クレジットカードの利用代金を、引落し以外で支払いたいこともあります。
この記事では、期日より早い振込みによる楽天カードの支払方法についてご説明します。
本来の支払日に、リボ払いの支払額を増額する意味での「繰上げ」は、振込み手順がないため、ここでは触れません。
目次
クレジットカード代金を引落し以外で支払うケース
クレジットカードは、請求日以外でも、銀行振込で利用代金を支払えます。
楽天カードの場合、チャットのサービスがあるため、他のカードよりもスムーズに実行できます。

どんなときに振込みを使う?
引落しでなく、振込みによりカード代金を支払うケースは次のとおり、意外とあります。
効果はカッコ内に記載しています。
・ 請求日に引落しできなかった(滞納の解消)
・ リボ払い・分割払いの残高をまとめて支払いたい(手数料負担を減らせる)
・ 請求日より早く利用代金を支払ってしまいたい(一時的に減った利用限度額が回復できる)
・ 他の銀行から支払ってしまいたい(入金の必要がない)
・ 銀行口座の差押えなどの理由で、入金ができない
振込みの際は、カード会社に連絡して、次の事項を伝える必要があります。
・ 振込みの日
・ どの請求金額に充当するか
・ 金額
振込み支払いの注意点
振込み支払いの注意点を確認しましょう。楽天カードでも他のカードも共通です。
・ 二重払いにならないようにする(口座残高を減らす)
・ 手数料は支払者が負担(楽天カードの場合、楽天銀行からの振込みなら無料)
・ 銀行によっては翌日振込みとなり、滞納になることがある
・ 明細に未反映のカード利用額については、振込み不可
振込みで支払っても、引落しはすぐには止まらないので、引落し日の直前に振り込むと、引落しとの二重払いになる可能性があります。
引落し口座が残高不足になっているのなら、二重払いは心配無用です。
楽天カードの場合、引落しができないとアラートメールが届きますが、無視して構いません。
それから、最近は24時間365日振込対応の銀行が多数を占めますが、一部未対応の金融機関もあります。
支払日当日に振り込んで、思わぬ滞納を起こさないようお気を付けください。
楽天カードでは、チャットで振込払いの手続きができる
楽天カードでは、振り込んで支払うための相談がチャットでできます。
なかなかつながらない電話を待たなくていいですし、通話料もかかりません。
チャットの利用方法を確認しましょう。
チャットの使い方

チャットの使い方は、次の通りです。
1. 楽天カードのトップページ(ログインしない)を表示
2. スマートフォンの場合は下スクロール
3. 「お客様サポート」から、「楽天カードお問い合わせチャット」、さらに「お支払いについて」から先に進む
4. 混雑時はしばらく待つ
5. オペレーターとつながったら、希望の支払方法、希望支払日と金額を通知
6. 振込口座(楽天銀行)を教えてもらえる
7. 約束した日時までに振り込む
サポート電話が混雑するのと同様、チャットも混んでいることがあります。
振込み実行は、早い分には問題ありません。
通常の引落しの場合よりも、利用限度額は迅速に回復します。
チャットサポートの注意点
最後に、楽天カードのチャットサポート利用の注意点です。
・ 対応時間は9:30から17:30まで
・ 楽天プレミアムカード以上は電話(専用)で手続き
・ 請求日当日の振込み、滞納については対応していないので、電話で申し込む
・ 通信が途絶しないようにする
楽天カード公式サイトを見ていると、電話をしないと手続きができないように書かれている箇所が散見されますが、複雑な手続きでない限りほとんどはチャットで対応可能です。
チャットを上手に活用してください。(執筆者:沼島 まさし)