暑い夏は、コンロの前で料理をするのは大変なので、なるべく火を使わず料理をしたいと考えます。
また、なかなか溶けなくて待ち遠しい自然解凍食品も、短時間で溶けるので使いやすい季節です。
今回は業務スーパーの冷凍食品の中から「自然解凍でおいしいもの」をご紹介します!
執筆当時の価格(消費税込)です。
目次
冷凍厚焼玉子 500g 243円
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お弁当には欠かせない卵焼きですが、少量作るのが難しく、結局毎回作って余らせているというご家庭も多いのではないでしょうか。
冷凍も可能ですが、自分で作ったものを冷凍して自然解凍しても、なぜかあまりおいしくないのが現状です。
業務スーパーの冷凍厚焼玉子は自然解凍を前提として作った冷凍品なので、冷凍保存によって味が落ちることはありません。
自然解凍後もふんわり、しっとりなるよう豆乳を入れているのだとか。甘めでふわふわの卵焼きは子どもが大好きな味です。
少し溶けたくらいの頃合いで1回分ずつ切り分けてラップで包み、ジップロックなどに入れて冷凍しておけば、いつでも必要なときにお弁当に入れるだけで無駄なく使えます。
暑い夏のお弁当は衛生管理にも気を遣いますが、この卵焼きを冷凍のまま1切れ入れるとお昼まで保冷剤の代わりになり便利です。
500gというと卵10個分なので、243円は激安とは言えませんが、作る手間や光熱費などを考えるとお得な商品であると思います。
合鴨ロース 190g 245円

オードブルや前菜としておいしい合鴨ロースも、業務スーパーなら自然解凍してカットするだけですぐ食べられます。
100g 128円という鶏肉レベルの安さで、量もずっしり190gなので思う存分鴨肉を楽しめます。
そのままでも十分おいしいのですが、きざみねぎを添えてポン酢と七味を振りかけたり、きゅうりと胡麻ドレッシングでバンバンジー風にするのもおすすめです。
ビール、ワイン、焼酎とどんなお酒にも合うので非常に使いやすいです。
少し余った場合にもお蕎麦や暖かい素麺のトッピングや、サラダの具材として余すところなく楽しめます。私自身、もう何回リピ買いしているかわからない商品です。
塊肉なので自然解凍で数時間かかるのですが、夏場の空調なしの部屋なら1時間を待たずカットできるかたさまで半解凍できます。
カットしてしまえばあとは10分程度で溶けるので、思い立ったらすぐ食べられます。
ぷち大福 1kg 268円
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白玉団子のようなしっとりもちもちの生地になめらかなこしあんが包まれた、1口サイズの大福は、マシュマロサイズの小ささで、ちょっとしたおやつやトッピングとして非常に使いやすいです。
こちらはレンジ調理や流水解凍ができず、自然解凍でしか食べられないので冬場は食べるまでに時間がかかることが悩みでしたが、夏なら30分ほどで解凍されています。
10分程度で半解凍にして生地だけ溶けてあんこはしゃりしゃりという状態もおいしいので、ほとんど待たずに食べられます。
切れ込みを入れてフルーツを挟めばフルーツ大福、ホイップクリームを挟んでクリーム大福、あんみつやかき氷のトッピングとしても便利です。冷凍フルーツもホイップクリームも業務スーパーで安く購入できます。
1㎏という大容量で、私自身使い切れるか心配だったのですが、口寂しいとき、子どものおやつ、おもてなしなどでどんどん減り、1か月もしないうちになくなってしまいました。
1つ1つが小さく、バラ冷凍なので、袋を分けて冷凍庫の隙間に入れれば保管中もそれほど邪魔にはなりません。
かなりの人気商品で売り切れていることも多いのでついつい見かけたら買ってしまい夏場の冷凍庫には必ずある商品です。
冷食活用で光熱費削減
自然解凍の商品は、加熱調理せず食べられるので、光熱費の節約になります。
また、夏場は食材が傷みやすく保存も悩ましいですが、今回紹介した商品はすべて半解凍時にカットして再冷凍することで、必要な分だけを食べられ、無駄がありません。
暑い夏だからこそ、業務スーパーの安い冷凍食品をフル活用して、体力面、衛生面、金銭面の不安をすべて吹き飛ばしてください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)