三井住友カード(NL)をテレビCMで見たことがある人、多いのではないでしょうか。
NLはナンバーレスの略です。

登場から5か月間で発行枚数は50万枚を超え、7月からはゴールドカードも登場と好調です。
既存ユーザーの切り替えよりも新規ユーザーの方が多く、申込年代は20代が最多で約3割だそうです。
そこで今回は、以下の記事も参考にしてもらいながら、三井住友カード(NL)の魅力を改めて確認しましょう。
目次
【魅力1】券面にカード情報がない

最大の魅力は、ズバリ「ナンバーレス」な点です。
通常の三井住友カードも、裏面にカード番号・有効期限・セキュリティコードを集約し、表面には氏名しか記載されていません。
三井住友カード(NL)はそれをさらに発展させ、表面には何の記載もなくし、裏面も氏名と発行日のみの記載としました。
見た目がスッキリ
さまざまな情報がカードに記載されていると、見た目がごちゃごちゃしてしまいますよね。
情報を極力そぎ落とすことで、見た目がスッキリして非常にスタイリッシュです。
盗み見によるリスクもなし
カードを盗み見られて、カード番号・有効期限・セキュリティコードがばれてしまうと、その情報をもとにネットで不正利用される可能性もあります。
万が一、三井住友カード(NL)を盗み見されても、氏名と発行日しか分かりませんから、不正利用のしようがありません。
【魅力2】カード情報はアプリで簡単に確認

ネットショッピングをする際には、カード番号・有効期限・セキュリティコードなどの情報が必要です。
三井住友カード(NL)の券面を見ても、それを確認できずに不便と思うでしょう。
三井住友カード(NL)の場合、それらのカード情報は「Vpassアプリ」で簡単に確認できるのが魅力です。
確認方法
Vpassアプリをインストールして、カード送付台紙を見ながらカード情報を登録してください。
すると、ネットショッピングに必要なカード番号・有効期限・セキュリティコードなどの情報を、アプリから確認できます。

Vpassログインを生体認証にすると、2回目以降の本人確認をスキップでき、さらにスピーディーかつ安全です。
【魅力3】年会費がお得
三井住友カード(NL)の年会費は永年無料です。
通常の三井住友カードが年会費1,375円なのを考えると、ステータスの高い三井住友カードが年会費無料はお得ですね。
通常の三井住友カードは条件を満たせば年会費無料になりますが、三井住友カード(NL)は何の条件もありません。
ゴールドは年間100万円以上利用で永年無料も

三井住友カードゴールド(NL)の年会費は、5,500円です。
通常の三井住友カードゴールドが年会費1万1,000円なのを考えれば、やはりお得ですね。
しかも、
・ 年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料
となります。
ちなみに、三井住友カードゴールド(NL)には、「マイ・ペイすリボ」登録での年会費優遇がありません。
【魅力4】コンビニ・マックで最大5%還元

三井住友カード(NL)を「セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・マクドナルド」で利用すると、
・ 加算ポイント1:2%
・ 加算ポイント2:2.5%(Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスで支払い)
となり、最大5%還元です。
通常の三井住友カードは加算ポイント2がなく、最大でも2.5%還元にしかなりません。
最大5%還元にするには、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスでの支払いが必要です。
カード現物をタッチしても、三井住友カードを設定したApple Payでタッチしても構いません。
Google Payは利用不可です。
最大5%還元は集計単位に注意

お店や支払い方法によって、集計単位(1) と集計単位(2) に分かれている点も、注意が必要です。
最大5%還元のVisaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスは、店舗にかかわらず以下の集計単位に割り振られます。
・集計単位(1):カード現物(Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス)、Apple Pay(Mastercardコンタクトレス)
・集計単位(2):Apple Pay(Visaのタッチ決済)
集計単位(1) と集計単位(2) の利用は合算できないため、どちらかの集計単位に集約するといいでしょう。
注意点も確認して申込を
三井住友カード(NL)の魅力をわかっていただけたかと思います。
ただし、以下の注意点も確認してください。
・ Vpassアプリは必須
・ マイ・ペイすリボ、WEB明細による年会費優遇がない(ゴールド)
・ 電話番号もカードに記載されていない
・ 旅行保険は心もとない
確認したら、お得なキャンペーンを使って申し込みましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)