メルカリは基本的にあらゆる商品が売れるフリマアプリですが、売上ベースで見ると、「高く売れるもの」と「売れにくいもの」があります。
メルカリでの取引を続けていけば、感覚でわかるようになります。
しかし、効率良く売上金を稼ぎたいと考えている方は、初めから高く売れるものに絞って出品したいと思うはずです。
そこで今回は、メルカリ取引実績400件超えの筆者が実際に取引を行った中で、高く売れたものと売れ残ったものを紹介します。

目次
メルカリで高く売れたもの
筆者がこれまでメルカリで販売した商品のうち、購入価格より高く売れたものを3つ紹介します。
1. 某ストリート系ブランドの洋服類
筆者は某ストリート系ブランドの洋服を好んで着ていますが、昨シーズンのものや似たようなデザインの服は定期的にメルカリで販売をし、新しい洋服を購入するための資金としています。
その中で人気のデザインのものは、ユーズドであっても定価よりも高い値段で売れることがあります。
定価以上で売れた例を下記の表にまとめました。

※金額は目安
ユーズドであるにもかかわらず、5品で約2万7,800円の利益を上げています。
洋服や小物を購入するときは、人気のブランドやモデルのものを購入すると、不要になったときに思ったよりも高い値段で売れるので参考にしてください。
2. スニーカー
某ストリート系ブランドの洋服と同様に、筆者はスニーカーを集めることも趣味です。
しかしスニーカーは保管場所が必要なため、一定数以上は増えないよう、定期的にメルカリで売って数を調節しています。
こちらもブランド服同様目立った傷や汚れがなければ、ユーズドでも高値で売れます。
定価以上で売れた例を下記にまとめておきます。

※金額は目安
スニーカーのほうは、なんと4足で約14万5,000円の利益を得ています。
いろいろなスニーカーを持っていますが、基本的に筆者は「履きつぶすスニーカー」、「売れるスニーカー」しか購入していません。
そのため不要になったときに、履きつぶすもの以外はある程度まとまったお金に換えられています。
3. 美容商材

筆者は職業柄、美容商材をレビュー品として無料でいただく機会が多いです。
しかし中には肌に合わなかったり、同じ商品をいただいたりすることがあります。
すでに個人で購入したものをいただくことも少なくありません。
周りに欲しい友人がいればプレゼントしますが、受取手がいなければメルカリに出品します。
やや特殊なケースではありますがこの場合は購入価格は0円ですので、売れた価格が売上となりますので一例を下記にまとめました。
・トリートメント:利益5,000円
・アイケア用品:利益3,500円
・化粧下地:利益3,800円
・バストケア用品:利益3,500円
※金額は目安
ざっくり計算して2万3,800円ほどの利益となっています。
いずれも数回使っているため、新品未使用品ではありません。
実際に自分で購入したと仮定しても不要になって売るので、十分に利益を上げられる商品ばかりです。
美容商材は廃盤になったものや人気で手に入りにくいものは、未使用品でなくても高く売れることがあります。
筆者は「使わないから」と破棄せず、メルカリで売れるものは全て売り切るようにして売上を稼いでいますので、こちらも参考にしてください。
メルカリでは出品不可能なコスメもあるので、ルールをしっかりと確認してください。
参照:メルカリ
メルカリで売れ残ったもの
では次に、長い時間出品し続け、最低価格の300円でも売れなかったものを紹介します。
・ ニッチな小説
・ アニメ、キャラクターグッズの小物類
・ ノーブランドの洋服
著名ではない作者の小説や、出版された時期が古く同じ商品が多数出品されている小説は、300円に値下げをしたりまとめ販売をしても売れ残りました。
書籍については、やはりメルカリで販売するなら著名人の書籍や、出版されて間もない書籍を選んだほうが良いです。
アニメやキャラクターのキーホルダーやクリアファイル、クリップなどの小物類も、まとめ売りでも売れませんでした。
他の出品物を見ると、大量にまとめ売りをすれば売れることが判明していますが、3~5品など数が少なかったため、筆者は売れ残ってしまいました。
ノーブランドの服については、キャラクターグッズと同じ理由と考えられます。
ブランド品ではない場合10着ほど大量にまとめ売りをし、1着あたりの値段を300円以下にしないとあまり売れません。
「高く売れやすいもの」を増やして「売れにくいもの」を売らない
メルカリで早く売上金を獲得するには、売れやすくて利益が高いものの割合を高くして、売れにくいものの割合を減らすことがコツです。
手間がかかるのであれば、売れにくいものは思い切って「売らない」判断するのも良いかもしれません。
基本的に何でも売れるメルカリですが、効率良く売上金を獲得するためには、「どんな商品が売上につながるのか」、「何が高く売れるのか」を理解しておくことが大切です。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)