コロナ禍で日本各地の祭りが中止・延期に追い込まれる中、「ヤマザキ春のパンまつり」(以下、「パンまつり」)は予定通り開催されています。
パンまつりは、「冬もそろそろ終わりだな」と感じられる春の風物詩です。
今回は、パンまつりを徹底的に攻略します(記事中の価格は税込)。
目次
まずはパンまつりの概要を紹介

1981年から始まったパンまつりは、今年で41回目を迎える歴史と伝統のあるお祭りです。
2011年は、東日本大震災の影響で一時休止したものの、4月には「白いお皿プレゼントキャンペーン」として再開されました。
シールを集めると「白いお皿」がもらえる

パンまつり実施期間中、対象商品についてくるシールを所定の点数分集めると、白いお皿がもらえます。
白いお皿のデザインは毎回変わっていますが、フランスに本社があるアルク・フランス社製であるのは変わりません。
材質は、陶器ではなく物理強化ガラス製となっており、普通のお皿よりも丈夫で熱にも強いです。
筆者宅にも10年ほど前にもらったお皿がありますが、少し乱暴な扱いをしても割れません。
毎年複数枚はほしいお皿ですね。
2021年のパンまつりを紹介
2021年のパンまつりについて説明しましょう。
「白いスマイルディッシュ」の交換に必要な点数が「25点→28点」に変更となりました。
1年間で3点のアップは、過去に例がありません。
パンまつり徹底攻略のための8か条
ここからは、効率よく白いお皿をゲットすべく、パンまつり攻略方法を真剣に考えたいと思います。
その1:主な対象商品と点数を知る

どんな商品が対象でどれだけの点数なのかを知ることから始めましょう。
筆者がよく食べるパンをピックアップし、商品名、点数、価格(近所のスーパー「ベイシア」で2月2日に調査)、1点当たりのコストを表にまとめました。

ベイシアは食パン類が意外と安く、ダブルソフトやロイヤルブレッドなどが、低コストで高得点を狙えます。
菓子パン類は、比較的コストが高いですね。
その2:セールを見逃すな
普段は高い商品も、セール品ならば安く買えます。
近所の別のスーパーでは、まるごとバナナが2個300円で販売されていました。
まるごとバナナは1.5点なので、1点当たりのコストは100円となります。
普段は200円程度で販売されており、1点当たりのコストが133円なのを考えると、かなりお得ですね。
さらに別の近所のスーパーでは、ダブルソフトが116円、シュガーロール105円でセールされており、うまく活用すればコストを抑えられます。
その3:見切り品をチェック
見切り品を買えば、コストを大幅に抑えられます。
値引きのタイミングはスーパーによって異なるので、しっかりとチェックしましょう。
ベイシアでは、開店直後に10%~30%引き済みの商品が出されますが、別のスーパーでは夕方ごろに一斉に値引きされます。
その4:デイリーヤマザキで「味変」

点数集めのためとはいえ、パンばかりだと飽きてしまいますよね。
「ガッツリとしたものも食べたい」という不満も出てくるでしょう。
そんなときは、「デイリーヤマザキ」をぜひ活用してください。
デイリーヤマザキでは、スーパーや他のコンビニではなかなかお目にかかれないパンを買って、点数を集められます。
店内で焼かれたパンも対象となっています。
さらに、弁当やおにぎり、麺類も点数の対象になっていまs。
筆者が実際にデイリーヤマザキで買った商品を、点数と価格とともに紹介します。

・辛ねぎ熟成味噌ラーメン(2.5点):498円
・手巻おにぎりシーチキン(1点):124円
・はちみつバターパン:(1点):100円
1点当たり100円以上と結構な高コストなものの、長期戦も予想されるパンまつりを無事完走するには、このような飽きずに食べる工夫も重要です。
その5:遅くとも食べる前にシールをはがす
遅くとも食べる前には、シールをはがしておきましょう。
食べ終わると、袋をシールごとゴミ箱に捨てる可能性があるからです。
その6:効率的にシールを貼る

点数シールを台紙にやみくもに貼ってはいけません。
例えば、27.5点貯まった台紙にダブルソフトの2.5点シールを貼ると30点となり、2点のロスが生じてしまいます。
ロスを避けるためにも、0.5点シールのうぐいすぱんを買ってピッタリ28点にすべきです。
どうしてもロスが出るなら、もう1枚台紙を確保しておきましょう。
筆者の経験上、シールだけとりあえず避難させようとすると、シールが行方不明になります。
予備の台紙に、余剰分のシールを貼っておいてください。
その7:間に合わないときは北海道へ…
なかなかシールを集められないまま、実施期間が過ぎてしまう可能性があります。
また、シールを集めたもののうっかり景品交換期間を過ぎてしまうこともあります。
裏ワザとして、そんなときには北海道へ行きましょう。
北海道地区は、他の地区よりも期間が後ろ倒しになっているので、自分の地域ではすでに終了している実施期間も景品交換期間も、北海道ならまだ実施中の可能性があります。
もちろん、パンまつりのためだけに北海道に行くのはあり得ないので、他の用のついでにいかがでしょうか。
その8:支払い方法でお得に
支払い方法でお得になる方法もあります。

・ 三井住友カードでは、新規入会者を対象に20%還元
・ au PAYではスーパーやドラッグストアで20%還元
・ d払いではマツモトキヨシで最大+70%還元
のキャンペーンを実施しています。
パンまつりは真剣勝負。シールをコツコツ貯めるのが白いお皿への近道
「ヤマザキ春のパンまつり」が今年も開催されます。
ただし、お皿交換に必要な点数がアップし、より効率性が求められます。
今回紹介した8か条を参考にして、素晴らしい白いお皿をゲットしてください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
パンを買わずにシールだけを盗る行為は犯罪です。