せっかく掃除しているのに、汚れがつきやすくなる掃除方法を実践してしたり、ピカピカに魅せるコツを知らないまま不要なお金をかけたりしていませんか。
毎日簡単な掃除をするだけで汚れが付きにくくなり、掃除時間の短縮や掃除にかかる費用を抑えることにもつながります。
たとえば、掃除業者への依頼回数を減らしたり買い替えの期間を延長したり、高い掃除グッズを買わずに済む可能性も高くなりますので、ぜひ試してみてください。
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目次
水回りをピカピカに魅せる掃除とは
ちょっとしたコツを知ることで、「水回りをピカピカに見せる」のではなく、魅力的に「魅せる」ことができます。
たとえばキッチンであれば、水道の蛇口部分(水栓金具)やシンクを磨くだけで、グッと清潔感のある印象になるので試してみてください。
また、洗面台であれば、水栓金具と洗面ボウルに加え、排水口や排水口の栓をピカピカにするのがポイントです。
お風呂場の場合は、水栓金具と床、壁、窓のほか、鏡を磨き上げることで清潔感と古さを感じさせない印象になります。
では、次の項目で、簡単な各部分の掃除方法と掃除用品、掃除用品に代用できるものについて紹介しますのでご覧ください。
水栓金具やシンク、洗面ボウルの掃除方法
メッキ素材やステンレス製シンクは、1日1回は使ったあとにサッと簡単な掃除をしておくと、汚れが付着しにくくなります。
やり方は簡単で、やわらかいスポンジに台所用の中性洗剤と水を浸み込ませ、サッとシンク全体をやさしく磨いて洗い流し、から拭きするだけです。
水栓金具も同じように、中性洗剤と水を浸み込ませたやわらかいスポンジでやさしく磨き、きれいに洗い流してから拭きするだけでキレイを長持ちさせられます。
毎日のように水栓金具とシンクを磨けば、1か月以上ピカピカを保ってくれることも少なくありません。
ただし、汚れが付いてきたと感じたら、下記のように素材別の掃除が必要です。
メッキ素材
メッキ素材の水栓金具をピカピカにしたいときはメラミンスポンジを使うと、水アカがキレイに落ちますし、蓄積した石鹸カスもある程度は落とすことができます。
メラミンスポンジで磨いたあとは、たっぷりの水で汚れを洗い流し、から拭きして仕上げれば美しい光沢がよみがえります。
ステンレス製
ステンレス製の場合は、メラミンスポンジを使うと、ステンレスに傷をつけて光沢を台無しにしてしまうこともあるので使用しないようにしてください。
シンクが白くくもってきたら、クリームクレンザーでやさしく磨き、きれいに洗い流してから拭きをしてください。
ホーロー
ホーローの洗面ボウルは、ウレタンスポンジに中性洗剤と水を浸み込ませてやさしく磨き、きれいに洗い流してから拭きします。
ホーローは傷つきやすいので、アルカル性や酸性の洗剤、クレンザーやタワシなどは使わないようにしてください。
鏡のウロコを取る
「メラミンスポンジでこすればキレイになる」という人もいるかもしれませんが、鏡をメラミンスポンジで磨いてしまうと、鏡面に傷をつけてしまうのでNGです。
鏡に傷が付くと、汚れが傷に入って汚れやすくなってしまいます。
家にある酢と水を同量混ぜ、あらかじめぬらしておいた鏡全体に吹きつけ、上から鏡全体をティッシュで覆ってその上からラップし、半日ほど放置してみてください。
多少のウロコ汚れは残るものの、鏡がキレイになります。
お風呂の床や壁
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こちらも、メラミンスポンジやブラシなどでこすると、表面に傷をつけて汚れやすくなってしまうため注意してください。
お風呂は、お風呂専用の洗剤を吹きかけて時間を置き、しばらくしてからやわらかいスポンジで汚れを落としながら水をかけて洗い流します。
汚れがひどいときは、ティッシュやキッチンペーパーを上にかぶせて15分ほど放置しておくと、汚れがよく落ちるので試してみてください。
あまり長時間放置すると素材を痛めることがあるので、汚れがひどいときは、1週間ほど開け、「洗剤をつけて放置する」を繰り返しましょう。
節約できる3つの費用
水回りをキレイに魅せる簡単な掃除方法をおこなうことで、下記の3つの費用を抑えることができます。
(1) 掃除業者への依頼
水回りをキレイに魅せる掃除ができれば、掃除業者への依頼回数を減らすことができます。
もちろん、プロの掃除とはレベルが違うため、数年に1度は掃除業者にお願いしてピカピカにしてもらうと、より美しさが長持ちするでしょう。
(2) 水回り設備の買い替え
毎日こまめに掃除をして汚れを落とすことで、見た目の美しさを保つことができ、ヒビ割れや痛んでいる部分に気づきやすくなるのもメリットです。
早めに気づけば早めに修理できるため、修理費用を抑えたり買い替えの時期を延ばしたりすることにもつながります。
たとえばつい最近、わが家では水道のつなぎ目から少しだけ水が漏れていました。
いつも漏れる感じではなく、蛇口を向ける方向によっては漏れるという感じで、子供たちはまったく気づいていなかったようです。
早期発見だったので、パッキン部分を変えるだけで済みましたが、もっと破損していたら根本から交換しなければならず数万はかかっただろうと業者の方が言っていました。
(3) 高い掃除グッズ
高圧洗浄機は、水圧でいろいろな汚れを落としてくれるため便利ですが、1~2万円ほどするため高額な掃除グッズと言えます。
結構な頻度で使うのであれば価値がありますが、出し入れが面倒に感じたり掃除中の水ハネが気になったりする人も少なくありません。
また、蓄積した汚れをどうにかしたいと、通販やテレビショッピングなどで掃除グッズを購入したものの効果がなかったという人もいると思います。
なかには、料金だけ高くてまったく役に立たない掃除グッズもありますが、蓄積した汚れを落とすというのがそもそも大変なことなのです。
毎日こまめに掃除をしていると汚れが蓄積しにくいため、こういった高い掃除グッズを買うことも自然と減り、節約になります。
キレイポイントをこまめに掃除して節約
水回りは、お金をかけて雑貨や小物を置かなくても、蛇口などの水栓金具とシンク、洗面ボウルを磨くだけでスッキリと清潔感のある美しい印象に仕上げることが可能です。
また、毎日こまめに掃除するだけで汚れが蓄積しにくくなり、この記事で紹介したような3つの費用の節約にもつながります。
ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)