ロボット掃除機は食器洗い乾燥機やドラム式洗濯機とともに「令和の三種の神器」と呼ばれています。
多忙な共働き家庭の強い味方となる時短家電です。
先日私も「ルンバ」を買いましたが、面倒な掃除機掛けの時間が大きく短縮されて満足しています。
ただ、ロボット掃除機は通常の掃除機よりも高額で、使い勝手も気になります。
この記事では「ロボット掃除機を失敗なく買うコツ」や、「ユーザーから見たロボット掃除機のメリット」、「使用上の注意点」についてお伝えします。
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目次
失敗なく買うコツ(1) 事前に十分な購入資金を用意する
ロボット掃除機を失敗なく買うためにまず必要なことは、事前に十分な購入資金を用意することです。
それにあたっては次のことに留意するといいしょう。
最初に「購入額の上限」を決めてしまうと資金を用意しやすい
ロボット掃除機の価格には、数万円~数十万円の幅があります。
そこでまず、自分がロボット掃除機の「購入額の上限」を決めてしまいましょう。
それによって資金を用意しやすくなります。
私の場合は「購入額の上限」を「税込5万円」と決め、その範囲でロボット掃除機を探しました。
その結果、かなり候補が絞られて比較検討しやすくなりました。
「予算の上限額」を調達する方法は「積立」がおすすめ
次は、(1) で決めた「購入資金の上限額」を調達します。
調達の方法は何でもいいのですが、購入を急がない場合は1年程度かけて上限額までお金を積み立てることをおすすめします。
その理由は以下の通りです。
2. 毎月の収入から積み立てるので貯蓄やボーナスに手を付けずに済む
3. 積立終了までに新機種が出て欲しい機種が予算内まで下がる可能性がある
なお、3については家電全体に言えることです。
もし欲しい機種が少々予算をオーバーした程度の価格であれば、値下がりを待った方がお得に買えます。
失敗なく買うコツ(2) 自分のニーズに適した機種を慎重に選ぶ
購入資金が調達できたら、自分のニーズに適した機種を慎重に選びます。
ここではその具体例として、積立期間から購入までに私が実際に行ったことを挙げていきます。
【行動1】複数の家電量販店で聞き込みを行う
まず行ったのが複数の家電量販店での聞き込みです。
店頭でロボット掃除機に詳しい店員を呼んでもらった上で、次のことを質問しました。
「上位機種と下位機種の違いは」
「スマホなどと連携しないと動かないのか」
「どんな床にも対応しているのか」
「(自分のニーズを伝えた上で)わが家にはどの機種が適しているか」
以上の質問にはどの店員もとても丁寧に答えてくれたので、家電量販店で聞いた情報は最も参考になりました。
また、実際にロボット掃除機が稼働する様子を見ることができたことも大きなプラスでした。
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【行動2】インターネットで価格やレビューの比較を行う
次に行ったのが、インターネットで価格やレビューをよく比較することです。
私はこの時点でターゲットを「ルンバ」に絞っていたので、「価格.com」でルンバの実売価格やレビューを比較しました。
その時、偶然Amazonのタイムセールで私がもっとも欲しかった「ルンバ900シリーズ」が税込5万円を切っていることが判明し、購入に至りました。
Amazonのセールは偶然のラッキーでしたが、最良の機種を手に入れられたのは事前準備を行ったからだと思います。
その経験から、これからロボット掃除機を買う人はぜひ事前準備をしっかり行うことをおすすめします。
ルンバユーザーの立場から見たロボット掃除機のメリット
ここからは、ユーザーの立場から見たロボット掃除機(ルンバ)のメリットと注意点について言及します。
メリット1:手間をかけずに部屋をきれいな状態に保ててストレスも軽減
私がもっともメリットを感じているのが、手間をかけずに家をきれいな状態に保てることです。
専業主婦時代の私は毎日欠かさず掃除機をかけていました。
しかし働き出してからはそれが困難になり、床が汚れているのに掃除ができないことが大きなストレスになっていました。
ロボット掃除機はそんな私のストレスをも軽減する効果がありました。
メリット2:一般の掃除機より電気代が安い
ロボット掃除機の電気代が一般的な掃除機よりずっと安いことも大きなメリットです。
「エネチェンジ」の調べによれば、ルンバの消費電力は1時間で約1円です。
掃除機(1時間20円)の約20分の1の電気代で済みます。
仮に、1日30分の掃除機がけを1か月毎日(30日)行った場合、一般的な掃除機の電気代は600円ですが、ロボット掃除機はたった30円で済みます。
なお、ロボット掃除機は待機時にも電気代がかかりますが、ルンバは「省電力スタンバイモード」で待機時の電気代を節約できます。
使うにあたって注意すべき点
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一方、ロボット掃除機を使うにあたっては注意すべき点もあります。
まず、床にものが多いとエラーを頻発します。
また、ロボット掃除機は段差を感知して自らの転落を防ぎますが、段差の入り口に玄関マットなどがあると、それを巻き込みながら転落することもあります。
そのため、床に障害物となるものやコード、段差のそばに敷いてあるマット類などは取り除く必要があります。
わが家でも、ルンバが家に来てから床に置くものを最小限に減らし、コード類も上に上げています。
また、ロボット掃除機に人やペットの体の一部が巻き込まれる恐れもあります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭では思わぬ事故を防ぐ意味でもくれぐれも注意してください。
もしその点が解決できない場合は、ロボット掃除機の導入を見送った方がいいかもしれません。
費用対効果を分析して購入
ロボット掃除機は少し高い買い物になるため、購入にあたっては入念な準備を行うことが必要で、使用にあたってもいくつか注意すべき点があります。
資金確保方法を参考に、電気代の安さも含め、節約に適しているか判断して購入を検討してください。(執筆者:元銀行員にしてベテラン主婦 大岩 楓)