汚れありの洋服などは相場よりも安いので、気にならない程度であれば買うだけでお得。
なぜなら、汚れが取れれば購入金額より高く売れる可能性があるからです。
一体どういうことなのか、お値打ちと言える理由をご紹介していきましょう。
目次
汚れてしまったからと言って、すぐにあきらめて売られていることも
筆者はミドルクラスのブランドウェアをよく取引しているのですが、そんなブランドのアイテムがメルカリに出されている時、小さなシミなどができてしまったため格安で販売されているアイテムを見つけることがあります。
出品者の方の立場に立つと、確かにお気に入りの服が汚れてしまうと気持ちがなえてしまい、売りたくなると言うのもわかります。
しかしときどき、
と思うアイテムが、相場の半額以下で出品されているのを見つけることがあります。
5万円のアイテムが半額程度で出品されている場合も
具体的に筆者が見つけた汚れありのアイテムは、それまでメルカリでウォッチしていた相場が5万円以上だったのですが、3万円強で出品されていました。
そこからさらに5,000円程度の値下げ交渉をしたら、あっけなく値下げをしてもらえ、2万円台で購入。
実際にものが届いたら、小さなシミ以外はほぼ新品同様の状態で、それだけでも十分満足できる買い物でした。
しかしさらにこの小さなシミさえ取ってしまえば、価値としては相場の5万円程度になると思うと、やはりしみ抜きにチャレンジしたくなってしまうものです。
メルカリの写真では汚れのレベルは分からない
そこで、
「この汚れさえ取れれば、相場の半額でお気に入りのアイテムがゲットできるのでは?」
と考えるのですが、実際のところメルカリの商品写真だけで、汚れの状態を判別するのは結構難しかったりします。
筆者の例でも、画質の悪い商品写真で汚れの状態が掲載されていたので、シミがどの程度の大きさなのかもはっきりわからなかったのですが、このくらいならなんとかなるのでは?という判断で購入することにしました。
何の汚れかをはっきりさせる
もし汚れの状態をできるだけ正確に把握したいのであれば、汚れが何によるものなのかを質問してみても良いでしょう。
例えば軽い油汚れなどなら、それなりに工夫すれば取れる場合もあります。
逆にコーヒーや醤油など、色素の強いものによる汚れはきれいに取れない可能性も高まります。
汚れたから手放そうと考えている出品者は、自力で汚れを取り去ろうというつもりはないので、意外と簡単に取れる原因の可能性もあるので、気になるようなら質問してみると良いでしょう。
しみ抜きクリーニングを利用する
もし見つけたアイテムがまあまあの価格帯のものであれば、ものによってはクリーニングでしみ抜きすることできれいになる可能性があります。
一般的なクリーニング店であれば簡単なしみ抜きなら、料金も千円程度からとなっています。
クリーニング会社によってはクリーニング代にしみ抜きが含まれることもあるので、メルカリで購入したアイテムをクリーニングに出すのなら、一緒にしみ抜きを依頼してみても良いでしょう。
必殺技はやっぱりオキシクリーン
筆者はとりあえず服のシミにはオキシクリーンを利用していますので、今回も試してみました。
オキシクリーンを使えば、衣類の汚れのうち、広範囲に色素の強いものをこぼしてしまったというケース以外であれば、大半はおおむねきれいに取れます。
その結果、油汚れと思われる2ミリ程度のいくつかの汚れは取れたのですが、生地自体がビビッドなコットンだったため、汚れを取った部分が若干色落ちして白っぽくなってしまいました。
しかし黒い点だった汚れ寄りはほとんど目立たなくなったため、結果としては満足な仕上がりと思っています。
ただしオキシクリーンは使い方によって汚れ以外の部分の色落ちリスクがありますから、できるだけ汚れの部分だけピンポイントで使用し、目立たない部分で試すなど、慎重に使うようにしましょう。
キレイにして使ったら高く売れる可能性も
もちろん汚れアリの衣類をきれいにしみ抜きして、相場よりもお得な値段で気になっていたアイテムをゲットできると言うも大きなメリットですが、汚れ取りはもう1つのメリットがあります。
それは、もしそのアイテムに飽きてしまった時、再度メルカリで売る場合に買った値段よりも高額で売れる可能性があると言うことです。
今回のケースで言えば3万円弱で購入したアイテムを5万円以上で売ることができれば、かなりのお得感が出てくるはずです。
このように、汚れのせいでお得に出品されている気になるアイテムをゲットして、汚れをきれいに落とせるのならかなりお得になるはずです。
もちろん汚れが取れないというリスクがありますので、それをある程度考慮しながら最悪そのまま使っても納得できるものであれば、試してみる価値があるのではないでしょうか。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)