ロボット掃除機や食洗器、洗濯乾燥機などの家電は、時産家電とも呼ばれています。
わが家では春からロボット掃除機「ルンバ」を導入しました。
メリットやコスト、家事代行と比較した違いを解説します。
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目次
共働きの増加によって生まれた「時間を産む」家電とは
ここ数年、共働き世帯の増加によって「新たな時間を産みだすことができる」いわゆる時産家電が重宝されるようになりました。
今までの「家事の時間を短くできる」時短家電ではなく、「人の代わりに家事を行う」のが時産家電の特徴です。
1日の中で家事に取られる時間は平均して約4.4時間だといわれています。
掃除、食器洗い、洗濯を干す、どれも家事の中では時間がかかるものの部類に入るでしょう。
これらの時間を家電に任せることによって、1日の中で余裕を産みだし、仕事や家事に集中することができるようになります。
ロボット掃除機「ルンバ」を導入したメリット
わが家では春からロボット掃除機「ルンバ」を導入しています。
大きなメリットは
につきます。
ルンバは1日平均1時間ほど動かしています。
今まで掃除機をかけていた時間は朝の10分ほどでしたが、時間も短く掃除をかける部屋も限定的でした。
ルンバを約1時間稼働させると、リビングやダイニング、和室、子供部屋や寝室をくまなく掃除してくれます。
わが家は運動部に入っている中学生がいるので、帰宅すると服や持ち物についた砂が落ちて床が砂だらけになります。
そういうときもルンバを稼働させておくと、自分がユニフォームを洗っている間にルンバが床掃除をしてくれるので、家事の負担を減らすことができます。
また、スケジュールや位置情報を設定しておけば、朝家を出るときに掃除を開始してくれます。
自分がすることは、ルンバが通りやすいように家を少し片づけることくらいです。
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ルンバが産み出した時間の使い道
ルンバが掃除をしてくれるおかげで約1時間、自分に時間が産まれます。
その時間の分、パートの時間を増やす、在宅ワークなどに使う、もっと別の家事を行うなどいろいろなことに使えます。
さらにルンバが家の中を掃除しやすいように、床にモノをおくという癖も改善されました。
家の中が整理され床にモノがない状態が続くと、集中力も上がり仕事や勉強にも良い影響が出るかもしれません。
これはルンバの思わぬ副産物でもあります。
わが家はルンバの導入によって在宅ワークの時間を増やすことができました。
床がキレイになり、集中力が上がり、家事が1つ減っている、とルンバで感じたメリットはたくさんあります。
家事代行サービスとルンバではどちらがお得か
家中の掃除機かけを担ってくれるルンバと、家事代行サービスではどちらがお得なのでしょうか。
家事代行サービスは1時間で平均2,000円ほどの費用がかかります。
掃除機のみを頼みたい場合でも、1時間単位の契約がほとんどなので、1時間2,000円と計算します。
毎日だと1週間で1万4,000円、週2回に制限しても4,000円です。
対して、ルンバは1時間稼働するのに約1円、充電には約2.7円かかるそうです。
1日に約3.7円の計算です。
参照:@niftyでんき
1週間毎日1時間使っても、約25.9円。大きな差がでました。
もちろん、家事代行サービスのほうが丁寧で細やかな仕事ではありますが、毎日1時間頼むというコストのみで考えるとルンバのほうがコストパフォーマンスは良い、という結果になります。
時産家電は、ライフスタイルによっては導入するメリットは大きい
ルンバは本体が約3万円~高いもので約20万円のものまであります。
わが家にあるのはエントリーモデルの1番お手頃価格のものです。
マンションや平屋などの平坦な場所で、カーペットやラグが少なければ、エントリーモデルのものでも十分満足できました。
共働きやリートワークなど、炊事、掃除に時間をかけられない人にとって、持産家電導入することは非常に大きなメリットになると考えます。(執筆者:松田 潔子)