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主なポイントの「現金化」を徹底解説 銀行・証券口座が必要な場合も

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主なポイントの「現金化」を徹底解説 銀行・証券口座が必要な場合も

サービス利用で貯めたポイント、さまざまな使い道がありますが、最も汎用性が高いのは現金です。

そこで今回は、各種ポイントを極めて合法的、かつシンプルに現金化する方法を紹介しましょう。

主なポイントの「現金化」 を徹底解説

【Tポイント】SBIネオモバイル証券で投資に回す

SBIネオモバイル証券で投資に回す
≪画像元:SBIネオモバイル証券

現在、Tポイントを出金できる方法はありませんので、SBIネオモバイル証券で投資に回すのがいいでしょう。

国内株式であれば1株から購入でき、500円もあれば株主になれます。

PayPay銀行口座への出金は終了

かつて、Tポイント(通常ポイント)はYahoo!ウォレットの受取口座に登録しているPayPay銀行口座へ、2週間程度で出金できました。

1,000ポイント以上必要で、Tポイント100ポイント → 85円(100ポイント単位)というレートですから、15%目減りします。

現在は利用できません

【楽天ポイント】楽天カードの支払いに充当

楽天カードの支払いに充当
≪画像元:楽天カード

楽天ポイントを楽天銀行口座に出金することはできません。

その代わり、楽天カードの「ポイントで支払いサービス」があり、実質的な現金化といえます。

1ポイント=1円のレートで、楽天ポイントを楽天カードの請求金額に利用できるサービスです(キャッシングには利用不可)。

ショッピングだけでなくカード年会費、分割払いの手数料などにも利用できます。

口座振替の登録が完了している人のみ利用可能ですが、未払いがあると利用不可です。

利用可能なポイントは通常ポイントのみで、期間限定ポイント、他社から交換したポイント、楽天キャッシュは利用できません。

楽天e-NAVIより入力する項目は、利用したいポイント数だけです。

利用条件

利用条件は、以下の通りです。

・ 1回で利用可能なポイント:50~3万ポイント(1ポイント単位。ダイヤモンド会員は50万ポイントまで)

・ 1か月に利用可能なポイント:10万ポイント(ダイヤモンド会員は50万ポイントまで)

・ 1か月の利用可能回数:最大5回

・ 申込期限:毎月12日~最長24日まで

【¥】実質的な現金化は難しい

実質的な現金化は難しい
≪画像元:NTTドコモ

dポイントは、銀行口座への出金やdカードの利用代金への充当ができません。

あえて現金化に近い方法としては、以下の3つがあります。


・ dカードプリペイドへのチャージ

・ ドコモのケータイ料金に使う

・ 日興フロッギーでのdポイント投資


いずれも1ポイント=1円のレートで交換可能ですが、一長一短です。

この中で、期間・用途限定ポイントを利用できるのは日興フロッギーですが、証券会社の口座開設が必要です。

ドコモユーザーでない人は、ドコモのケータイ料金や光回線料金とも縁がありません。

最も使い勝手が良さそうなのは、世界中のMastercard加盟店、iD加盟店で利用できる(一部利用できない商品・サービスあり)dカードプリペイドでしょうか。

【Pontaポイント】au PAY残高にチャージ → auじぶん銀行口座へ出金

Pontaポイントは、au PAY残高にチャージ → auじぶん銀行口座へ出金という2ステップで現金化できます。

1. au PAY残高にチャージ

au PAY残高にチャージ
≪画像元:auフィナンシャルサービス株式会社

まず、Pontaポイントをau PAY残高にチャージ(1ポイント=1円)しましょう。

アプリやWEBから簡単にチャージ可能、100円単位で月間合計2万円までチャージできます

アプリからは「チャージ」→「その他チャージ方法」→「Pontaポイント」とタップし、チャージする金額を入力するだけです。

2. auじぶん銀行口座へ出金

auじぶん銀行口座へ出金
≪画像元:auじぶん銀行

チャージしたau PAY残高は、以下の手順で出金してください。

1. au PAYアプリのメニュー(横三本線)をタップ

2. 「払出する」をタップ

3. 払出額を入力し「OK」をタップ

4. 払出金額を確認のうえ、au暗証番号を入力して「OK」を押すと払出完了

払出にはauじぶん銀行の口座とau PAYプリペイドカードが必要です。

払出には以下の手数料が発生し、払出金額から減算されます。

・ 払出金額が2万円未満:220円(税込)

・ 払出金額が2万円以上:払出額の1%(税別)

1回あたりの払出可能金額は10万円(1円単位)ですが、月間限度額に制限はありません。

【LINEポイント】LINE証券口座にチャージ→出金

LINEポイントを直接現金化はできませんが、LINEポイントをLINE証券口座にチャージ → 出金という2ステップで現金化できます。

1. LINE証券口座にチャージ

LINE証券口座にチャージ
≪画像元:LINE証券

まずは以下の手順で、LINEポイントをLINE証券口座にチャージしてください。

ちなみに、LINEポイント → LINE Pay残高へのチャージはできません

1. LINE証券アプリのメニューアイコンをタップ

2. 「入金」をタップ

3. 入金する金額を入力

4. 入金に利用するポイント数を入力(1ポイント=1円で利用可能)

5. 「決済」をタップ

2. LINE証券口座から出金

入金が完了したら、今度は以下の流れで出金しましょう。

1. LINE証券アプリのメニューアイコンをタップ

2. 「出金」をタップ

3. 出金する金額を入力

4. 出金先の金融口座を登録

5. 取引暗証番号(6ケタ)を入力

6. 出金入力画面に戻り、「出金する」→「出金を確定する」をタップ

手続き完了から1~3営業日後には、口座に出金されています。

出金手数料は220円です。

【Vポイント】三井住友カードの支払いに充当

三井住友カードの支払いに充当
≪画像元:三井住友カード

三井住友カードのVポイントは、三井住友カードの支払いに充当することで、実質的な現金化が可能です。

1ポイント=1円として、カードショッピングやiD利用分の支払い金額に充当され、キャッシュバック充当分に対してもポイントが付与されます。

カード利用がなくても繰り越しできますが、繰り越しの有効期限は3か月間で、それを過ぎるとキャッシュバックは失効します。

Visa加盟店、iD加盟店でも利用可能

Visa加盟店、iD加盟店でも利用可能
≪画像元:三井住友銀行

Vポイントアプリがあれば、貯まったVポイントをVisa加盟店(タッチ決済、ネット)やiD加盟店でも利用できます。

1ポイント=1円として利用可能です。

実店舗ではスマホを使うので、Apple Pay(iD、Visaのタッチ決済)またはGoogle Pay(Visaのタッチ決済)に設定してください。

タッチ決済を導入していないVisa加盟店では利用できず、Android端末ではiDによる支払いができないため、Visa加盟店でのみ利用できます。

【JRE POINT】Suicaにチャージ→解約による払い戻し

ビューカードやSuicaなどの利用で貯まるJRE POINTは、Suicaにチャージ → 解約による払い戻しという2ステップで現金化できます。

1. Suicaにチャージ

Suicaにチャージ
≪画像元:JR東日本

JRE POINTをカードタイプSuicaにチャージするには、駅のATM「VIEW ALTTE」、JRE POINT WEBサイトのいずれかから手続きしてください。

モバイルSuicaならアプリからできます。

1ポイントから1ポイント単位でチャージ可能です。

ただし、カード残額が2万円を超えるチャージはできず、期間限定ポイントもチャージできません

2. 解約による払い戻し

チャージしたら、Suicaエリア内のJR東日本の駅のみどりの窓口、駅のATM「VIEW ALTTE」などで解約による払い戻しを受けてください。

モバイルSuicaはアプリから手続きできますが、銀行口座に振り込まれるまで2週間~1か月程度かかります。

Suica残高から手数料220円を差し引き、デポジット500円を加えて返金となります。

残高が1,000円の場合、1,000-220+500=1,280円の返金です。

残高が220円以下の場合は、手数料の差し引きや残高の返金はなく、デポジットのみの返金となります。

【JALマイル】JAL Global WALLETへのチャージ

JAL Global WALLETへのチャージ
≪画像元:JALペイメント・ポート株式会社

JALマイルで最もシンプルな「ほぼ」現金化は、Mastercardブランドのプリペイドカード「JAL Global WALLET」へのチャージです。

3,000マイルは1,500JGWポイントに即時チャージできますが、一度に交換するマイル数が多いほど交換レートがアップし、1万マイルなら1万1,000JGWポイントと、1マイル=1.1円の価値となります。

JGWポイントは1ポイント=1円として、ほぼ世界中のMastercard加盟店で利用できるほか、非接触決済のMastercardコンタクトレスにも対応しています。

また、200円のATM手数料、為替コストがかかるものの、海外のATMから現地通貨として引き出すことも可能です(国内ATMから日本円として引き出すことは不可)。

手数料がかかる場合は現金化以外の方法も

もらって最もうれしいものは現金です。

しかし、ポイントを現金に換えると手数料が発生したり、交換レートが良くなかったりします。

交換後の価値が大幅に下がるようでしたら、現金化以外の方法も検討しましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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