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【美容費節約】自宅で「白髪染め」 元美容師が伝授するコツ(画像付き)

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【美容費節約】自宅で「白髪染め」 元美容師が伝授するコツ(画像付き)

「白髪さえ気にならなければ、ヘアサロンへ通う間隔を伸ばせるのに」そんな風に思いませんか。

自宅で効率よく白髪を染められたら、気になる白髪を我慢しなくてもすみます。

仕方なしにヘアサロンへ通う回数が減れば、時間的にも金銭的にもストレスが軽減されるはずです。

この記事では、自宅で白髪を染めるためのコツと手順をご紹介します。

元美容師のアドバイス、ぜひ参考にしてください。

元美容師が伝授する白髪染め

自宅で白髪を染めるため、知っておきたい基礎知識

市販のカラー剤にはたくさんの種類があります。

しっかり白髪を染めるには、泡タイプよりもクリームタイプがおすすめです。

白髪を染めるには薬剤を「塗る」よりも「のせる」ように塗布することが大切です。

特に、量の多い白髪や硬い髪は染まりにくい傾向がありますので、カラー剤は多めに用意しておきましょう

カラー剤の作用は、混ぜた瞬間から始まりだんだん弱くなっていきます。

塗布はカラー剤を混ぜてすぐに開始して、30分程度で終わらせるのが理想的です。

下準備

まずは髪をブロッキングします。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、ブロッキングをしておくとカラー剤の塗布がスムーズに行えます。

塗りムラの防止にも効果的です。

ブロッキングにルールはありませんが、一例をご紹介します。

(1) 髪をセンターで分ける

(2) 頭頂部から右耳上までの髪を分け、ゴムで結ぶ(右の耳前部)

(3) 頭頂部から左耳上までの髪を分け、ゴムで結ぶ(左の耳前部)

(4) 後ろの髪を上下に分け、上の部分をゴムで結ぶ(後頭部上)

(5) 残った後ろの下の部分をゴムで結ぶ(後頭部下)

ブロッキング

ブロッキングが終わったら、肌への着色を防ぐため生え際に油性のクリームを塗ります

ただし、クリームが髪に付いてしまうと染まりにくくなってしまいますので、ご注意ください。

塗布の順番と方法

カラー剤は、しっかり染まってほしいポイントから順に塗っていきます

(1) 顔周りと分け目の周辺

特にもみあげは染まりにくい場所ですので、しっかりカラー剤をのせてください。

顔周りの細かい部分を塗るコツは、ブラシの全面にべったりカラー剤をつけないことです。

ブラシの先だけを使用すると、小回りが利いて塗りやすくなります。

(2) 後頭部下

後頭部下はセンターで左右に分けると作業がしやすいです。

ひと手間でやりやすくなる

まず、ブロックをぐるりと縁どります。

塗る場所は伸びた白髪プラス0.5~1cmほどです。

例えば白髪が2cm伸びているなら、2.5~3cm幅で塗りましょう

後頭部下のゴムを外し、薄くスライスするように髪を分けながらカラー剤を塗布していきます。

髪の量は個人差がありますが、スライスの厚みは1cm以内が良いでしょう。

後下部は体温が低くて染まりにくい場所です。

耳の後ろは白髪の多い場所でもあるので、カラー剤はたっぷり使ってください

(3) 左右の耳前部

左右どちらからでも構いませんが、耳前部もまずは縁取りです。

トップの分け目にしっかりカラー剤を塗り、1cm幅でスライスを取ってカラー剤を塗布していきます

初めに塗った生え際にも、もう1度カラー剤をのせておきましょう。

(4) 後頭部上

後頭部上もセンターで左右に分けると作業がしやすくなります

スライスは縦に取っても横に取っても構いませんが、筆者のおすすめは斜めスライスです。

後ろから見るとV字になる斜めスライス、1度試してみてください。

(5) 全体のチェック

全体の塗布が終わったら、今度はざっくりスライスしながら塗布状態をチェックします。

カラー剤が足りない場所には、上からさらに塗布してください。

放置時間は温かい場所で

カラー剤の塗布が終わると、30分ほどの放置時間です。

塗布は洗面所やお風呂場で行うことが多いかもしれませんが、放置時間は温かい場所に移動してください

というのは、カラー剤がしっかり作用する環境は20~30度とされているからです。

せっかく上手に塗布していても、温度の低い場所では白髪が染まりきらないことも起こりえます

温かい場所に移動したうえで髪全体にラップを巻き、その上からタオルでカバーすれば完璧です。

放置時間が終わったら

放置時間は、カラー剤のパッケージに書いてある指定の時間を目安とします。

放置時間が終わったら、白髪の多い場所のカラー剤をコットンやティッシュなどで軽くぬぐい取り、染まり具合の確認です。

染まりが悪ければ放置時間を延長しますが、延長は10分程度にしてください

時間の置きすぎは髪や肌への負担となります。

シャンプーには熱すぎないお湯を使い、しっかり2回洗いましょう

キレイに染まった


白髪が染まれば気分も上がる

白髪を気軽に自宅で染められたら、時間的にも金銭的にもストレス解消につながります。

いろいろなストレスが緩和されれば、美にも磨きがかかりそうです。

ぜひこの記事を参考に、自宅での白髪染めに挑戦してみてください。(執筆者:陽山 あい)

《桧山 あい》
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桧山 あい

執筆者: 桧山 あい 桧山 あい

神戸に住む元美容師です。ライター業のスタートは2018年。2年の兼業生活の後、2020年8月に専業ライターとなりました。美容系はもちろん、子育て系や教育系、動物系の執筆が得意です。私にとって節約は生活の一部。「出費は削れども心は削らぬ」をモットーに、楽しい倹約生活を心がけています。 寄稿者にメッセージを送る

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