らすことは、衝動買いを抑えたり、貯金を楽しむうえで重要なポイントです。
解決策
具体的には、自分のお給料を時給換算してみて、たとえば往復30分かけて遠くのスーパーに行く場合に、
と考えます。
そうすることで、なんとなく義務のように感じていた「1円でも安く買う!」ということにこだわらなくなりました。
実際に単価の低い内職や還元率の低いポイント集めなど、時間がかかる割に節約効果の低いものを徹底的にやめて、空いた時間で資産運用の勉強をして資格を取りました。
これにより保険の見直しや投資を自分でできるようになり、資格を活かした副業もしています。
ことが大事だと考えています。
もしも思い当たる節があるならば、「その節約法をすることで実際に何円の得になり、何分を費やすのか」を見直してみてください。
毎日30分かけて100円節約できるのであれば年間3万6,500円の支出削減になりますが、年間180時間以上をかけることになるのです。
そう考えれば、その時間で副収入を得たり、固定費など他の支出の削減に力を入れた方が効率的かもしれません。
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無駄な節約法3. ポイントカードをたくさん持つ
よくあるのがポイントカードを作りすぎることです。
何かのお店に行くたびにポイントカードをすすめられるがままに作っていましたが、サイフを圧迫するだけで不要なものもあるのが事実です。
貯めてたところでたいして還元率が良くなかったり、「200円で1ポイントだから、あと1つ何か買おうかな…」というように予定にない買い物をしてしまうことさえあります。
解決策
そこで、以下の4つの条件に当てはまるお店のポイントカードのみを持つことにしました。
(2) 美容室のように1回あたりの金額がそれなりに大きい(すぐにポイントがたまる)
(3) ポイントの還元率が高く使い勝手が良い
(4) 使用期限が無期限、または現実的に貯まりそうな期間設定
実際にこのように変えてからも特に困ったことはないですし、必要のないポイントを気にすることもなくなります。
「ポイントカードを持っていて、損をすることはない」という意見もありますが、お財布はスッキリとさせておいた方がお金がたまりやすいとも言うので、不要なものは整理してみるとよいかもしれません。
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ストレスをためずに継続できる環境作り
これまでさまざまな節約法を実践してきましたが、やってみて無駄だなと思ったこともたくさんあります。
目標額を貯金するまでは、とにかくストレスをためずに続けられる環境を作ることが大切です。
不用意に全てを続けようとせず、いろいろと試してみて自分の性格にあうものを選択していくのが重要だと感じました。
皆様の「節約法の整理」に、少しでも参考になれば幸いです。(執筆者:趣味は貯金と投資 島村 妃奈)