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まだ間に合う! ゴールデンウィークにお得な「ファミリーきっぷ」と「ぐるりんパス」

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まだ間に合う! ゴールデンウィークにお得な「ファミリーきっぷ」と「ぐるりんパス」

子供の成長はうれしいことですが、時には切なく感じることもあります。

筆者が切なく感じるのは、交通費や宿泊費などの旅費がかかるようになったことです。

子供料金は大人の半額ほどとはいえ、安いものではありません。

食事もしっかり1人分必要となりましたし、旅費はかさむ一方です。

そこでこちらの記事では、ゴールデンウィークの子連れ鉄道旅におすすめのお得なきっぷを紹介していきます。

ゴールデンウィークの過ごし方に迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。

子連れ鉄道旅におすすめのお得なきっぷ

ゴールデンウィーク「お子様1000円!」ファミリーきっぷ

「ゴールデンウィークお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、山陽新幹線、北陸・南紀・北近畿・山陰方面のおでかけにお得な切符です。

対象となる区間と列車なら、こどもは一律1,000円で特急列車の指定席に乗車できます。

参考までに、指定席特急券を通常購入した場合の料金と比較してみましょう。

2023年4月28日出発の、大阪市内から博多駅までの指定席特急料金は、次のようになっています。

大人 1万6,420円

子供 8,200円

合計 2万4,620円

この区間をファミリーきっぷで乗車すると、次のようになります。

大人 1万5,210円

子供 1,000円

合計 1万6,210円

なんと、8,410円もお得になりました。

割引率は利用する区間や列車によって異なりますが、割引率の低い区間でも3,000円ほどの節約が可能です。

そんなお得なファミリーきっぷの対象となる区間や利用条件について、分かりやすく説明していきます。

対象となる区間と列車

ファミリーきっぷで利用できる区間と列車は、次の通りです。

対象区間利用できる列車
山陽新幹線大阪市内~岡山・広島・小倉・博多などのぞみ・みずほ・ひかり・さくら
北陸線・北陸新幹線大阪市内~福井・金沢・富山特急サンダーバード

北陸新幹線(自由席)

南紀方面大阪市内~白浜特急くろしお
北近畿方面大阪市内~城崎温泉特急こうのとり
山陰方面大阪市内~出雲市山陽新幹線

特急やくも


購入できる期間

ファミリーきっぷは、例年ゴールデンウィークや夏休み、冬休みの期間中に販売されています。

2023年のゴールデンウィーク期間では、4月28日(金)~5月7日(日)に利用可能です。

発売期間は、4月3日(月)~5月4日(木)

利用開始日の1か月前から3日前まで購入できます。

利用開始日とは、「ゆき」の列車に乗る日のことを指します。

たとえば4月29日に乗車するなら、4月26日までの購入が可能です。

とはいえ、ファミリーきっぷの販売枚数には限りがあります。

旅行の計画が整い次第、早めに予約しておきましょう

購入できる場所

ファミリーきっぷは、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489(ゴヨヤク)」でのみ購入可能です。

e5489で購入後、乗車前にみどりの窓口やみどりの券売機などできっぷを受け取ります。

切符を受け取っていないと、予約した列車に乗車できないこともありますので気を付けましょう。

利用の条件と注意点

ファミリーきっぷの利用には、次のような条件と注意点があります。

・ 子供1人を含む2人以上が同一行程で旅行する

・ 子供用のきっぷは1回の予約で2人分まで

・ 予約した列車の指定席のみに利用可能

・ 乗車日や利用区間、列車など予約の変更は不可

ファミリーきっぷは、大人だけ、または子供だけの購入や利用はできません。

また、利用者が同一行程で旅行することも条件の1つとなっています。

予約した列車の指定席のみに利用でき、予約の変更は基本的には不可能です。

指定列車に乗り遅れた場合は、別途乗車区間に対する指定席特急券などの購入が必要となりますので、時間に余裕をもっての予約をおすすめします。

予約の変更やキャンセルに関しては、JR西日本の公式サイトからご確認ください。

ファミリーきっぷ

≪画像元:JRおでかけネット

ぐるりんパス

観光を目いっぱい楽しむなら、「ぐるりんパス」がおすすめです。

ぐるりんパスとは、路面電車やバス・観光船などの交通機関の乗り放題チケットに、観光施設の入場券や割引券などがついたお得なきっぷです。

JR西日本が展開しているぐるりんパスには、いくつかの種類があります

・ 城崎温泉・天橋立ぐるりんパス

・ 松江・出雲ミニぐるりんパス

・ 岡山・倉敷tabiwaぐるりんパス

・ 宮島・瀬戸内tabiwaぐるりんパス

・ 下関・長門tabiwaぐるりんパス

ぐるりんパス

≪画像元:ぐるりんパス

この中でも筆者のおすすめは、「城崎温泉・天橋立ぐるりんパス」です。

城崎温泉・天橋立ぐるりんパス

城崎温泉・天橋立ぐるりんパスは、関西~北近畿方面の特急列車の指定席に、現地での交通チケットや観光施設入場券のついた往復タイプのチケットです。

利用できる観光施設は全部で7か所。

「このパスさえあれば、あとの旅費は飲食代だけですむのでは?」と思えるほど充実しているのに、特急列車の指定席料金と変わらない価格で利用できます。

ぐるりんパスのお得感を分かりやすくするために、通常の交通費や観光施設の利用料を計算してみましょう。

ぐるりんパスと通常の指定席特急料金比較

城崎温泉・天橋立ぐるりんパスの料金は、出発地によって異なります。

通常購入した場合の指定席特急料金と、並べて比較してみましょう。

ぐるりんパス往復の指定席特急料金
京都市内発着大人 1万2,280円

こども 6,140円

大人 1万1,540円

こども 5,760円

大阪市内発着大人 1万3,280円

こども 6,640円

大人 1万3,080円

こども 6,520円

神戸市内発着大人 1万2,780円

こども 6,390円

大人 1万2,420円

こども 6,200円

※記載の指定特急料金は、2023年4月28日出発を条件に駅探で検索した料金です。

ぐるりんパスとの差額は出発地によって異なりますが、200~740円となっています。

利用できる観光施設と通常かかる入場料

次は、城崎温泉・天橋立ぐるりんパスで利用できる観光施設と、その利用料をチェックしてみましょう。

大人小人
城崎マリンワールド2,600円1,300円
城崎温泉ロープウェイ(往復)1,200円600円
城崎文芸館500円

(中高生 400円)

無料
城崎麦わら細工伝承館300円

(中高生 200円)

無料
レンタサイクル(城崎温泉観光センター)2時間500円利用不可
出石家老屋敷200円

(高・大学生 120円)

無料
天橋立傘松公園ケーブルカー・リフト共通券

(府中駅~笠松駅往復)

680円340円
天橋立観光

(天橋立桟橋~一の宮桟橋往復)

1,200円600円

観光施設7か所の利用料の合計は、次のようになりました。

大人 7,180円

子供 2,840円

さらにぐるりんパスを利用すると、自由周遊区間のJR・京都丹後鉄道(快速・普通列車)・全但バス(指定路線バス)・ゆめ田島周遊バス「たじまわる」は乗り放題となります。

指定特急料金とほとんど変わらない料金でこれだけのサービスを利用できるのは、かなりお得といえるでしょう。

購入できる期間

城崎温泉・天橋立ぐるりんパスは、利用日の1カ月前から前日まで購入可能です。

2023年4月時点での利用期間は、2023年4月1日~2023年12月31日となっています。

購入できる場所

城崎温泉・天橋立ぐるりんパスは、JR西日本の予約サービス「e5489」のみで予約・購入可能です。

予約完了後、出発前にみどりの窓口やみどりの券売機できっぷを受け取りましょう。

予約の変更やキャンセルに関しては、JR西日本の公式サイトからご確認ください。

参照:JRおでかけネット「城崎温泉・天橋立ぐるりんパスの払いもどしについて」

利用の条件と注意点

城崎温泉・天橋立ぐるりんパスの利用には、次のような条件と注意点があります。

・ 2人以上が同一行程で旅行する

・ こどものみの利用は不可

・ 観光施設の休業日には注意する

大人を1人以上含む2人以上での、同一行程での旅行が条件です。

同伴者と出発地が異なる場合は利用できません。

また、観光施設にはそれぞれ休業日があります。

ぐるりんパスを予約する前に、各施設の公式サイトなどで確認しておきましょう。

お得なきっぷでゴールデンウィークを楽しもう

子連れの旅行は何かと費用がかさみます。交通費を少しでも節約で切ればありがたいですね。

ファミリーきっぷは利用日の3日前、ぐるりんパスは利用日の前日まで購入できます。

ゴールデンウィークの予定がまだ決まっていないなら、ぜひチェックしてみてください。(執筆者: 桧山 あい)

《桧山 あい》
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執筆者: 桧山 あい 桧山 あい

神戸に住む元美容師です。ライター業のスタートは2018年。2年の兼業生活の後、2020年8月に専業ライターとなりました。美容系はもちろん、子育て系や教育系、動物系の執筆が得意です。私にとって節約は生活の一部。「出費は削れども心は削らぬ」をモットーに、楽しい倹約生活を心がけています。 寄稿者にメッセージを送る

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