リモート・ワークもコロナウイルス感染拡大の影響をうけ世界中で広まりました。
それに伴いオンラインで契約を完結することが当たり前になりました。
世界中のオンライン契約で存在感があるのが米国のドキュサイン(DCU)です。
ドキュサイン は既に世界でユーザー数が数億人を超えるサービスです。
日本にもドキュサインは進出しています。
日本でもよく知られている有名企業、大企業でもドキュサインを採用しているところは少なくありません。
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7月にはドキュサイン米国の新興銘柄、IT企業が多く採用されている指数ナスダック100にも採用されました。
本記事ではリモートワーク普及で成長しておりナスダック100にも採用されたドキュサインを紹介します。
ドキュサインとは
ドキュサインは世界で50万人を超える企業が利用する電子署名プラットホームを提供する企業です。
アメリカのサンフランシスコを拠点に現在は180か国にサービスを展開しています。
世界中の企業はオンラインで意思決定ができることで、業務の効率化・コスト削減が可能になります。
もしもオンラインで契約締結ができなければ、その都度対面や書類の郵送で契約を結ばなければいけません。
これでは仕事もスムーズに進まず時間も手間もかかります。
しかしドキュサインの導入によって無駄な契約書も封筒も郵送費も削減できます。
ドキュサインを導入することで企業は効率的に無駄なくビジネスができるのです。
ドキュサインは日本でも、あの有名なシヤチハタ社と提携し電子印鑑のサービスも提供しています。
ナスダック100に採用されてドキュサインはどうなる
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ナスダック100はナスダックに上場する金融関係以外の銘柄の時価総額上位100銘柄を時価総額加重平均によって算出される株価指数です。
ドキュサインがナスダック100に採用されたということは、株価上昇でそれだけ時価総額が上昇したということに他なりません。
一方でナスダック100から除外されたのはユナイテッド航空です。
海外旅行が好きな人なら1度は聞いたことがある有名企業ではないでしょうか。
航空会社は全世界でコロナの影響から大赤字です。
株価も下がりユナイテッド航空は上位100を維持できないほど時価総額が下がってしまいました。
ナスダック100に入ったドキュサインと外されたユナイテッド航空の明暗はコロナウイルス感染拡大によってわかれました。
ウィズ・コロナの現在の時世を象徴するものではないでしょうか。
ナスダック100に入ることが市場に知られるとドキュサインの株価は約8%上昇し、名実共にドキュサインの実力は認められたのではないでしょうか。
しかしナスダック100に入ってもドキュサインそのものの業績や決算が投資家から評価されます。
ドキュサイン はより多くの市場関係者から注目される銘柄になるでしょう。(執筆者:田守 正彦)