コロナワクチン接種も開始され徐々に旅行に目が向き、数年先を見据え「早めにマイルを貯めておきたい」と考えるようになりました。
マイルを貯めるのに、航空系クレジットカードに負けない1枚「エポスゴールドカード」を紹介します。
年会費・移行手数料無料で使え、ポイント有効期限がありません。
目次
エポスゴールドカードはマイル獲得に向いている

エポスゴールドカードは航空系ではありませんが、マイル獲得の高い実力を持っています。
どれだけ貯められるか、検証しましょう。
エポスゴールドカードなら、ANAマイル還元率0.9%になる
エポスゴールドカードなら、次の条件でANAマイルが貯められます。
・ マイル還元率最大0.9%
・ 年会費無料/マイル移行手数料無料
・ マイル移行前のポイント有効期限なし
・ 年間マイル移行上限なし
何年でも貯めたいだけポイントを貯めておいて、一度に大きなマイルを得ることが可能になっています。
そして年会費や移行手数料等、経費は一切発生しません。
JALマイルへも移行可能ですが、こちらは以降レートが1:0.5のため、最大マイル還元率0.75%です。
エポスゴールドカードをマイル高還元率カードとして使うには
エポスゴールドカードは、初期状態ではそれほど目立つスペックではありません。
(2) ポイント還元率0.5%
(3) ポイント無期限
(4) ANAマイルへの移行レートが、1:0.6
ポイント無期限とANAマイルへの移行レートは大きなメリットです。
マイル高還元率確保のためには、
・ ポイント還元率1.5%
にする必要があります。
エポスゴールドカードを年会費無料にするには
エポスゴールドカードは、スタンダードのエポスカード会員がインビテーションを受けて作ると、最初から年会費無料です。
エポスカードを1年以内に50万円以上利用すると、おおむねインビテーションが届きます。
公式発表はないので確実ではないものの、滞納なく使っていれば大丈夫でしょう。
エポスゴールドカードを申し込む
1年以内に50万円使う
翌年から年会費永年無料
こちらは公式に発表されているので、確実です。
ポイント還元率1.5%で使う
エポスゴールドカードは、ベースのポイント還元率が低く、いっぽうでカード利用によるポイントボーナスが大きな設計になっています。
次のとおりです。カッコ内は、ボーナスを足し込んで再計算した、実質還元率です。
・ 年間50万円利用 … 2,500円相当(1.0%)
・ 年間100万円利用 … 1万円相当(1.5%)
年間100万円使うと、ANAマイル還元率0.9%を達成します。
注意点は、100万円を超えてさらに使い過ぎると実質還元率が下がってしまうことです。
年間200万円などコンスタントに高額利用する人なら、エポスゴールドカードより航空系プラチナカードが向いているでしょう。
航空系クレジットカードと比較
マイルを貯めるという目的がはっきりしている人なら、航空系クレジットカードが有利です。
マイル還元率も1.5%など非常に高いカードもあります。
維持費用は意外と掛かります。
航空系のカードである「ANA VISAワイドゴールドカード」と、エポスゴールドカードのパフォーマンスを比較してみましょう。
比較の前提条件は次の通りです。
【カード利用額年間100万円】

3年間の金銭的リターンを、年会費込みで考え、比較します。
1マイルがいくら相当かの判断が求められますが、1マイル2円と考えてみます。
ANA VISAワイドゴールドカード
1万600pt × 3年 × 2円 – 1万5,400円 × 3年 = 1万7,400円
月利用額を5万円以上10万円未満としてボーナスポイントを算出
エポスゴールドカード
9,000マイル × 3年 × 2円 = 5万4,000円
経費の少ないエポスゴールドカードに軍配が上がりました。
公平を期すため、ANA VISAワイドゴールドカードのパフォーマンスをさらに上げる方法も付記しておきます。
・ フライトによる搭乗・航空券購入でのボーナス獲得
・ 年会費を、リボ払い設定とWeb明細により1万450円に下げる
・ 月額10万円以上使う月を増やし、ポイントボーナスを増やす
・ 1マイル=10円などかなり高い価値でマイルを使う
とはいえ特に陸マイラーにとっては、エポスゴールドカードに大きなメリットがあるでしょう。
・ 何年でもポイントを貯め、一度にマイルにできる
・ 最初から、マイル獲得を目的にしなくていい
・ 電子マネーとの相性がよく、日常利用でポイントを貯めやすい
総合力で優勢な「エポスゴールドカード」をおすすめします。(執筆者:沼島 まさし)