2020年は業務スーパー20周年ということで、10月31日まで「業務スーパー生誕20周年セール」が開催されています。
このセールについては、次の記事に詳しく書かれています。
今回は、ただでさえお得な業務スーパーをさらにお得にする、お得な支払い方法を徹底解説しましょう。
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目次
クレジットカードは最も多くの店舗で対応
業務スーパーのキャッシュレス対応状況は公式サイトの店舗検索で把握できますが、最も使えるキャッシュレス決済はクレジットカードです。
全店舗の7割以上で使えるのではないでしょうか。
Visa、Mastercardは多くの店舗で対応
Visa、Mastercardには、クレカ利用可能店舗のうちの全ての店舗で対応していて、その次にJCBといった状況です。
ダイナース、アメックスには対応していない店舗も結構あります。
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近所の業務スーパーの対応状況を公式サイトで検索すると、
・ Visa
・ Mastercard
・ JCB
となっていましたが、実際に店頭で確認すると、
・ Visa
・ Mastercard
・ JCB
・ ダイナース
・ アメックス
・ 銀聯
・ DISCOVER
・ トヨタファイナンス
の利用が可能でした。
実際に目で見て、店員さんに聞いて確認するのがベストですね。
クレカの新規入会キャンペーンも多いので、これを利用すれば高還元になります。
それ以外でどのクレカで支払えばお得なのかをいくつか紹介しましょう。
Visa LINE Payクレジットカード
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まずは、「Visa LINE Payクレジットカード」です。
2021年4月30日までは還元率3%(5月1日以降は未定)と、最高クラスの還元率を誇るクレカです。
ただし、還元されるポイントがLINEポイントなので、貯まったポイントの使い勝手があまりよくないかもしれません。
Kyash Card + クレカ
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還元率1%のプリペイドカード「Kyash Card」(発行手数料900円)も負けてはいません。
還元ポイントは利用代金に充当でき、使い勝手も上々です。
Visa、Mastercardブランドのクレカから、Kyash Cardにチャージできます。
たとえば、還元率1.5%の「DCカードジザイル」と組み合わせると還元率は2.5%になります。
電子マネーにも多少は対応
業務スーパーの決済で、クレカの次に対応しているのは電子マネーです。
その中で最も多いのが「交通系IC」、次いで「QUICPay」と「iD」、そして「楽天Edy」、「Apple Pay」や「Google Pay」といった感じでしょうか。
クレカと比べると、対応店舗数ははるかに少ないといった状況です。
そのような状況ですが、どの電子マネーで支払えばお得なのかをいくつか紹介しましょう。
新規入会したJCB CARD WでApple Pay/Google Pay
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39歳以下の方におすすめが、「JCB CARD W」を紐づけたApple PayもしくはGoogle Payです。
2020年12月31日までにJCB CARD Wに新規入会し、Apple PayまたはGoogle Payを利用すると、利用金額の20%がキャッシュバックされます。
キャッシュバック上限は5,000円、つまり2万5,000円まで使ってもOKですから、Apple PayかGoogle Payを使える店舗でガンガン利用してください。
dカードのiD
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業務スーパーではiDも使えることがありますが、その場合にはdカードのiDを使うとよいと言えます。
dポイントを貯めた回数やdカードの請求額などに応じて、dカードのiD(カード、スマホのどちらでもOK)を利用した際の還元率がアップするからです。
通常の1%還元に加えて、最大で+7%上乗せされます。
d払いの支払いはdカードと組み合わせで常に1.5%還元!
※大型キャンペーンの際にもdカードなら対象に!
※ドコモユーザーならGOLDがおすすめ!
dカード GOLD(公式サイト)※ドコモ利用料の10%が還元されるカード
ビューカードでチャージしたSuica
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業務スーパーで最も使える可能性が高い交通系ICの中で、高還元を狙えるのはSuicaです。
特にビューカードとの相性は抜群で、チャージ時の還元率は1.5%です。
おすすめのビューカードは「ビックカメラSuicaカード」で、実質的に年会費がかかりません。
コード決済の対応店舗は非常に少ない
スマホにQRコードやバーコードを表示させて支払う決済は、業務スーパーではさほど普及していません。
PayPay対応店舗が少しある程度でそのほかはほとんど対応していないため、「あったらラッキー」くらいに思いましょう。
商品券も利用可能
カード会社のギフトカード・おこめ券・ビール券などは、業務スーパーでは基本的には使えません。
ただし、一部利用可能な店舗もありますので、お店に直接問い合わせるといいでしょう。
株主優待券
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確実に使える商品券といえば、株主優待券です。
業務スーパーを運営している「神戸物産 (3038)」では、以下の条件で株主優待券(業務スーパー商品券)を発行しています。
【優待回数】年1回
【発送】1月下旬頃
商品券の額面は1,000円で、おつりはでません。
気になる必要株数と金額は、次の通りです。
1,000円(3年以上保有で3,000円)
【1,000株】
1万円(3年以上保有で1万5,000円)
【2,000株】
1万5,000円(3年以上保有で2万円)
2020年9月2日現在の株価は6,210円ですので、最低62万円の投資が必要です。
「1月まで待っていたらセールが終わっちゃう!」という人には、オークションや金券ショップで買うという手もおすすめです。
「ヤフオク!」での落札相場を調べると、額面の3~5%安い金額で落札されているようです。
自治体発行のプレミアム商品券
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新型コロナの影響で冷え込んだ地域経済を活性化させるべく、多くの自治体でプレミアム商品券を発行しています。
中には、業務スーパーで利用可能な商品券もあります。
東大阪市の「ウルトラプレミアム商品券」もその1つで、5,000円出せば7,500円分の商品券と2,500円のプレミアム付きで、プレミアム率はなんと50%です。
65歳以上の市民、今年4月28日以降に生まれた市民には無料配布もあるという太っ腹ぶりです。
東大阪市内でこのプレミアム商品券を利用できる業務スーパーは、
業務スーパーTAKENOKO大阪布施店
業務スーパーTAKENOKO東大阪店
業務スーパーTAKENOKO東大阪宝持店
の3店舗です。
額面も500円なので使いやすいですね。
基本はクレカがお得、準備期間があるなら商品券もあり
業務スーパーでお得な支払い方法について、解説しました。
基本はクレジットカードで、多くの店舗ですぐに1%程度はお得になります。
準備に多少時間がかかってもよいのであれば、優待券やプレミアム商品券を用意すると3%以上はお得になります。
もともとお得な商品が揃う業務スーパーで、店舗によって異なるお得な支払い方法を組み合わせて、さらにお得を享受しましょう。(執筆者:角野 達仁)