Yahoo!ショッピングでも楽天市場のお買い物マラソンと同様に複数店舗でお買い物をすることで還元率が上がっていく「買いだおれキャンペーン」というキャンペーンがある事をご存じでしょうか。
該当キャンペーンで最大10%還元。
さらに複数のクーポンやキャンペーン併用で還元率が上がるこのサービスについてご紹介します。

目次
買いだおれキャンペーン
買いだおれキャンペーンについて解説します。
(1) 基礎知識

不定期に開催されるキャンペーンの1つで、Yahoo!ショッピングで1,000円(税込)以上の買い物をしたストア数が増えていくと最大10ストア目で還元率が10%になるものです。
還元される内訳としては下記の図の通り、通常のお買い物時に付与される1%分のTポイントに加えストア数に応じて加算されるPayPayボーナス1~9%分(合算して2~10%)となります。
ユーザー1人当たりの付与上限は1万円相当となるため1万 ÷ 9%=11万1,111円が満額付与に必要な購入金額となります。

(2) 楽天お買い物マラソンとの違い
同様のキャンペーンとして圧倒的な認知度があると感じられる楽天市場の「お買い物マラソン」というキャンペーンがありますが、Googleで検索してみると驚くほどの差がありました。
・ 買いだおれキャンペーン:234万件
テレビ等の宣伝が圧倒的に足りない事に加え、該当キャンペーン以外の付与分も含めて最大44%などとしているお買い物マラソンに比べると、最大10%の還元はやはり物足りなく感じられるようです。
また、「楽天ポイント」のみで還元される分かりやすさに比べて、TポイントとPayPayボーナス合算での還元である点も本キャンペーンの分かりにくいように思えます。
ただし、期間限定ポイントで還元される楽天市場に比べて、買いだおれキャンペーンは期間限定でないPayPayボーナスでの還元である点は大きなメリットであると言えるでしょう。
買いだおれキャンペーンをさらにお得にする方法
さらにお得にする方法があります。
(1) 各種クーポンを利用する
Yahoo!ショッピングはクーポンが充実している点が強みであり、新規利用者や1年以上利用がなかった人には有難い内容となっています。
ただし買いだおれキャンペーンはクーポン利用による値引き価格が「税込1,000円以上」で1ストアにカウントするため商品価格には注意しましょう。

値引き上限は1,000円ですが、買いだおれCP中に2,000円の物を半額で買いつつ1ストア増えるのでお得なります。

こちらも「はじめての」と書かれていますが、実は1年間Yahoo!ショッピング、PayPayモール利用がなかった方も対象となるサービスです。

また、同じく1年間利用がなかった方は無料で商品がもらえるキャンペーンもあります。
ストアにはカウントされませんが、しばらく利用していなかった方は該当しているか調べる価値はありそうです。

11日、22日のゾロ目の日に先着順で発行されるクーポンがこちら。
買いだおれキャンペーンが不定期開催日のため、いずれかの日が期間内であればチャンスです。


日替わり・週替わりで対象商品が変わるクーポンもあります。
狙ったジャンルの商品のクーポンが出るまで粘るのもアリです。
(2) 他のキャンペーンを併用する

5が日付に付く日にお買い物をすることで+4%加算されるキャンペーン。
こちらは別記事で詳しく説明しておりますのでご覧ください。

対象ストアの購入で5%または10%のPayPayボーナスが還元されるもの。

日曜日の利用でSoftBankユーザーは10%、それ以外の方も5%の還元があります。
(3) TカードPrimeを利用する

還元率が高いクレジットカードを利用するのもトータルでお得にするための秘訣です。
Yahoo!ショッピングをよく利用するならTポイントの貯まりやすいTカードPrimeがおすすめです。
日曜日の利用で1.5%の還元率となるため、前述の各種クーポン・キャンペーンと併用する事で還元率を上げる事が可能です。
事前の情報収集と準備がカギになります
これらのクーポンとキャンペーンを併用する事でお得度を上げる事が可能となります。
「初めて(1年ぶり)の買い物をする人が」
+「Softbankユーザーで」
+「日曜日に」
+「クーポンを使って買い物をした」
+「支払はTカードPrimeを利用した」
といった仕組みが求められるため、事前の情報収集と準備がカギを握ります。
5のつく日キャンペーンでもYahoo!ショッピングについてはまとめましたが、やはりキャンペーン・クーポンが複雑化していて分かりにくい点が楽天市場に比べて劣る点と思います。
ただし本記事の通りしっかり対策をすることで大きな還元を得られることは分かったので「どちらかを使う」ではなく「どちらも使う」または「お得な方を使う」ことにして、選択肢を広げてお買い物を楽しんでください。(執筆者:遠藤 記央)